ホテル神の湯温泉
1.基本情報
【日帰り入浴時間】
11:00〜23:00(受付21:30まで)
【日帰り入浴料】
1000円
【タオル】
入浴料に含まれる
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
【客室数】
24室
【公式HP】
https://www.kaminoyu-onsen.com/
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
2.住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0551-28-2166
3.泉質
■源泉
神の湯
■泉質
ナトリウム-塩化物泉
(食塩泉)
■温度
46.4度
■pH値
8.4
■成分総計
1288mg
4.神の湯温泉について
中央道双葉スマートにも近い高台の住宅地にあり、甲府市街地を一望できます。温泉の歴史は新しく、1972年の発見。初代館主が神社の神官からこの地に温泉が湧くとの神託を受け、掘削したところ湯が吹き出したそう。一軒宿の温泉です。
5.外観・館内・お風呂
ホテル神の湯温泉は、近代的な和風旅館。
かつては湯治場として営業を始めたようですが、平成元年に現在のような立派な建物にリニューアル。
外壁も最近塗り直したようで、黄色の壁になっています。
唐破風屋根の威厳ある玄関。
ホテルは館内も駐車場もお琴のBGMが流れています。
ロビー。日帰り入浴は1000円。
夜の21時半まで受付していて、日帰り入浴にはかなり積極的。
タオルは入浴料に含まれています。
受付で二枚のフェイスタオルを渡されるので、1枚は体拭き用で、もう1枚はお風呂用に使えます。
大きな売店の奥が大浴場。
ロビーからは赤い太鼓橋が特徴的な庭園が望めます。
お風呂入口。
脱衣所。脱衣籠はなく、すべてコインロッカー式。
さながら日帰り入浴施設のよう。
こちらが大浴場。かなりデカい。
湯船の数がすごく、奥に3つ、手前に3つに、更に外には露天風呂。
全部で7箇所もお風呂があります。
お風呂にはそれぞれ1〜7まで番号が振られていて、温度が異なったり仕掛けがあったりと様々。
宿のオススメは四番、五番、六番、七番、三番の順。
この順で入ると血行が良くなるそう。
と書いてますが、他の看板には違う内容。
各看板でバラバラなことが書いてあるので、結局どの順で入ればいいのかさっぱりわかりませんでした。
ちなみに各お風呂はこんな感じ。
一番風呂 打たせ湯になっていて、ボタンを押すと、割と長めな時間ドバドバと出続けます。勢いはなかなか強い。
二番風呂 渦流湯と書いてますが要はジャグジー風呂。
時間がまだ早かったのか、ジャグジーは出ていませんでした。
三番風呂 信玄湯治湯
手前側の広い湯船で、温度は38度から40度。
四番風呂 ぶどう湯 温度は41度から43度。
少し集めの湯船。なんでぶどうなのかはわかりません。
五番風呂 寝湯 温度は36度から38度。
温度はぬるめ、ここが一番人気らしい。
六番風呂 上がり湯 温度は43度で一番熱い。
続いて野天風呂へ。なぜかお風呂の椅子が挟まっています。
野天風呂とは書いてますが、ベランダ的な所に小さめの露天風呂。
景色はこんな感じで庭園ビュー。
この日は曇りでしたが、晴れていてもアングル的に富士山は厳しそう。
こちらが露天風呂。
ちなみ神の湯温泉といえば、富士山が見える見晴らしの良い露天風呂が有名。ネットでもその写真がよく出てきますが、これは宿泊者専用。
富士山目当てで来るとがっかりするかもしれません。
ちなみに私も以前、富士山露天風呂を目当てで来て、肩透かしをくらいました。
泉質はナトリウム-塩化物泉。いわゆる食塩泉です。
循環消毒あり。
食塩だけなら割とどこにでもある泉質ですが、こちらの温泉がすごいのは、こんな町中の温泉でしっかりラジウムを含んでいること。
6百億分の一キュリーで、放射能泉と認められるレベルの五分の一ほどですが、これはラジウム温泉で有名な増富温泉とほぼ同じ。
増富温泉がガンに効くと言われているように、ラジウム温泉は自然治癒力を高めるとされています。
神の湯温泉は日帰り入浴に積極的で営業時間も長いため、時間を選ばず訪問できます。富士山は見えませんが、7種類も湯船があるところはなかなかありません。ラジウムを含んだ泉質も特徴的。
夕方以降は混み合うので、昼前後がオススメ。
6.温泉分析書の説明
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。
こちらは1288mgで1000mgを超えます。陽イオンはナトリウム、陰イオンは塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム-塩化物泉となります。旧泉質名では食塩泉。