福島県 母畑・猫啼温泉ってこんなところ
母畑(ぼばた)温泉と猫啼(ねこなき)温泉は福島県石川町にある温泉。
いずれものどかな田園地帯にある温泉です。
母畑温泉は、源義家が前九年の役で傷ついた兵士を清水で洗ったところ傷が全快したという伝説が残っており、900年以上の歴史があります。
和泉式部が京へ上る際、この地に愛猫を置き去りに。それを悲しんだ猫が、式部を慕って鳴き続けたことから、猫啼温泉と呼ばれるようになったそう。
母畑温泉と言えば有名なのは八幡屋。田園地帯に突如御殿のような巨大旅館が現れます。逆にその他は小さな旅館が2件のみで、ギャップがすごいです。
母畑温泉は日帰り入浴に厳しく、八幡屋は当然不可。1件のみで可能です。
猫啼温泉は2件旅館がありますが、いずれも日帰り入浴可能です。
母畑・猫啼温泉の泉質
なんと戦前はウラン鉱山があったというから驚きです。
放射能泉の成分はラジウムのため、ウランは直接関係ありませんが、この一帯は放射能とはゆかりの深いエリア。
ラジウムを含む非常に珍しい泉質で、東北ではここくらい。
源泉は14度~18度ほどの鉱泉です。
成分総計は100mgほどでかなり薄い温泉。ラジウム以外はほとんど含有していない温泉ですが、微量の放射能は細胞を刺激し、免疫力を高めると言われており、母畑の3日湯と呼ばれるほど効能高い温泉です。
1位 猫啼温泉 井筒屋 8.37マッヘ
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