大露天風呂の日記

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弥彦温泉 みのや 弥彦山が目の前に迫る和風露天風呂に日帰り入浴

みのや


 
 

 

 

1.基本情報


 【日帰り入浴時間】

11:00〜15:00

【日帰り入浴】

800円

【露天風呂】  

あり

【お風呂の数】 

内湯露天(男1・女1)

【客室数】

60室

【公式HP】   

https://www.minoya.net/

【個人的オススメ度】

★★★☆☆

 

 

2.住所・電話番号

 

 【住所】

新潟県新潟市西蒲原郡弥彦村弥彦2927-1

【電話番号】

0256-94-2010

 

 

 

3.泉質

 
■源泉

湯神社温泉

■泉質   

アルカリ性単純温泉

■温度           

 46.7度 

■pH値

9.02

■成分総計  

363mg

 

4.弥彦温泉について

 

 


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弥彦温泉新潟県一宮として知られる弥彦神社門前町にある温泉。

江戸時代頃より温泉があったとされていますが、源泉は何度か枯渇し、現在の温泉は1960年にボーリングによって開発されたもの。

弥彦神社の参道に続く大通り沿いに旅館が集中しています。

日帰り入浴は約半分ほどの5件の旅館で可能です。
 

5.外観・館内・お風呂

 


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みのやは弥彦温泉で最も有名で一番大きな旅館。

鉄筋8階建てで、遠くからでもよく目立ちます。

左が夢の館、右が華の館という建物で、客室数は60室を数えます。

弥彦神社のほんとに目の前にあります。

玄関前にはスタッフがスタンバイし、駐車場の案内をしていました。


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こちらが夢の館で、最上階に大浴場と露天風呂があります。


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こちらが華の館。どちらもシースルーエレベーターを備えた立派な建物。どちらかというとこっちの方が立派でしょうか。


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館内はこんな感じ。さすがは弥彦温泉最大の旅館。

天井が高く、かなり大きなロビー。

日帰り入浴料は800円。ホテルスタッフの対応も手慣れたもので、皆さん「いらっしゃいませ」とちゃんと挨拶してくれます。  

 

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館内は文句なしにキレイで、THEいい旅館という感じ。


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売店もなかなか立派ですねえ。

 

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夢の館の最上階までエレベーターで向かいます。


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シースルーエレベーターからは弥彦温泉街が一望。

田園と里山に囲まれたのどかな街。

弥彦村にはあまり訪れたことがなかったのですが、いい町だなあと染みてきます。


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最上階に到着しました。


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ありがたいことに冷たい麦茶が用意されています。


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脱衣所。


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さっそくお風呂へ。こちらが大浴場。


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球形の湯口から勢いよくお湯が投入。

泉質はアルカリ性単純温泉であまり特徴はありませんが、肌触りは優しいお湯。大型旅館なので、循環ろ過と消毒ありだと思われます。

源泉は1960年に開発された湯神社源泉。

なんだかとてもご利益ありそうなお湯。


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続いて露天風呂へ。木造の屋根がかかった和風の露天風呂です。


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露天風呂に浸かればこのとおり目の前に山が迫ります。

これは弥彦山弥彦山越後平野に突如現れる小高い山で、山の向こうは日本海になっています。田園地帯の温泉でちゃんと山が見えるのはちょっと不思議な感覚。


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湯口には白い成分が付着していますが、おそらく石膏。

食塩が主成分のこのあたりの温泉では珍しく、弥彦温泉は芒硝と石膏を主成分とするお湯です。

pH9.0の強アルカリ性ですが、お湯にヌルヌル感は感じず。

 

みのやは名実ともに弥彦温泉を代表する旅館ですが、日帰り入浴は歓迎。館内もキレイで露天風呂の眺めもよく、万人受けする温泉だと思います。

 

弥彦温泉のその他の日帰り入浴はこちら。

 

www.dairotenburo.com

 

6.温泉分析書の説明

 


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溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。

こちらは363mgのため、単純温泉です。

単純温泉と言っても何も入っていないわけではありません。

もし1000mgを超えていればナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉(含芒硝石膏泉)となる温泉です。

 

またpH8.5以上で、アルカリ性とつきますが、こちらはpH9.0もあるため、アルカリ性とつきます。

 

以上より、アルカリ性単純温泉です。