ホテル湯の陣
基本情報
【日帰り入浴時間】
14:00〜17:00
【日帰り入浴料】
1200円
【タオル】
バスタオル貸出220円以上
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
【客室数】
108室
【公式HP】
https://www.itoenhotel.com/yunojin/
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0570-059-780
泉質
■源泉
音羽の湯、グランドの湯、早稲田の湯
■泉質
■温度
46.5度
■pH値
pH8.4
■成分総計
470mg
群馬県 湯檜曽温泉ってこんなところ
湯檜曽(ゆびそ)温泉は水上温泉郷に属する温泉。水上温泉の中心部から車で10分ほどの距離にあります。歴史は水上温泉よりも古く、平安時代に前九年の役で敗れた安倍氏一族が落ち延び、川沿いに滔々を湧くお湯を見つけ、この地をゆのひそむ村と名付けたとか。それがいつしか「ゆびそ」という不思議な地名となり、現在まで続きます。
昭和初期には水上温泉を凌ぐほど栄えた時期もありましたが、現在は小さな旅館が5件ほどの静かな温泉地となっています。
伊藤園系列の大型ホテルです
ホテル湯の陣は湯檜曽温泉最大のホテル。
客室数10室前後の小さな旅館が主流の湯檜曽温泉で、
客室数100室超えの圧倒的なキャパを誇ります。
湯檜曽温泉のメインストリートを超えると、湯檜曽川を挟んだ対岸に大きな建物が見えてきます。
道路橋の横に「露天風呂入浴できます」と書かれた朽ち果てた橋。
歩行者用の橋ですが、板も抜けており、とてもじゃないけど通れません。撤去費用の問題でそのままにされているらしい。
廃墟マニアにも有名な橋だとか。
ロビーは円形の建物部分。
なかなかおもしろい形のホテルです。
ホテル湯の陣は伊藤園系列のホテル。
大江戸温泉と異なり、伊藤園グループの旅館は軒並み日帰り入浴にはケチ。
ホテル湯の陣もつい最近まで日帰り入浴不可でしたが、
昨年夏ごろから始めたようです。
噂を聞きつけ、さっそくやってきました。
エントランスは吹き抜け。
エントラスを見上げると「星の塚」と名付けられたオブジェ。
なんでも太古の昔に奥利根の地に星を狩る民がいたんだとか。
本当かどうかはわかりません。
太古の昔にちなんでいるのか、よく見れば照明は埴輪。
大型ホテルらしく立派なロビー。
日帰り入浴は1200円。
研修中のスタッフさ日帰り入浴客に慣れていなかったようで、
受付に結構時間かかりました。
売店。
大浴場はエレベーターで一階へ降ります。
右は卓球ゾーンで、左はゲームコーナーになっています。
更に奥に進むと湯上がりゾーン。
すごそうな椅子がズラッと並んでいましたが、
ボタンはリクライニング機能のみでした。
そのさらに奥が大浴場。
こちらが大浴場。サイズも申し分なし。
こちらが露天風呂。
水上温泉には全然雪はありませんでしたが、山間の湯檜曽温泉はしっかり雪が残ります。
雪見露天なんてなかなかよきです。
でも露天風呂はめっちゃ熱い。
外気温が低いのはわかりますが、にしても熱すぎな気が。。
そんなわけか、露天風呂はあまり人気がなく、みなさんちょっと浸かって早々に内湯へ切り上げていました。
湯口にも太古の遺物。これは銅鐸ですね。
もはや館主の趣味でしょうか?
銅鐸の湯口は初めて見ました。
泉質は単純温泉。成分総計は470mg。もともとがかなり薄い温泉のため、特徴はほとんど感じません。
これは大型ホテルなのでしょうがないですが、ちょっと塩素臭も。
源泉は早稲田の湯、グランドの湯、音羽の湯の3源泉をブレンド。
ホテル湯の陣は湯檜曽温泉随一の施設を誇る旅館。
小さな旅館にはない充実の施設が魅力です。
温泉感は少し弱めです。
温泉分析書 成分少な目のあっさりとした温泉
溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。 こちらは470mgのため、単純温泉です。
単純温泉と言っても何も入っていないわけではありません。 もし1000mgを超えていればナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉となる温泉です。
成分的にはお隣水上温泉を薄くした感じです。
た、pH8.5以上でアルカリ性とつきますが、こちらはpH8.4で惜しくも届かず。