日帰り入浴の料金と営業時間
| 入浴時間 | 10:30〜11:00 |
|---|---|
| 入浴料 | 500円 |
| タオル | なし |
| お風呂の数 |
内湯(男1・女1) |
| サウナ | なし |
| 貸切風呂 | なし |
| 混雑度 | かなり混んでいる |
| 住所 | 山梨県北杜市須玉町小尾6676 |
| 電話番号 | 0551-45-0511 |
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増富温泉「金泉閣」とは?外観と館内

金泉閣は本谷川沿いにある鉄筋四階建ての旅館。
増富温泉は、不老閣、金泉閣の2つが有名旅館。
かつては、金泉湯や増富荘などもっとたくさん旅館があったのですが、現在この2件以外には、小さな旅館が3つと民宿数件という規模。人気な割にはさびれている温泉街。

特に不老閣は強いラジウムを発する源泉岩風呂を持つことで有名。
HPには日帰り入浴プランの記載があるのに、電話するといつも「やってないんですう」という感じでしたが、ここ最近部屋付きの日帰り入浴プランを解禁。冬季限定で通常の日帰り入浴も始めたようです。

こちらは金泉閣。前に電話した際は、「日帰り入浴はやっていません!」ときっぱり断れたのですが、「10時から11時半までなら可能です」とのこと。
日帰り入浴を再開してくれたようです。
ただ、時間が驚くほど短い。たったの1時間半というではありませんか。これは逃せないと時間ぴったりに訪問。

フロントにはちょっと怖そうなおじさん。
オッケイとは言われたものの、日帰り入浴には超絶ケチな増富温泉。いざ伺うとやっぱり断られるのでは?と半分疑っていましたが、日帰り入浴をお願いすると、「ありがとうございます!」といい感じに対応していただきました。

こちらがロビー。到着時は10時だったので、チェックアウトでたくさんのお客さん。駐車場も満車で、金泉閣もなかなかの人気旅館です。
お客さんのほとんどは高齢者の方で、やはり湯治目的の方が多そう。
金泉閣の宿泊者は、チェックアウト後も11時半まで無料で日帰り入浴可能。そんなわけで、ロビーもちらほら宿泊客の姿が。

お風呂は一階の奥。

看板がシブいです。

お風呂入口。手前が延寿の湯、奥が福寿の湯。

ラジウム元祖の神様。湯乃権現。
お風呂の前にお参り。

適応症には、慢性胃カタル、慢性腎臓カタル、慢性気管支炎カタルなど聞いたこともない病の数々。カタルって何??
ではさっそくお風呂へ。
日帰り入浴の時間帯は福寿の湯が男性用になっています。

脱衣所。昔はこんなキレイな感じではなかったのですが、数年前にリニューアルしたようです。ドライヤーも完備で設備には全く不足なし。
鮮度バツグン!炭酸たっぷりのラジウム温泉

こちらがお風呂。露天風呂はありません。
左がぬる湯の源泉。右は上がり湯用の加温浴槽。

泉質は含二酸化炭素-ナトリウム・塩化物泉という超珍しいもの。
増富温泉以外では見たことがありません。
旧泉質名では含炭酸食泉です。

ダシくらいのしょっぱさと、鉄と炭酸の味がします。
お湯は間欠泉のように抑揚をつけながら、湯船に注がれていましたが、地下80mから湧く源泉をそのまま浴槽に送っているとのこと。
完全な源泉かけ流しです。

お湯は31度とかなりぬるめなんですが、5分ほど入っているだけで、体の奥から熱を発してるような感覚になり、首元や腕周りなどが熱く感じます。これはすごい。まるで焚き火にあたっているような感じです。

源泉に30分入り、上がり湯に入る。
これを1日3回〜4回繰り返すのが良いとのこと。
ですが、皆さんだいたい1時間くらい入る方が多いです。

上がり湯との交互浴はここでは推奨されていないので、源泉にじっくり浸かり、上がり湯で体をあたためる。
オープン同時は誰もいなかったのですが、入ってすぐにドタドタと8人ほどのお客さんが流れ込み、お風呂は寿司詰め状態に。
小さな源泉湯船に、8人がギッシリと浸かりますが、皆さん一言も発せずただ温泉につかるのみ。意外にも私と同じくらいか下くらいの若い人もいました。

上がり湯は温泉ではなく、普通の沸かし湯です。

こちらは延寿の湯。日帰り入浴の時間帯は女性用になっています。
男性は宿泊しないと入れませんが、個人的には圧倒的にこちらのほうがオススメ。

というのもこちらのほうが源泉の投入量が多い。
なので、若干お湯の温度も高く、入りやすい感じ。
パイプからシュワシュワのお湯がガポッ、ガポッと音を立てて噴出。
見ているだけもちょっと楽しい。

かなり激しく噴き出す時も。
一瞬お湯が出ない時もあるのですが、鼻を近づけるとすごい炭酸ガス。危険なのであまり嗅いだりはしない方がいいかも。
炭酸ガスの含有量は増富最多です。

増富温泉はラジウムで有名ですが、こちらは6百億分の1キュリー。
放射能泉と言えるためには30百億分の1キュリー以上なので、基準値には届きません。実は増富温泉で放射能泉の基準を満たすのは不老閣と三英荘のみ。
不老閣だけは圧倒的なのですが他はそうでもないのです。
ですが、こちらは地下80mから直接浴室に送り込まれているので、鮮度は抜群。ラドンは気体なので、数値以上の効果がありそうな気がします。
あまり長く入っていると、後の人が入れなくなるので、特に病気もなく健康な私は、15分程で早々にあがらせていただくことに。
まとめ:安定して日帰り入浴可能な唯一の宿
| 温泉 | ★★★★★ |
|---|---|
| 設備 |
★★★☆☆ |
| 景色 | ★★★☆☆ |
| コスパ | ★★★★★ |
| 日帰り入浴のしやすさ | ★☆☆☆☆ |
金泉閣は時間は限られていますが、増富で現在唯一安定的に日帰り入浴可能な宿。
不老閣は冬季以外は予約が必要で、他はほぼ日帰り入浴をやっていません。
そんなわけで、日帰り入浴はかなり混み合います。冬でも多くのお客さんが訪れていました。特に夏場は混みあいます。
お風呂は大きくないので、譲り合いの精神が大切。
金泉閣の泉質と効能
源泉温度は30度。冬でもギリギリ入れるぬるさです。
ラドンは6.1×10⁻¹⁰Ci。30×10⁻¹⁰Ci以上で放射能泉ですが、そこまでの含有量はありません。
塩分を主成分とする温泉で、成分総計は1万mgを超える濃い温泉です。
その他、遊離二酸化炭素が1000mg以上で二酸化炭素泉となりますが、こちらは1117mg含んでおり、二酸化炭素泉の基準を満たします。
体に泡が付くほどのシュワシュワはありません。

✓源泉 金泉閣ラジウム温泉
✓温度 30.5度(低温泉)
✓pH値 6.4(中性泉)
✓ラドン 6.1×10⁻¹⁰Ci(0.4マッヘ)
✓遊離二酸化炭素 1117mg
✓成分総計 11600mg