大江戸温泉物語あたみ
基本情報
【日帰り入浴時間】
15:00〜21:00
【日帰り入浴料】
平日1300円
土日祝日1800円
【タオル】
110円
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
【客室数】
76室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★☆☆☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0570-071-126
泉質
■源泉
藤沢湯・熱海181号泉
■泉質
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
(含塩化土類食塩泉)
■温度
69.8度
■pH値
7.9
■成分総計
5382mg
熱海温泉ってこんなところ
大型ホテルやマンションなど立ち並ぶ日本有数の巨大温泉です。
その歴史は今から1500年前と非常に古く、熱湯が吹き出し、魚がもだえ死んだ様子を見て、熱海と名付けられたそう。
江戸時代には徳川家康も入湯し将軍家御用達の温泉として愛されていました。家光は熱海のお湯を江戸城に運ばせたほど。
明治以降も多くの文人墨客に愛され、別荘地としても発展しました。
戦後は新幹線の開通や首都圏からのアクセスの良さもあり、一大リゾート地として発展。一時衰退したものの、現在でも多くの観光客が訪れます。
日帰り入浴の駐車場はありません
大江戸温泉物語あたみは熱海温泉の中心部にある旅館。
熱海駅からだと徒歩15分くらい。
栄枯盛衰の激しい熱海温泉。こちはかつて南明ホテルという名前の旅館でした。
大江戸温泉系列は旧ホテルの名前をそのまま使うのですが、
こちらは南明ホテルの面影はなく、大江戸温泉物語あたみという至ってつまらない名前です。
熱海温泉の湯巡りはは駐車場問題がネック。
狭いエリアに旅館やホテルのほか、市街地が密集しているため、十分なサイズの駐車場を確保できる旅館は少なく、日帰り入浴の場合、駐車場はだいたい使用させてもらえません。
ということで、宿の目の前にコインパーキングがちょうどあったのでそこに停めることに。熱海温泉の相場は1時間500円ほどで、決して安くないのも難点。
大江戸温泉らしい立派な玄関。
葵紋の重厚な扉が目印です。
大江戸温泉系列のホテルは総じて日帰り入浴には積極的。
ですが、どのホテルも15時から開始で、どうしても宿泊客とかちあいます。
しかも熱海温泉はド平日でも混雑するため、15時のオープン狙いでやってきました。
こちらがロビー。おみやげコーナーでちょっとごちゃっとした感じ。 サーティワンのアイスクリームが推してありました。
15時をちょっとはずしたので、フロントは意外と空いてます。
大江戸温泉系列のホテルは、15時ぴったりはチェックイン客でかなり混雑します。
日帰り入浴は券売機制。こちらで入浴券を購入し、フロントへ提出します。インド系の外国人スタッフの方が受付。
日帰り入浴料は平日な1300円ですが、土日は1800円。
さすがは熱海。めちゃくちゃ高い。
これにコインパーの駐車料金なのだから、結構高く付きます。
エレベーターホール前の休憩所。
フロントは5階にあって、お風呂はエレベーターで2階です。
2階に到着。マッサージチェアなどなど。
かなり広い休憩室。どこかの駅の待合室のような感じ。
アイスの自販機もあり。
日帰り入浴は結構混み合います
お風呂は万丈の湯と光彩の湯。
男湯は光彩の湯です。どちらもそれほど雰囲気やつくりは変わりません。
お風呂はと言うと。水曜日だと言うのにめっちゃ混雑。
これは土日だったら芋洗いクラスかもしれません。
内湯はこんな感じです。そんなに特徴はなく普通。
こちらが露天風呂。
景色はいまいち。海側はスリットになっていて、隙間からわずかに海が見えます。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉。
熱海温泉は湯量豊富。源泉も無数にあり、各旅館ごとに異なります。
基本的に食塩メインの温泉であることは共通なのですが、成分総計は3000mgから中には2万mgを超えるものまで様々。
こちらは藤沢湯と熱海181号泉の混合。
成分的には熱海温泉では平均的な5000mgちょっと。
美肌成分のメタケイ酸も114mgと少し多め。
食塩泉はあたたまりが良いため、保温と美肌を売りにしています。
ですが、循環消毒ありなので、塩素臭あり。
こんなに混むのに塩素消毒なかったら、逆に心配なのでやむなし。
大江戸温泉あたみは日帰り入浴料が高く、駐車場もありません。
時間的にどうしても混むのでゆっくり入ることも難しく、温泉的にも循環消毒ありなので、温泉だけが目当てならあまりオススメしません。
温泉分析書の説明 カルシウムを含む食塩泉
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは5382mgで1000mgを超えます。陽イオンはナトリウムとカルシウム、陰イオンは塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉です。