基本情報
【日帰り入浴時間】
14:00〜21:00
【日帰り入浴料】
1000円
【タオル】
100円
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
【客室数】
17室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★★☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
025-783-2219
泉質
■源泉
丸山温泉 上村の湯2号
■泉質
ナトリウム-塩化物冷鉱泉
(食塩泉)
■温度
16.6度
■pH値
pH8.1
■成分総計
2617mg
新潟県 丸山温泉ってこんなところ
石打丸山スキー場の近くにあります。
1962年に掘削に成功した新しい温泉です。
宿は古城館の一軒のみ。
城郭風の和モダン旅館
古城館は丸山温泉唯一の宿。
名前のとおり見た目はお城そのものです。
奥に見えるのは石打丸山スキー場です。
ただ、昔この辺りにお城があったというわけではなさそう。
建物は雪国仕様なので、2階部分に玄関があります。
古城館は私的には全然ノーマークだったのですが、館内に入るとびっくり。
見た目に反して館内は新しく、和モダンでオシャレな感じに統一されています。
古城館はペットと泊まれる宿。
ちょうど15時のチェックイン時に訪れましたが、お客さんは見事に全てワンちゃん連れでした。
フロントも城郭風。日帰り入浴は1000円。
説明がとても丁寧です。
タオルは100円でロゴ入り。
大浴場は階段で一階。
一階にも玄関がありますが、スキーやスノボをレンタルできるよう。
さすがはスキー場の側にある旅館。
大浴場は石ぼちゃと蔵ぼちゃの二つ
大浴場入口。
お風呂は蔵ぼちゃと石ぼちゃの2箇所。
その他に星ぼちゃという貸切風呂もあります。
ところで、ぼちゃって何なんでしょう?
どうやらこのあたりの方言で、お風呂という意味らしい。
蔵ぼちゃは築100年の本物の蔵を改装したもので、宿のウリになっています。
日帰り入浴の時間帯は男湯が石ぼちゃ、
女湯が蔵ぼちゃです。
細長い脱衣所。
これはシャンプーバイキングですね。
こちらが大浴場!すげーことになってます。
まさしく御殿のようなお風呂。
天井は総檜という超贅沢なもの。
ものすごくお金かかってそう。。
なんと言っても天井がすごい。
寺社建築では最高の格式を表すとされる折上格天井。
こんなものがまさかお風呂にあるとは。
殿様にでもなったかのような気分ですわ。
折上格天井は永平寺とかにあるこれです。
カランもすごいです。細部までお城にこだわり。
床は畳敷きで滑りにくくなっています。
湯船は石でてきています。
石ぼちゃなので。
泉質はナトリウム-塩化物冷鉱泉。
源泉温度は16度の鉱泉で加温されています。
循環消毒もありのため、温泉らしさはほぼ感じず。
まあでもこの雰囲気に圧倒されて、
温泉が弱いことは気になりませんでした。
露天風呂は左右2つに分かれています。
舟形の露天風呂。内湯に比べると露天風呂はインパクト弱め。
反対側もこんな感じでほぼ左右対称。
もしかしたら、もともと男女別のお風呂だったものを改装したのかも?
湯上り処もなんかオシャレだったので入ってみました。
マッサージチェアにソファ。
ちょっとした客室のような感じですね。
ペットに優しい旅館なので、ゲージも置いてありました。
湯上がりに冷たいお水を一杯。
さるなしアイスもおススメです
ロビーで気になるものを発見。
さるなしジュースとアイスがオススメらしい。
ということでさるなしアイスを購入。
オシャレなラウンジでいただいてみました。
サルナシというのはキウイの原種らしい。
これは前に秋山郷の温泉で出てきたサルナシのデザート。
縞模様が入った超ミニスイカみたいな見た目。
キウイの親戚なので酸っぱいのかと思いきや、酸っぱさは控えめで食べやすい。
それよりもアイス自体がかなりのレベルで美味しかったです 。
古城館はペット好きには嬉しい旅館。
温泉らしさは弱めですが、ここでしか味わえない御殿のようなお風呂に入れます。
温泉分析書 食塩の鉱泉です
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは2617mgで1000mgを超えます。陽イオンはナトリウム、陰イオンは塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム-塩化物泉です。