花いさわ
1.基本情報
【日帰り入浴時間】
14:00〜18:00
【日帰り入浴料】
1650円
【タオル】
入浴料に含まれる
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
【客室数】
68室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
2.住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
055-262-3193
3.泉質
■源泉
ホテル花いさわ源泉
■泉質
■温度
31.1度
■pH値
9.1
■成分総計
207mg
4.石和温泉について
石和温泉は山梨県中央部の笛吹市にある温泉。現在でも40件近い旅館やホテルがひしめく山梨県最大の温泉地です。甲府からもすぐという好立地の温泉のため、大型旅館が多いのが特徴。
これだけの大きな温泉ですが、温泉の歴史が新しいです。
1956年頃からブドウ畑の井戸掘削で温泉が湧出していましたが、1961年にブドウ畑から突如、毎分2000リットルというすさまじい湯量の温泉が湧出。瞬く間に周囲の田畑に流れ出し、青空温泉として一躍有名になりました。溢れ出したお湯に老若男女が所狭しとつかる光景は今では信じられませんが、それだけインパクトがあったのでしょう。
旅館は石和温泉駅前のエリアと温泉通りと呼ばれる大通り沿いの2つのエリアに密集しています。主要な旅館のほとんどで日帰り入浴可能です。
5.外観・館内・お風呂
花いさわは石和温泉駅にほど近い場所にあるホテル。
鉄筋8階建てで、石和温泉でも高層のホテル。
遠くからでも割と目立ちます。
ひと昔前の昭和の大型ホテルといった感じ。
イオンみたいな色のピンクの看板が目印。
玄関前には妙にかわいらしい石像。
こちらがロビー。古いホテルな感じがしますが、こういう昭和感のあるホテルも好きです。
日帰り入浴料は1650円。石和温泉では二番目に高い。
バスタオル、フェイスタオルはセットでついてきます。
休憩スペース的な一角は新しくリニューアルされていました。
お風呂はエレベーターの左横にちょっと顔覗かせているところ。
エレベーターの真横にお風呂ってのは珍しい。
お風呂は花の詩湯(うたゆ)というなかなかいい名前。
お風呂入口。
脱衣所。
これはマイナスイオン水。
アメニティは何やらいっぱいありました。
塗るグルコサミンなど気になるものも。
こちらが大浴場。白い壁の白亜のお風呂です。
ホテルのサイズからしたら、そこまで大きいお風呂ではありません。
アメニティは高級な馬油。
湯口は噴水のように豪快に出ていました。
花いさわだけで使用されている自家源泉で、源泉は32度とぬるめ。
熱めの石和温泉の主流源泉とは異なります。
左にある小さな塩ビ管からはぬる湯が出ていたので、これが源泉だと思われます。
お湯は加温されており、ちょっと熱めになっています。
続いて露天風呂。景色はありませんが、ちょっと和風の岩露天風呂。
露天風呂には打たせ湯もあります。意外と石和温泉には打たせ湯があるところなく、花いさわだけです。
貴重な打たせ湯。しっかり当たっておきました。
ほんの少しだけ鉄分を含むため、湯口はちょっと茶色くなっていました。
帰り際にロビーでピーチジュースを発見。
フルーツ王国山梨らしく、これが超うまい。
ついついおかわりしてしまいました。
1650円は高いなあと思いましたが、ピーチジュースがうますぎたので満足です。
花いさわは日帰り入浴料が少し高いため、日帰り入浴客は誰もおらず空いていました。誰にも会わずにゆっくりと日帰り入浴を楽しめます。
石和温泉の他の日帰り入浴はこちら↓
6.温泉分析書の説明
溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。
こちらは207mgのため、単純温泉です。
もし1000mgを超えていれば、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉となる温泉で、成分的には食塩と重曹を主成分としています。
またpH8.5以上で、アルカリ性とつきますが、こちらはpH9.1でアルカリ性です。