ホテルリブマックスリゾート川治
1.入浴時間・料金・混雑度
〇日帰り入浴時間 15:00~20:00
〇日帰り入浴料金 1000円
〇露天風呂 なし
〇お風呂の数 内湯露天(男1・女1)
〇タオル 200円(バスタオル・フェイスタオルレンタル)
〇客室数 72室
〇公式HP https://www.livemax-resort.com/tochigi/kawaji/
〇混雑度 お風呂で会った人数 2人
〇個人的オススメ度 ★★★☆☆
2.場所・電話番号
〇住所 栃木県日光市川治温背川治11
〇電話番号 0288-78-0011
3.泉質
■源泉 川治1・2号混合泉
■温度 40.5度 pH 7.82
■成分総計 413mg
4.川治温泉について
川治温泉は鬼怒川温泉の上流に位置する温泉です。温泉の歴史は意外と新しく江戸時代の1718年。この地を襲った洪水で集落が水没し、水が引いた後に温泉が湧いているのが発見されたそうです。
温泉街で一番目立つ一柳閣本館など比較的大型の旅館が多かった川治温泉ですが、旅館のほとんどは廃業するか名前が変わり、昔から変わらず営業している旅館は、老舗で名物の絶景露天風呂を持つ柏屋旅館など数軒しかありません。宿屋伝七という立派な旅館もありましたが、今では星野リゾートになり庶民の手の届きにくい旅館になってしまいました。
そして川治温泉は日帰り入浴にあまり寛容ではありません。
登隆館という渋めで源泉を堪能できる旅館もあるのですが、コロナの影響で最近日帰り入浴はやめてしまったよう。
5.外観・館内・お風呂
リブマックスリゾート川治も昔は蘭陵(らんりょう)というかっこいい名前の老舗旅館。廃業し今ではリブマックスリゾートになっています。
建物はアパートのような感じであまり趣はありません。赤色の屋根に黄色の壁という奇抜な組み合わせです。
玄関は少し旅館時代の面影を残しています。
館内はリゾートホテルだけあり、黒を基調としたシックで落ち着いた雰囲気になっています。日帰り入浴は遅めスタートの15時から。
なので宿泊のお客さんのチェックインとバッティング。。
この時はフロントに受付を待つ長蛇の列が。。
日帰り入浴お断りされるかとひやひやしましたが快く受け入れてくれました。入浴料1000円です。
200円でバスタオルとフェイスタオルをレンタルできます。このバスタオルがバスローブくらい大きくてふっかふか。200円でいいんでしょうか。
お風呂は1階と地下1階。玄関は2階なのでフロントから階段でおります。時間で男女が入れ替わりますが、日帰り入浴の時間帯は1階が男性用、地下1階が女性用になります。
1階は十三泉(とうさんせん)、地下1階は蘭陵という名前のお風呂。旧旅館の名前を冠しているとおり、地下1階のほうがメインのお風呂です。大きな岩風呂と露天風呂も2つあるようです。
階段を降りて突き当りを左に曲がります。
長い廊下を進み途中で右に曲がります。
さらに左に曲がると男湯、もう一階降りると女湯になります。
脱衣所。とても広いです。
脱衣所から露天風呂がスケスケに見える造り。
このタイプは入ってる方はなんか見られてる感じがして意外と気になるんですよね。
お風呂の入り口。サウナもありました。
湯気がすごいですが内湯です。ホテルだけありシャワーやシャンプーなどはさすがしっかりしています。
泉質は単純温泉です。川治温泉の源泉は40度とぬるいのですが、内湯は加温されているため、川治温泉の本来の温度は感じられません。
露天風呂は大きな丸型。こちらは加温されていないようでぬるめの源泉を堪能できます。川沿いにあり景色も良いです。ぬるくていいのですが、ずっと入っているとちょっと寒いです。加温された内湯はあがり湯にちょうどよい感じ。
お湯は無味無臭です。成分総計は薄めですが、やけどは鬼怒川、傷は川治と言われた効能の高い温泉。これだけ大きな旅館ですが、循環ではなくかけ流しのようです。湯量が豊富じゃないとできません。
その証拠に入口の急坂は凍結防止で温泉垂れ流しでした。
湯量の多さがわかります。
入浴料は1000円と少し高いですが、川治温泉で日帰り入浴ができる貴重なホテルです。
6.温泉分析書の説明
溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。
こちらは399mgとかなり薄いため、単純温泉です。
単純温泉と言っても何も入っていないわけではなく、もし1000mgを超えていれば、ナトリウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉になる温泉。旧泉質名では含芒硝重曹食塩泉となる温泉です。