洲走の湯の日帰り入浴ってどんな感じなの?
年間300箇所以上日帰り入浴している温泉ソムリエが、実際に訪れてレポートします。
こんな人におすすめ
営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
9:00〜21:00
▶日帰り入浴料
500円
▶タオル
サービス
▶お風呂の数
内湯(男1・女1)
▶サウナ
なし
▶住所
▶電話番号
0242-85-2658
洲走の湯の外観と館内
のどかな里山の田園風景の中に一軒宿があります。
かつては旅館でしたが、現在は日帰り入浴のみの営業。
会津坂下ICから車で10分ほどで、アクセスは悪くないです。
150年以上前に発見されたと言われ鉱泉で、建物もおそらく往時のまま。郷愁を誘うこの雰囲気すばらしいです。
縁側には干しざるが吊るされていました。
宿の前は田んぼになっていて、ちょうど稲刈り中。
宿の方のご家族でしょうか。
「みんなの田舎」というのがキャッチフレーズ。
あちらこちらに看板があります。
写真右手の建物が浴室部分です。
館内も味があります。「すみませーん」と呼んでみると、
「はい どうぞー」と奥からご主人の声。
日帰り入浴は500円です。
木造の階段もいい感じ。宿泊できた時代に泊まって見たかった。
このあたりはリンゴが有名なようで、近くにリンゴ畑もあり。
袋詰されていたので売ってるのだとは思いますが、値札などはなし。時価?
お風呂はこっちねと、ご主人が案内。
右手が男女別の内湯。洗濯機やら何やらで生活感ありまくりな雰囲気。
タオルは無料で貸してくれました。
タオルは「使い終わったら、ここに投げておいて」とのこと。
洗濯機の横のバケツにお返しします。
洲走の湯の温泉
さっそくお風呂へ。提灯と御簾がやけに立派な雰囲気を演出。
脱衣所。
お風呂もひなびた感じが理想だったのですが、浴室周りは綺麗にされています。
こちらが内湯。シンプルでちとつまらない気もしますが、清潔です。
窓ガラスはすりガラスなので景色は見えませんが、森のような?山のような?柄付き。
浴室を飾るのは、洲走の湯の風景を描いた絵。
味のあるタッチでほっこりします。
カランは3つ。ボディソープのようなボトルが1本のみ。
シャンプー等はなさそう。
温泉分析書は見つけられませんでしたが、泉質はアルカリ性単純温泉とのこと。お湯にじっくり浸かれば、ヌルスベなトロミを感じます。
鉱泉なのでもちろん加温していますが、とても適温。
古くから、皮膚病に効くと言われてきた鉱泉で、地元の方もバケツをもち水をもらいにくるのだとか。
貸切状態でこの鉱泉を満喫できました。
お風呂から上がると、ご主人が田んぼで稲刈り中。
「もうあがったの?早いね」とご主人。大変気持ちよかったです。
以上、洲走の湯の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです
日帰り入浴してみた感想まとめ
洲走の湯は地元民の利用が多そうな温泉であまり観光客向けという感じではありません。ただ、みんなの田舎というキャッチフレーズどおり、誰が来ても歓迎してくれそうな感じ。温泉の効能はよく知られているようで、私が入浴した後も、すぐに別のお客さんが訪れていました。
洲走の湯の泉質と効能