翠方園
基本情報
【日帰り入浴時間】
要確認(18時くらいまで)
【日帰り入浴料】
1000円
【タオル】
サービス
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯(男1・女1)
【客室数】
11室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★★☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0557-37-5145
泉質
■源泉
岡259号泉
■泉質
■温度
54.4度
■pH値
8.2
■成分総計
968mg
静岡県 伊東温泉ってこんなとこ
伊東温泉は熱海と並ぶ伊豆を代表する温泉地。
ハトヤやジュラクなどの大型ホテルをはじめ、大小様々な旅館があります。
主要な宿のほとんどで日帰り入浴が可能。
豊富な湯量から源泉かけ流しの宿が多いのも特徴です。
伊東ではめずらしい昔ながらの小さな旅館です
翠方園は伊東温泉の山間に立つ小さな旅館。
住宅街の向こうに鬱蒼とした竹林や林が広がる落ち着いたエリア。
大型ホテルが多い伊東温泉で、こうした旅館は貴重な存在。
伊東温泉なので、私もてっきりそれなりに大きな旅館かと思っていましたが、家庭的なサイズの旅館にびっくり。こういう宿の方がお湯も良く、混み合わないのでタイプです。
玄関前には梅の木が植えられていました。
きっと昔は伊東温泉にもこういう旅館はたくさんあったはず。
ですが令和の時代、個人経営のこうした旅館はほとんど姿を消してしまい、今やここと梅屋旅館くらいです。
熱海温泉ではほぼ絶滅してしまいました。
翠方園も廃業などせずに長く続いてほしいものです。
駐車場は宿の裏側にあります。
見事なみかんの木も。伊豆は何気にみかんが有名です。
伊東でもみかん狩りができる所が何箇所もあります。
さっそく館内へ。ちょっと薄暗く古い旅館の匂いがします。
呼び鈴を鳴らすと、宿のおばさんが受付。日帰り入浴料は1000円。
伊東温泉では大型ホテルでも1000円くらいなので意外と高いかも。
タオルは貸してくれます。
日帰り入浴は18時くらいまで。平日はやっていない日もあるので、事前に確認した方がいいです。
お風呂は階段を降りて一階へ。
時を止めたかのような館内。
日曜日の夕方に訪問しましたが、他にお客さんは誰もいない感じでした。
お風呂入口。最初は真っ暗でしたが、電気を点けるとこんな感じ。
真っ暗だとちょっと怖いです。
露天風呂、女湯、男湯と並んでいます。
露天風呂は貸切制。日帰り入浴でも入浴可能です。
趣たっぷりの露天風呂は貸切です
こちらの旅館は露天風呂がウリなのでまずは露天風呂へ。
謎の遊具みたいなものが置いてありました。
どこかの遊園地にあったものを譲り受けたのでしょうか?
かなり年代物な感じがします。
飾られた裸の子供の絵も相まって、独特な雰囲気。
脱衣所。扇風機も相当レトロな品でした。
このサッシを開けると露天風呂です。
こちらが露天風呂。竹林に囲まれた趣たっぷりのお風呂です。
失礼ながら、宿の外観からは予想できない素晴らしい露天。
この写真だけ見たら、湯河原あたりにありそうか高級旅館の露天風呂。
16時過ぎに伺ったのですが、日も沈み初めた黄昏時。
明かりが灯され、より一層いい感じの雰囲気です。
ライトアップされた竹林は格別です。
ただお湯が流れる音だけが聞こえる静寂の空間。
人の気配もなく、熱海温泉などでは味わえない雰囲気です。
大胆に岩を配した露天風呂ですが、所々にかわいらしい親子カエルのの置物。
泉質は単純温泉。
岡259号泉という源泉を使用しています。
源泉は54度。露天風呂に注がれる頃には適温になり、ついつい長湯したくなる気持ちよさ。
しかも源泉かけ流し。
単純温泉で源泉かけ流しというのはなかなか珍しく貴重なんです。
pH8.2の弱アルカリ性の優しいお湯。
源泉が豊富な伊東温泉。山間のエリアでは単純温泉やアルカリ性単純温泉の源泉が多いですが、海沿いは食塩泉など様々。
気になったので男湯の方も覗いてみました。
脱衣所の大きさはあまり変わらず。
内湯はこんな感じ。湯気で良く見えませんが、大きくはなく、家庭的なお風呂です。
椅子の色がカラフルでかわいい。
翠方園は伊東温泉ではかなり小さな旅館。
マニアックなので、他のお客さんにも会わず、独り占めできました。
竹林に囲まれた露天風呂は素晴らしいの一言。
源泉かけ流しなので温泉好きにもオススメできます。
温泉分析書 食塩を含む単純温泉
溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。 こちらは969mgのため、惜しくも単純温泉です。 単純温泉と言っても何も入っていないわけではありません。
もし1000mgを超えていればナトリウム-塩化物泉となる温泉です。