大露天風呂の日記

現在874湯掲載 旅館好きの温泉ソムリエのブログ 旅館の日帰り入浴情報を徹底的に紹介します!

福島県の温泉
山形県の温泉
宮城県の温泉
栃木県の温泉
群馬県の温泉
新潟県の温泉
長野県の温泉
山梨県の温泉
神奈川県の温泉
静岡県の温泉

高瀬温泉 旅館山路 植木鉢の湯口が面白い!源泉かけ流し湯に日帰り入浴

旅館山路


 
 

 

基本情報
 

【日帰り入浴時間】

要確認

【日帰り入浴料】

400円

【タオル】

サービス

【露天風呂】  

あり

【お風呂の数】 

内湯(貸切1)

【公式HP】

https://oyajiyamaji.com/index.html

【個人的オススメ度】

★★★★☆

 

 

住所・電話番号
 

 【住所】

新潟県岩船郡関川村湯沢324

【電話番号】

0254-64-1296

 

 

 

 

 

民家風の小さな旅館

f:id:zenigame1:20240330174705j:image

旅館山路は民家風の小さな旅館。

高瀬温泉は高橋屋観山荘やあらかわ荘なんかが有名ですが、この旅館を知ってるいる人そういないと思います。


f:id:zenigame1:20240330180329j:image

日帰り入浴に関する情報もほぼなし。

何度か日帰り入浴アタックを試みていますが、今まですべて敗退しています。

 

この日は土曜日の15時前くらいに電話。

「今からですか?今ならお客さんまだ来ていないのでいいですよ」とのこと。おっついに!念願かなってやっと入れます。

最近はコロナも落ち着いてきたので、日帰り入浴を受付けてくれるよになったようです。


f:id:zenigame1:20240330174843j:image

場所は少し分かりにくい。

高瀬温泉の目抜き通り沿いに駐車場の看板があります。

駐車場と言っても、ますや旅館という現在は廃業している旅館の一角に停める感じです。


f:id:zenigame1:20240330175016j:image

ここからちょっとだけ歩きます。


f:id:zenigame1:20240330175316j:image

看板も何もないのですが、この小さな路地の先が旅館山路。

どう見ても旅館がありそうな雰囲気ではない。。

最初、わからずに通り過ぎてしまいました。


f:id:zenigame1:20240330175411j:image

目印はきんつば屋。中村屋というきんつば屋で関川村では有名なお店。きんつば屋の前に路地があるので、そこを曲がります。


f:id:zenigame1:20240330175601j:image

こちらが旅館山路。民家にまぎれてひっそりと佇みます。


f:id:zenigame1:20240330175702j:image

ちなみに宿の奥は荒川の堤防。ちょっと歩けばすぐに河川敷です。


f:id:zenigame1:20240330175758j:image

そんなわけで鮎の釣券やおとりの餌も売っていました。

旅館山路のご主人も鮎釣りをされているよう。

釣人の常連客も多そうな感じです。


f:id:zenigame1:20240330175939j:image

こちらが館内。日帰り入浴は400円。

今まで断られていたのが嘘のように歓迎していただきました。

 

今どき500円以下なんてかなり安いです。

右は厨房になっていましたが、夕食の支度をするまな板の音が。

ほんとに民家みたいな感じで落ちつきます。


f:id:zenigame1:20240330180122j:image

金魚もいました。

 

お風呂は1箇所!貸切利用です


f:id:zenigame1:20240330180253j:image

お風呂は玄関の目の前にあります。


f:id:zenigame1:20240330180411j:image

小さな旅館なので、男女別ではなく、お風呂は1箇所しかありません。

なので、誰かが入っていると入浴できず、貸切での利用になります。 日帰り入浴のハードルが高いのも納得。


f:id:zenigame1:20240330180529j:image

脱衣所。


f:id:zenigame1:20240330180615j:image

脱衣所にあるタオルは使っていいとのこと。


f:id:zenigame1:20240330180659j:image

こちらがお風呂。露天風呂はなく内湯のみです。

小さく景色もないのですが、雰囲気がよく、一瞬で気に入りました。


f:id:zenigame1:20240330180759j:image

何と言っても目に入るのはアーチ窓に書かれた絵。

どこぞの大自然をモチーフにしているかは分かりませんが、これがいいアクセントになっています。


f:id:zenigame1:20240330180942j:image 

そしてもう一つ目に入るのが、この独特な湯口。

いやあ 湯気といい注ぎ口といいすごくいい感じです。


f:id:zenigame1:20240330181057j:image

よく見ると使われているのは植木鉢。

カエルのお腹に塩ビ管がグサッと貫通。

受け皿にも塩ビ管が通され、湯船にアツアツの源泉が注がれていました。植木鉢はたぶんお湯を冷ますための仕組み。

 

泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。

旧泉質名では含芒硝食塩泉。

源泉は高瀬温泉の1号泉と2号泉を使用。


f:id:zenigame1:20240330181235j:image 

72度の高温の源泉ですが、植木鉢がいい仕事をしているので、ちょっと熱めくらいの湯加減でした。

湯口から湯気がモクモクと出ていたので、覚悟していましたが、

熱くて入れませんなんてことはなし。

 

無色透明のお湯で特徴なさそうに見えますが、成分総計は意外にも2419mgもあり、なかなか濃い温泉です。

食塩メインの温泉ですが、塩味はほぼなし。


f:id:zenigame1:20240330183958j:image

温泉はもちろん源泉かけ流し。


f:id:zenigame1:20240330183829j:image

窓際に置かれた小さな鉢がかわいらしい。

一つだけっていうのもセンスある。


f:id:zenigame1:20240330183918j:image

洗い場は3つありました。

 

旅館山路は小さい旅館ですが、源泉かけ流しの温泉を楽しめます。

植木鉢の湯口も面白いです。

日帰り入浴可能日は少ないので、必ず電話で確認したほうが良いです。

 

 

 

 

 

 

温泉分析書 食塩を含む芒硝泉

f:id:zenigame1:20240330184419j:image

 

 

 

ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(含芒硝食塩泉)

✓源泉 高瀬1号・2号泉

✓温度 72.0度(高温泉)

✓pH値 7.4(中性泉)

✓成分総計 2419mg

✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性うつ状態、皮膚乾燥症