五味温泉
基本情報
【日帰り入浴時間】
10:00〜21:30(受付20:30まで)
【日帰り入浴料】
500円
【タオル】
200円(ロゴ入り)
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
【客室数】
15室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★★☆
住所・電話番号
【住所】
北海道上川郡下川町斑渓流2893
【電話番号】
0162-54-3311
泉質
■源泉
五味温泉
■泉質
含二酸化炭素-ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉冷鉱泉
■温度
14.6度
■pH値
6.2
■成分総計
3427mg
五味温泉ってこんなところ
五味温泉は北海道北部の下川町にある温泉。
明治38年にこの地を管理していた五味勘三郎氏が雪原で雪が溶け、泉が湧き出る場所を発見。鑑定したところ、薬効があることが判明し、宿を開いて、自らの名を取って五味温泉と命名しました。
公営の温泉施設です
五味温泉は公営の一軒宿。
かつて五味氏が開いた宿は度々閉鎖と再開を繰り返していましたが、1974年に下川町の手により再開発され、現在に至ります。
木材がふんだんに使われた建物です。
ロビーは吹き抜けで、ログハウス風の雰囲気。
北海道らしい鹿の頭やワシ、ヒグマの巨大な木彫りなど。
公営の旅館あるあるで、地元の特産品が所狭しと並べられています。
下川町産の卵やパン、そばなどが多かったです。
日帰り入浴は券売機制。入浴料は500円です。
タオルは200円でバッチリロゴ入り。
うますぎるプリン売ってます
売店は公営の旅館にしては結構オシャレな感じに出来ていて、何か買いたくなります。
びっくりしたのはボードゲームがたくさん売っていたこと。
温泉に売ってるのはなかなか見たことがありません。
気が利くねえ。
可愛らしい陶器の置物も売っていました。
一番感動したのはこれ。下川町にあるあべ養鶏場のプリン。
えっぐぷりん380円。
これが本当にうまかった。
変に生クリームに頼りすぎておらず卵の味で勝負。
そしてものすごく滑らかなんです。
美味しすぎてもう1つ買ってしまいました。
五味温泉に来たら必ず食べて欲しいです。
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クオリティがすごすぎて笑えるお絵描き帳
お風呂は一階です。
廊下の途中に休憩エリアがあるのですが、そこにはお絵描き帳が。
開いてみると。
えっ やばいクオリティのエリザベス女王を発見。
温泉施設でふらっと書くレベルの絵じゃない。。
すごすぎてしばし唖然。
その他にも素晴らしい作品の数々。
皆さん本当にお上手。
人気アニメの題材が多いですね。
北海道では数少ない炭酸泉
色々寄り道してしまいましたが、こちらが脱衣所。
結構広いです。
ちょっと曇ってますが、こちらがお風呂。
実は正面の湯船は温泉ではありません。
こんな広い浴室ですが、温泉なのは一箇所だけ。
サウナの横のこちらが温泉。
うぐいす色のいかにも濃そうな温泉です。
泉質は含二酸化炭素-ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉冷鉱泉という非常に珍しい泉質。
北海道でも珍しい天然の炭酸泉です。
公営の温泉施設なので、循環消毒ありのよう。
なので炭酸のシュワシュワ感はほとんど感じませんでした。
ですが飲泉用の蛇口があり、そこから冷たい鉱泉がちょろちょろと出ています。飲んでみると。めっちゃうまい。
エグみも何もなく、ちょっと甘さすら感じるサイダーのような味。
この手の温泉によくある鉄臭さなどもなし。
瓶詰めにして売っても良さそうなくらいの美味しさでした。
ライトアップがすごい露天風呂
露天風呂もあります。ただこちらも温泉ではありません。
外は白銀の雪景色です。
ちなみに夜はこんな感じで見事なライトアップ。
露天風呂の湯船までライトアップされていました。
露天風呂も温泉なら最高ですが、湧出量が少ない鉱泉なので致し方なし。
五味温泉は北海道でも珍しい天然の炭酸泉。
循環消毒ありですが、泉質は非常に珍しくとても貴重。
絶品のプリンもぜひオススメ。
温泉分析書 炭酸ガスたっぷり
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは3427mgで圧倒的。陽イオンはナトリウム、マグネシウム、カルシウム、陰イオンは炭酸水素イオンが20%を超えるので、ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素泉です。
その他、特殊成分として遊離二酸化炭素(炭酸ガス)が1000mg以上で含二酸化炭素とつきますが、こちらは1392mgで基準を満たします。
以上より、含二酸化炭素-ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉冷鉱泉となります。
炭酸以外は重曹が主成分です。