湯西川館本館
日帰り入浴時間 13:00~20:00
日帰り入浴料金 500円
露天風呂 あり
お風呂の数 内湯露天(男1・女1)
内湯(貸切2)
タオル 100円(ロゴあり)
源泉 高手観音の湯
温度 64.0度 pH 8.76
成分総計 333mg
源泉 前山源泉
温度 62.0度 pH 8.71
成分総計 267mg
湯西川温泉(ゆにしがわ)はまさに秘湯と呼ぶにふさわしい深い山間に湧く温泉です。湯西川ダムの建設に伴い整備された高規格道路のおかげで今ではアクセスがかなり良くなりました。
壇ノ浦の戦いで敗れた平家がこの地に逃れてきたとされ、温泉も落人によって発見されたそうです。湯西川温泉の旅館は平家落人伝説にちなんだところ多く、往時の雰囲気を味わえます。
湯西川温泉は比較的収容力の大きい有名旅館はことごとく日帰り入浴を受け付けてくれません。逆に小規模~中規模の旅館は日帰り入浴を受け付けてくれます。
リニューアルや何かで旅館の名前がころころ変わるのも湯西川温泉の特徴。
伴久ホテル→ホテル湯西川
湯西川国際観光ホテル→花と華
かめや平家の庄→揚羽
そんな中で昔から名前も変わらず建物も昭和な雰囲気をそのまま残すのが湯西川館本館。
湯西川館本館ってことは別館もあります。ホテル湯西川別館は隣にありますが、こちらは名前が変わり湯の季(ゆのとき)になっています。経営が同じだったかどうかは不明。
ロビー。宿の方がテレビを見てくつろいでいました。一瞬宿の方かどうかわからず声を掛けていいのか悩みました。
日帰り入浴は13時からですが12時くらいでも受け付けてもらえました。湯西川温泉の日帰り入浴はどこもほぼ500円。
タオルは100円。ただのピンク色でロゴはありません。
旅館は山の斜面に沿って立っていて階段で3階まであがります。エレベーターもあり。
3階には内湯露天と貸切風呂があります。
お水あり。
男湯入り口。
脱衣所。非力ですがドライヤーもあり。
天井にはいかにも昭和な青い羽根の扇風機。
湯気が多いですが広めの内湯です。源泉温度が比較的高い湯西川温泉らしくお湯はピリっと熱め。
シャワー、シャンプー、ボディソープ類完備。
内湯の湯口は階段状になっています。こちらのお湯はわずかにたまご臭がします。
内湯だけかと思いきや露天風呂もありました。
この箱みたいなものも夏場は浴槽になるでしょうか。
湯口には重曹と思われる白い析出物。
ここの旅館は高手観音の湯と前山の湯の2つの源泉をもっています。前山の湯が少したまご臭ありの源泉。
うたせ湯と書いてますが結局どこにあるのかわかりませんでした。(今はもうない?)
続いて貸切風呂。空いていれば日帰り入浴でも入れます。
檜風呂と石風呂の2つでどちらも内湯のみです。
こちらが十和田石の石風呂。二人も入ればいっぱい。
ほぼ同じサイズの檜風呂。
湯西川温泉は美肌の湯全国一。
総硫黄(分析書の硫化水素イオン、チオ硫酸イオン、遊離硫化水素の合計)が2mg以上であれば硫黄泉を名乗れますが、ここは1.7mgとあと一歩とどかず。なので単純温泉になります。