大露天風呂の日記

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神の湯温泉 ホテル神の湯温泉 7種類のお風呂があるラジウム入り温泉に日帰り入浴

ホテル神の湯温泉


 
 

 

 

基本情報

 
 【日帰り入浴時間】

11:00〜23:00(受付21:30まで)

【日帰り入浴料】

1000円

【タオル】

入浴料に含まれる

【露天風呂】  

あり

【お風呂の数】 

内湯露天(男1・女1) 

【客室数】

24室

【公式HP】   

https://www.kaminoyu-onsen.com/

【個人的オススメ度】

★★★☆☆

 

 

住所・電話番号
 

 
 【住所】

山梨県甲斐市竜地17

【電話番号】

0551-28-2166

 

 

 

泉質

 

■源泉

神の湯

■泉質   

ナトリウム-塩化物泉

(食塩泉)

■温度           

 46.4度 

■pH値

8.4

■成分総計  

1288mg

 

 

神の湯温泉について


 
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神の湯温泉山梨県甲府のお隣甲斐市にある温泉。

中央道双葉スマートにも近い高台の住宅地にあり、甲府市街地を一望できます。温泉の歴史は新しく、1972年の発見。初代館主が神社の神官からこの地に温泉が湧くとの神託を受け、掘削したところ湯が吹き出したそう。一軒宿の温泉です。

 

 

高台にある近代的な和風旅館

 


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ホテル神の湯温泉は、近代的な和風旅館。

かつては湯治場として営業を始めたようですが、平成元年に現在のような立派な建物にリニューアル。

外壁も最近塗り直したようで、黄色の壁になっています。


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唐破風屋根の威厳ある玄関。
ホテルは館内も駐車場もお琴のBGMが流れています。


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ロビー。日帰り入浴は1000円。

夜の21時半まで受付していて、日帰り入浴にはかなり積極的。


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タオルは入浴料に含まれています。

受付で二枚のフェイスタオルを渡されるので、1枚は体拭き用で、もう1枚はお風呂用に使えます。


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大きな売店の奥が大浴場。


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ロビーからは赤い太鼓橋が特徴的な庭園が望めます。


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お風呂入口。


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脱衣所。脱衣籠はなく、すべてコインロッカー式。

さながら日帰り入浴施設のよう。

 

湯船がいっぱいの大浴場


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こちらが大浴場。かなりデカい。

湯船の数がすごく、奥に3つ、手前に3つに、更に外には露天風呂。

全部で7箇所もお風呂があります。

お風呂にはそれぞれ1〜7まで番号が振られていて、温度が異なったり仕掛けがあったりと様々。


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宿のオススメは四番、五番、六番、七番、三番の順。

この順で入ると血行が良くなるそう。

と書いてますが、他の看板には違う内容。

各看板でバラバラなことが書いてあるので、結局どの順で入ればいいのかさっぱりわかりませんでした。


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ちなみに各お風呂はこんな感じ。


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一番風呂 打たせ湯になっていて、ボタンを押すと、割と長めな時間ドバドバと出続けます。勢いはなかなか強い。


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二番風呂 渦流湯と書いてますが要はジャグジー風呂。

時間がまだ早かったのか、ジャグジーは出ていませんでした。


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三番風呂 信玄湯治湯

手前側の広い湯船で、温度は38度から40度。


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四番風呂 ぶどう湯 温度は41度から43度。

少し集めの湯船。なんでぶどうなのかはわかりません。


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五番風呂 寝湯 温度は36度から38度。

温度はぬるめ、ここが一番人気らしい。


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六番風呂 上がり湯 温度は43度で一番熱い。


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続いて野天風呂へ。なぜかお風呂の椅子が挟まっています。

 

露天風呂は庭園ビューです

 


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野天風呂とは書いてますが、ベランダ的な所に小さめの露天風呂。


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景色はこんな感じで庭園ビュー。

この日は曇りでしたが、晴れていてもアングル的に富士山は厳しそう。


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こちらが露天風呂。

 

ちなみ神の湯温泉といえば、富士山が見える見晴らしの良い露天風呂が有名。ネットでもその写真がよく出てきますが、これは宿泊者専用。

富士山目当てで来るとがっかりするかもしれません。

ちなみに私も以前、富士山露天風呂を目当てで来て、肩透かしをくらいました。


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泉質はナトリウム-塩化物泉。いわゆる食塩泉です。 

循環消毒あり。

 

食塩だけなら割とどこにでもある泉質ですが、こちらの温泉がすごいのは、こんな町中の温泉でしっかりラジウムを含んでいること。

6百億分の一キュリーで、放射能泉と認められるレベルの五分の一ほどですが、これはラジウム温泉で有名な増富温泉とほぼ同じ。

 

増富温泉がガンに効くと言われているように、ラジウム温泉自然治癒力を高めるとされています。

 

神の湯温泉は日帰り入浴に積極的で営業時間も長いため、時間を選ばず訪問できます。富士山は見えませんが、7種類も湯船があるところはなかなかありません。ラジウムを含んだ泉質も特徴的。

夕方以降は混み合うので、昼前後がオススメ。

 

 

温泉分析書 なんとラジウムを含みます

 


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溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。

 

こちらは1288mgで1000mgを超えます。陽イオンはナトリウム、陰イオンは塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム-塩化物泉となります。旧泉質名では食塩泉。