大露天風呂の日記

現在647湯掲載 旅館好きの温泉ソムリエのブログ 旅館の日帰り入浴情報を徹底的に紹介します!

福島県の温泉
栃木県の温泉
群馬県の温泉
新潟県の温泉
千葉県の温泉
山梨県の温泉
埼玉県の温泉
静岡県の温泉

芦ノ牧温泉 福泉 打ちっぱなしコンクリートの激熱内湯に日帰り入浴

旅館福泉

 

 

1.入浴時間・料金・混雑度

 

○日帰り入浴時間 8:00〜19:00
○日帰り入浴料金 500円
○露天風呂    なし
○お風呂の数   内湯(貸切1)

○客室数     4室

〇公式HP     なし

○混雑度     誰にも会わない(貸切利用)

○個人的オススメ度 ★★☆☆☆

 

2.場所・電話番号

 

○住所  福島県会津若松市大戸町大字芦ノ牧803

○電話番号  0242-92-2236

 

 

3.泉質

 

■源泉    芦ノ牧温泉総合泉(5源泉)

■泉質    カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉

     (含食塩石膏泉)

■温度                56.8度

■成分総計  1252mg      pH7.5

 

4.芦ノ牧温泉について

 


f:id:zenigame1:20220619210833j:image

芦ノ牧温泉会津若松市の南部の山間にある温泉地。

開湯は今から1200年前。奈良の大仏建立に奔走した行基聖人発見の伝説が残りますが、洪水により幾度となく地形を変えており、湯野上温泉と同様に明確な歴史はよくわかっていません。少なくとも江戸時代頃には、地元住民のみが利用する温泉だったようですが、行き着くのが困難であったことから、幻の温泉とされていました。その後、明治になって街道が開通すると世に知られるようになり、昭和に国道が開通すると、現在の高台の地に移転。大型旅館が林立する会津を代表する温泉地となっています。

 

5.外観・館内・お風呂

 


f:id:zenigame1:20220619213439j:image

福泉は国道121号線の真横にある旅館。大川を見下ろす断崖沿いに立っています。芦ノ牧温泉は大川荘と丸峰観光ホテルの二大旅館が有名で、他の旅館も大型旅館が多いのですが、ここだけは唯一のひなび系旅館。隣には芦ノ牧ホテルという崖沿いに作られた大型旅館がありましたが、こちらは廃業し今や廃虚になっています。


f:id:zenigame1:20220619213935j:image

国道沿いには「ひと風呂入っていかんしょ!」

会津弁で日帰り入浴歓迎の看板。


f:id:zenigame1:20220619214423j:image

玄関には何やら大きな靴みたいなものが。


f:id:zenigame1:20220619214524j:image

と思ったら猫ちゃん。あまり人馴れしていないようで、触らせてはくれませんでしたが、常にこのあたりでくつろいでいました。


f:id:zenigame1:20220619215317j:image

館内は昭和な内装。照明がやたらと豪華です。

入浴料は500円。

福泉はおばあちゃん一人で経営されているようです。

うちのお風呂は狭いからねと念押しされましたが、リサーチ済みなので問題ありません。

タオルを乞いましたが、私の滑舌が悪かったようで結局伝わりませんでした。。。


f:id:zenigame1:20220619215649j:image

お風呂は地下一階です。


f:id:zenigame1:20220619215717j:image

浴室は一箇所しかないようで、事実上貸切での利用になります。


f:id:zenigame1:20220619215821j:image

こちらが脱衣所?なんですが、シャッターに消火器や非常口など脱衣所感がなかったので、一瞬ためらい探し直しました。ここであってます。


f:id:zenigame1:20220619220119j:image

ドアを開けるとあら?お風呂がない。。。

やっぱりここじゃなかったのかと思い、

とりあえず右のドアを開けてみると。


f:id:zenigame1:20220619220218j:image

やっとありました!お風呂。

コンクリート製の新しい浴室です。


f:id:zenigame1:20220619220342j:image

打ちっぱなしのコンクリートがなんとも独特な雰囲気を放ちます。

さっそく入ってみるとこれがめちゃめちゃ熱い!

おばあちゃんは「熱いからよく混ぜて入ってね」と言っていましたが、混ぜても入れる温度にならなかったので、申し訳ないと思いつつホースで加水させていただきました。


f:id:zenigame1:20220619220613j:image

源泉かけ流しのドバドバ投入。

泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。含食塩石膏泉と言ったほうがわかりやすいと思います。

無味無臭で浴後は肌のさらさら感があります。

 

まだまだあります 芦ノ牧温泉

 

【芦ノ牧温泉】日帰り入浴完全マスターガイド(温泉ソムリエのおすすめ5選) - 大露天風呂の日記

 

 

6.温泉分析書の説明

 


f:id:zenigame1:20220619220850j:image

 

成分総計1000mg以上の場合は単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%以上のものを並べて名前をつけます。陽イオンはカルシウムとナトリウム、陰イオンは、硫酸イオン、塩化物イオンなので、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉となります。