山本館
1.基本情報
【日帰り入浴時間】
11:00〜16:00
【日帰り入浴】
650円
【タオル】
入浴料に含まれる
【露天風呂】
なし
【お風呂の数】
内湯(男1・女1)
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
2.住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0256-94-2061
3.泉質
■源泉
湯神社温泉
■泉質
■温度
46.4度
■pH値
9.32
■成分総計
420mg
4.弥彦温泉について
弥彦温泉は新潟県一宮として知られる弥彦神社の門前町にある温泉 。
多くの参拝客で賑わう弥彦神社と一体化する形で温泉街があります。
江戸時代頃より温泉があったとされていますが、源泉は何度か枯渇し、現在の温泉は1960年にボーリングによって開発されたもの。
日帰り入浴は約半分ほどの4件の旅館で可能です。
5.外観・館内・お風呂
山本館は弥彦駅前から徒歩5分ほどのところにある旅館。
木造二階建ての小さな旅館で、弥彦公園の森を背にしています。
弥彦温泉でも一番小さな旅館かもしれません。
こちらが玄関。館内はちょっとオシャレな感じになっていて、畳敷きです。入浴料は650円。
風鈴の音が涼し気な中庭。
お風呂入口。
脇には伝統工芸品である燕鎚起銅器が飾られています。
1枚の銅板を叩き上げてつくる新潟県が誇るすごい技術。
当然お値段も高く、1個10万円近いと思いますが、
何個も飾られていました。
脱衣所。
タオルは洗面台の横にフワフワなやつが置いてあります。
これは無料で使えます。
こちらがお風呂。露天風呂はなくこぢんまりとした感じ。
弥彦温泉は結構薄い温泉で、良く言えばクセはないのですが、正直温泉らしさはもともとそんなにありません。こちらも加水、加温、循環消毒あり。
お湯は少し熱め。
ですが、高アルカリ性のお湯は、包み込まれるような気持ちよさがあります。
泉質はアルカリ性単純温泉。pHは9.32もありますが、トロミはありません。たぬきの置物が見守る湯口。
同じ弥彦温泉の冥加屋にもたぬきがいたので、弥彦温泉のトレンドかしら。
源泉槽みたいな一角がありましたが、お湯は出ていませんでした。
お風呂からは小さいですが、お庭と弥彦公園の森が見えます。
洗い場はこんな感じ。
洗面台にはローズクレイという手作り石鹸が置かれていました。
クレイという名前のとおり、なんと泥で出来た石鹸。
ほんのりバラの香りがしますが、土のような香りもしました。
試しに使ってみましたが、天然由来なので肌に優しい感じがしました。
お風呂を上がると「もうあがったんですか?早いですねぇ」と女将さん。弥彦駅前でちょうどやっているお祭りについて教えてくれました。40年ぶりにミニSLを呼んだらしく、300円で乗れるそうですが、もう30過ぎなのでミニSLはやめときました笑
山本館は小さいですがキレイな旅館。
温泉らしさは弱めですが、弥彦山登山や弥彦神社参拝の後に一汗流すのにいいかも。
弥彦温泉のその他の日帰り入浴はこちら。
6.温泉分析書の説明
溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。
こちらは420mgのため、単純温泉です。
単純温泉と言っても何も入っていないわけではありません。
もし1000mgを超えていればナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉(含芒硝石膏泉)となる温泉です。
またpH8.5以上で、アルカリ性とつきますが、こちらはpH9.3もあるため、アルカリ性とつきます。