大露天風呂の日記

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川渡温泉 旅館ゆさ コーヒー色の単純温泉に日帰り入浴

旅館ゆさ

 

 

 

 

 

1.入浴時間・料金・混雑度


 
 
○日帰り入浴時間 10:00〜16:00

○日帰り入浴料金 500円
○露天風呂    なし
○お風呂の数   内湯(男1・女1)  

○客室数     9室

○タオル     200円(ロゴあり)

○公式HP     なし

○混雑度       お風呂で会った人数 2人

○個人的オススメ度 ★★★☆☆

 

2.場所・電話番号

 

 

〇住所  宮城県大崎市鳴子温泉新町下52-1

〇電話番号   0229-84-7676

 

 

 

 

3.泉質
 


 ■源泉   新町下源泉

■泉質   単純温泉

■温度             36.6度    pH8.1

■成分総計  929mg

 

4.川渡温泉について

 


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川渡(かわたび)温泉は鳴子温泉郷の1つに数えられる温泉。

仙台方面から鳴子温泉郷へ向かうと最初に到着する温泉です。

鳴子温泉郷の中でも最も古い歴史を持ち、1000年以上前に発見されたと伝えられています。江戸時代には仙台藩の御用湯が置かれるなど大いに賑わいました。かつては命取りの病気だった脚気に特に効能があるとされ、「脚気川渡」と称されたほど。最上街道から江合川を挟んだ対岸にあったことから、「川渡」の名がついたと言われています。


 

5.外観・館内・お風呂

 


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旅館ゆさは江合川の左岸にポツンとある小さな旅館。

分類的には川渡温泉に括られますが、川渡温泉街からはかなり離れていて、泉質も全く別。独立した温泉のような雰囲気があります。

近くに似たようなサイズと雰囲気の紅せんという旅館がありましたが、こちらは残念ながら廃業してしまったようです。


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こちらがロビー。観光客向けというよりは、地元民に愛されてそうな旅館という感じ。地元の方と思われる家族連れでロビーは賑わっていました。

泉質的にも単純温泉なので、温泉マニアもあまり訪れません。入浴料は500円。


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タオルは200円でロゴあり。

名入のタオルは鳴子温泉郷では意外と少ないのです。


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お風呂は左側の廊下を進んだ先にあります。


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ちょっと地味なお風呂入り口。

 


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脱衣所。


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こちらがお風呂。露天風呂はありません。

湯気がすごくて、何度撮ってもこんな感じ。

 

貸切の露天風呂もあるのですが、こちらは宿泊者専用のため、

日帰り入浴では利用できません。


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川渡温泉と言えば、緑色の硫黄泉が特徴ですが、こちらはコーヒー色の黒湯に近い温泉。泉質的には東鳴子温泉に似ています。


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泉質は単純温泉。個性的なお湯が揃う鳴子温泉では、おそらく唯一の単純温泉

塩素消毒はありませんが、源泉温度は36度とぬるめのため、循環しながら加温しています。

個人的には36度そのままの浴槽があると嬉しいのですが、東北の人はどうもぬるゆが好きではないのか、あまりお目にかかりません。


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単純温泉ですが、色も琥珀色で、東鳴子温泉によくあるアブラ臭もします。成分的にはギリギリ単純温泉という感じで、泉質的には重曹泉に近いお湯です。


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旅館ゆさは単純温泉ですが、お湯的には東鳴子温泉に近いアブラ臭のする黒湯。成分量は少なめなので、刺激は少くなく、入りやすい温泉です。

 

 

6.温泉分析書の説明

 



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溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。

こちらは917mgのため、惜しくも単純温泉です。

 

単純温泉と言っても何も入っていないわけではなく、成もし1000mgを超えていれば、ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉になる温泉です。