こんな人におすすめ
・駅から近い温泉に入りたい
・ちょっといい旅館で入浴したい
・設備充実の温泉に入りたい
営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
13:30〜15:00
▶日帰り入浴料
2000円
▶タオル
バスタオル・フェイスタオル付き
▶お風呂の数
内湯露天(男1・女1)
▶住所
▶電話番号
0557-81-5181
月の栖熱海聚楽ホテルの外観と館内
月の栖熱海聚楽ホテルは熱海駅にもほど近いエリアにある和風旅館。
聚楽グループのホテルといえば、THE昭和の超大型豪華ホテルというイメージなのですが、こちらは小洒落た和風旅館という感じ。
昭和のかけらもない新しい建物で、大きさも中規模といったところ。
ただし、残念なのは駐車場がないこと。
宿泊客でも駐車場はなく、近隣のパーキングに駐車する感じになります。熱海の旅館あるあるで、珍しいことはではありません。
田原本町という熱海駅前の交差点の近くにあるのですが、ここは渋滞の名所。観光客の横断多いので、青信号でもほとんど進まず。コインパーも付近に何箇所かありますが、この日は日曜日で全て満車。ふざけるなよというくらいに混んでます。
というわけで、遠く離れた海岸線沿いの駐車場に止めざるを得ず。
熱海は坂が多く、海岸からだと階段をひたすら登るハメになります。
これはキツイよ。。
ぜいぜい言いながら、やっとの思いで到着。体力の限界です。
月の栖(すみか)という名前なので、月がモチーフみたいです。
のれんも三日月。
こちがロビー。すばらしくオシャレですね。
ここはきっと高級旅館でしょう。
そんな旅館で、息を切らしながら日帰り入浴をお願いするのはちょっと気が引けますが。
日帰り入浴は2000円!!高っ
全体的にお高い熱海の日帰り入浴でも、最上級のお値段でした。
その代わり、案内はすごく丁寧。
着物を着た若い女性スタッフがわざわざエレベーターまで案内。
深々とお辞儀をしてお見送りしてくれました。
ロビーは3階に位置しており、お風呂は1階です。
月の栖熱海聚楽ホテルの温泉
お風呂入口。殿!姫!という字がかっこいい。
入口に飾られていた在りし日の熱海温泉。
現在ではビルが密集していますが、この当時は人家がぽつぽつ。
今の姿からは想像もできません。
こちらが脱衣所。すっごくきれいです。
脱衣所部門では熱海温泉ナンバーワンでした。
化粧水なのかなんなのかはわかりませんでしたが、なにやらいいフレグランスが香ります。
青のレンガ模様の洗面台が、バックライトに照らされなんともオシャレです。
トイレも自動で開くタイプのやつでした。
こちらが大浴場。宿の裏は熱海の住宅街という立地なので、景色はありません。なかなか大きなお風呂です。
泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物泉
旧泉質名では含食塩塩化土類泉で、食塩ではなく塩化カルシウムが主成分となる珍しい泉質。
熱海駅266号という源泉で、万福の湯と呼ばれるもの。
源泉は79度で高温ですが、お湯は適温に調整されていました。
pH8.0の弱アルカリ性のお湯です。
かけ流しかどうかは分かりませんでしたが、湯口から出るお湯の勢いからして、おそらく循環消毒あり。
ですが、苦塩っぱい熱海温泉特有の味もしっかり感じるので、湯使いはかなりいい方だと思います。
続いて露天風呂へ。
こちらも景色はありませんが、庭木の隙間から、ほんとのちょっとだけ海が見えます。
湯口はカルシウムや食塩なのか、コテコテの析出物が付着。
こちらの温泉は成分総計が6068mgで、割と濃いめの温泉です。
サウナもありますよ。
月の栖熱海聚楽ホテルは高級感漂う和風旅館。
日曜日のオープン13時に訪れたので、誰もいませんでしたが、
14時前ともなると、先ほどとは打って変わって大混雑。
日帰り入浴2000円で、駐車場もないのにこんなに混み合うとは。
やはり熱海駅前の一等地なので、電車で日帰り入浴に来る方が多いのかも。お隣の湯宿一番地という旅館も結構混んでました。
混み合うので、オープンと同時に訪れたほうがいいです。
以上、月の栖熱海聚楽ホテルの日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
熱海温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです。
月の栖熱海聚楽ホテルの泉質と効能