割烹の宿櫻家
1.基本情報
【日帰り入浴時間】
10:00〜15:00
【日帰り入浴】
1000円
【タオル】
入浴料に含まれる
【露天風呂】
なし
【お風呂の数】
内湯(男1・女1)
【客室数】
10室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
2.住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0256-94-2009
3.泉質
■源泉
湯神社温泉
■泉質
■温度
47.9度
■pH値
8.78
■成分総計
272mg
4.弥彦温泉について
弥彦温泉は新潟県一宮として知られる弥彦神社の門前町にある温泉 。
多くの参拝客で賑わう弥彦神社と一体化する形で温泉街があります。
江戸時代頃より温泉があったとされていますが、源泉は何度か枯渇し、現在の温泉は1960年にボーリングによって開発されたもの。
日帰り入浴は約半分ほどの4件の旅館で可能です。
5.外観・館内・お風呂
櫻家は弥彦駅前にある旅館。通りから見るとこんな感じですが、
横から見るとこんな感じで大きく見えます。建物は5階建てで、手前が本館。奥が別館になっており、三階部分の渡り廊下で結ばれています。
お宮のような建物で、パット見は駅に見えません。
玄関横には大きなのれんとベンチのような休憩スペース。
老舗感が出るかっこいいのれん。
ロビーはこんな感じ。おお めっちゃ高級感あります。
高級な割烹旅館って感じです。日帰り入浴料は1000円と高め。
若い男性のスタッフが受付。日帰り入浴をお願いすると、横にいた女性のスタッフがすかさずバスタオルを用意。見事な連携プレーです。
先程の若い男性スタッフが館内を案内してくれます。
お風呂は渡り廊下を渡って別館の2階。館内が複雑でちょっとめんどくさい。エレベーターのドアの開閉がびっくりするくらいゆっくり。
手でこじ開けてやろうかと思うくらいの遅さ。
こちらが渡り廊下なんですが、全然そんな感じはしません。
更に階段を降りるとやっとお風呂に到着。
脱衣所。冷水の横にあるのがタオルボックス。
自由に使っていいのですが、この形態は初めて見ました。
こちらがお風呂。2階にあるので露天風呂はなし。
お風呂はシンプルなつくり。
泉質はアルカリ性単純温泉。源泉は湯神社源泉といういかにもありがたそうな名前。
ここが弥彦温泉発祥の地とされ、かつての源泉は枯れていますが、
2006年に湯神社の参道付近を掘削したところ、新しい源泉が見つかり、これが現在各旅館で使用されています。
塩素臭はしませんでしたが、湯神社源泉は貴重な源泉。
かけ流しは難しいと思うので、多分循環消毒ありじゃないかなと思います。湯船のタイルは虹色に光っています。
無味無臭でクセはなし。悪く言えば特徴はないのですが、アルカリ性が強いお湯はとても優しい感じがあり、すっぽり包み込まれたような肌触りです。なので、美肌の湯とも言われています。
そしてこちらの旅館は割烹旅館らしく、ランチにも力を入れています。日替わりランチは海鮮丼。その他にもパフェやイカメンチなど様々なメニューが。ドリンクメニューも豊富でした。
ロビーはカフェも兼ねており、ここで食事がいただけます。
この日も家族連れと友人同士の二組のお客さんが。
この方達は、温泉には入らずランチだけのよう。
運ばれてきた海鮮丼を見て、「わー、すごい」と感動していました。
私も弥彦まるごと葡萄パフェが気になりましたが、一人でパフェを食べる勇気がなかったので、売店で売っていた弥彦ジェラートを購入。
弥彦酒造が作っているジェラートで、ほのかにお酒の味がします。
これらはクッキー味でしたが、なかなか美味しいジェラートでした。
パフェを食わなかったことが少し悔やまれます。
櫻家はランチやカフェも人気の旅館。
日帰り入浴とセットで楽しむのもいいかも。
弥彦温泉のその他の日帰り入浴はこちら。
6.温泉分析書の説明
溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。
こちらは271mgのため、単純温泉です。
単純温泉と言っても何も入っていないわけではありません。
もし1000mgを超えていればナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉(含芒硝石膏泉)となる温泉です。
またpH8.5以上で、アルカリ性とつきますが、こちらはpH8.7で、アルカリ性とつきます。