大露天風呂の日記

現在662湯掲載 旅館好きの温泉ソムリエのブログ 旅館の日帰り入浴情報を徹底的に紹介します!

福島県の温泉
栃木県の温泉
群馬県の温泉
新潟県の温泉
千葉県の温泉
山梨県の温泉
埼玉県の温泉
静岡県の温泉

熱海温泉 熱海シーサイドスパ&リゾート こだわりを感じる海が見える露天風呂に日帰り入浴

熱海シーサイドスパ&リゾート

 
 

 

基本情報
 

 【日帰り入浴時間】

16:00〜21:00

【日帰り入浴料】

1000円

【タオル】

バスタオル・フェイスタオル付き

【露天風呂】  

あり

【お風呂の数】 

内湯露天(男1・女1)

【客室数】

78室

【公式HP】

https://www.atamiseaside.com/

【個人的オススメ度】

★★★☆☆

 

 

住所・電話番号

 

 【住所】

静岡県熱海市東海岸町6-53

【電話番号】

0557-82-8111

 

泉質

 

■源泉

熱海252号泉

■泉質   

ナトリウム・カルシウム-塩化物泉

■温度           

 75.8度 

■pH値

8.1

■成分総計  

3793mg

 

 

 

海沿いのリゾートホテルです

 


f:id:zenigame1:20231221212211j:image

熱海シーサイドスパ&リゾートは熱海温泉の海岸通り沿いにあるホテル。大きく翼を広げたような形が特徴的な建物です。

 

写真から見てもわかるとおり、駐車場らしきものが見当たりません。

熱海温泉はホテルのキャパと比べて駐車場が不足。

日帰り入浴の場合は大体停めさせてもらえません。

 

なので、通りを挟んで反対側の海沿いのコインパーキングに停めるといいと思います。このコインパーは30分110円ほどで、熱海温泉でもお安め。敷地も広いのでオススメです。

 


f:id:zenigame1:20231221212642j:image

ロビー。外観はちょっと古そうな見た目でしたが、館内はめっちゃ綺麗で、新しいホテルのよう。

 

日帰り入浴は16時からで遅めのスタート。

というわけで、宿泊客のチェックインとかちあいます。

ド平日だというのにフロントにはチェックイン待ちの行列。

さすがは都内からアクセス抜群の熱海温泉。


f:id:zenigame1:20231221212751j:image

ロビーもとってもオシャレじゃないですか。

二層吹き抜けで、中央はドリンコーナー的なやつです。


f:id:zenigame1:20231221213025j:image

売店もオシャレな感じになっています。

たまに見かける温泉むすめのグッズも。

 

日帰り入浴料は熱海最安


f:id:zenigame1:20231221213131j:image

日帰り入浴は1000円。実はここ熱海の日帰り入浴では最安。

熱海温泉はとかく日帰り入浴料が高くて困ります。

はしご湯なんてしたら破産もの。

 

ここは1000円でバスタオルとフェイスタオルまでついてくるので、コスパは一番いいと思います。


f:id:zenigame1:20231221213331j:image

お風呂はエレベーターで2階。


f:id:zenigame1:20231221213401j:image

吹き抜けラウンジの真上がお風呂になっていました。


f:id:zenigame1:20231221213427j:image

上からラウンジを見るとこんな感じ。


f:id:zenigame1:20231221213501j:image

脱衣所もめっちゃきれいです。この設備で1000円ならむしろ安いです。ロビーはチェックイン客で混んでいたので、お風呂の混雑も覚悟でしたが、不思議なことにお風呂には誰もいません。

これはラッキー。熱海でソロ湯は奇跡です。


f:id:zenigame1:20231221213542j:image 

お水の用意もありました。

 

源泉かけ流しの内湯

 


f:id:zenigame1:20231221213619j:image 

こちが内風呂。おお めっちゃフツウ。

外は海岸線の大通りなので、目隠しで景色もありません。

本来なら海が見えるロケーションですが残念。

 

ですが、内湯はなんと源泉かけ流し。

熱海なのでどうせ循環消毒だろうと思っていましたが、思わぬ誤算。

源泉かけ流しだと主張していないので、言われなければ気づかないかも。

もっと主張してもいい気が。

 

 


f:id:zenigame1:20231221214345j:image

まあ、1000円なので内湯だけかなと思いましたが、露天風呂への入口を発見。


f:id:zenigame1:20231221214408j:image

こちらが露天風呂。なかなか大きくて立派です。

お湯はちょっと緑がかっているように見えます。

 

泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉。

熱海温泉は豊富な湯量を誇り、すべてのホテル旅館で源泉が異なります。基本的にはカルシウムを含んだ食塩メインというのは共通ですが、成分濃度はピンキリ。

 

こちらは熱海252号泉という源泉を使用。

熱海温泉では比較的薄い方の源泉です。

 

露天は循環消毒ありなような気もしましたが、お湯は緑がかっており、湯使いはいいのかもしれません。

 

 

f:id:zenigame1:20231221214912j:image

 

そしてこの露天風呂、景色が見えるようなかなか工夫されています。

下は大通りです本来なら丸見えでもおかしくないのですが、

下から見えないようギリギリのラインで露天風呂を設置。


f:id:zenigame1:20231221215018j:image

露天風呂と窓の間はインフィニティ風に浅くお湯が張ってあります。お湯に浸かればこんな目線で、海もちゃんと見えました。

対岸は後楽園ホテルや熱海城など。


f:id:zenigame1:20231221215502j:image

工夫はまだまだあります。露天風呂の先端は一段と低くなっていて、立ち湯のようになっています。ここに腰掛けるように座れば、先程の景色をより楽しむことができるしかけ。

作った人のこだわりを感じますね。

 

立地の悪さをカバーするため、ここまで露天風呂を工夫するなんて大したもんです。


f:id:zenigame1:20231221215725j:image

ちなみにロウリュサウナもあります。

熱海では割と見かけるロウリュサウナ。


f:id:zenigame1:20231221215757j:image

熱すぎずサウナ苦手な私でも入れそうな感じでした。

変な匂いもせず、清潔感あり。

 

熱海シーサイドスパ&リゾートは16時からのスタートで少し利用しにくいですが、館内設備やお風呂もキレイで、熱海最安の日帰り入浴料金。混み合わず、コスパも良く、お風呂も工夫されているのでなかなかオススメです。

 

温泉分析書の説明 カルシウムを含む食塩泉

 


f:id:zenigame1:20231221220037j:image

 

溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは3793mgで1000mgを超えます。陽イオンはナトリウムとカルシウム、陰イオンは塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉です。