大露天風呂の日記

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東山温泉 東山ハイマートホテル 渋さマックスのレトロな自家源泉風呂に日帰り入浴

東山ハイマートホテル

 

 

 

1.入浴時間・料金・混雑度


 
○日帰り入浴時間 10:00〜16:00

○日帰り入浴料金 600円 
○露天風呂    なし
○お風呂の数      内湯(男1・女1)

○客室数     14室

○タオル     50円(ロゴなし)

○公式HP     なし

○混雑度        ほとんど誰にも会わない

○個人的オススメ度 ★★★☆☆

 

2.場所・電話番号


 
〇住所 福島県会津若松市東山町大字湯本滝ノ湯109

〇電話番号   0242-27-6155

 

 

3.泉質
 

■源泉   丸井荘源泉

■泉質   ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 

      (含塩化土類芒硝泉)

■温度                56.9度

■成分総計  1736mg      pH7.8

 

 

4.東山温泉について

 


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東山温泉は今から約1300年前の奈良時代天平年間に行基によって発見されたと言われる温泉。行基といえば東大寺の大仏造営に携わった高僧です。三本脚のカラスに導かれて発見したと伝えられています。

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江戸時代には会津藩の保養所が置かれるなど、湯治場として栄えました。この上級武士の保養所は現在でも向瀧という旅館として残っています。戦前の写真には向瀧の他、新滝旅館や不動旅館も見て取れます。東山温泉の老舗旅館は〇〇滝という名前の旅館が多いのも特徴。

 


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訪れる人を圧倒する威風堂々たる向瀧の建物は、国の登録有形文化財に指定され、東山温泉のシンボルとなっています。

 

そんな東山温泉は数々の著名人をも魅了した名湯。幕末には新撰組土方歳三が入湯し、美人画で知られる竹久夢二歌人与謝野晶子も東山温泉に度々訪れています。

現在では芦ノ牧温泉と並ぶ会津奥座敷として、大小様々な規模の旅館が立ち並びます。

 

5.外観・館内・お風呂

 


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東山ハイマートホテルは東山温泉の入り口にあるホテル。

このあたり、正面は山と背面は湯川に挟まれた狭い土地で、

道路走っていると、急に薄暗くなります。

失礼ですが、周りの薄暗さもあいまって、ちょっと廃墟のような匂いが漂いますが、ちゃんと営業しています。


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こちらが玄関。ロゴもかなりくたびれています。

駐車スペースは写真右側に一応あるのですが、停められないこともあるため、向瀧前の公共駐車場に停めて、歩くといいかもしれません。そこからだと徒歩2分ほど。


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ちなみにハイマートホテルの隣には、接するように瀧の湯という立派な旅館がそびえます。

瀧の湯がピカピカすぎるので、その対比で余計に年季を感じるのかも。

川沿いから見ると建物が続いているように見えますが、一番奥は東山ハイマートホテルです。


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日帰り入浴可の看板があるので安心。


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玄関は薄暗い感じ。。事前に確認の電話を入れていましたが、優しそうな声のおじいちゃんが「いいですよ」という感じ好対応でした。


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こちらがロビー。電話のおじいちゃんと思われる方が、相撲中継を見ながらくつろいでいました。近所のおじいちゃん家に来たような感覚。入浴料は600円。タオルは激安の50円で買えますが、ロゴなし。


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ご夫婦で切り盛りされているようで、女将さんに階段までお風呂を案内いただきました。すぐ下の階がお風呂。


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ロビーは実は二階。一階がお風呂部分です。


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男湯入り口。河鹿風呂という名前です。


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脱衣所。写真は明るく撮っていますが、ここも薄暗いです。


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洗面台。というかこれはシンクの流し台では?

これもなかなかの年季の入りよう。


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脱衣所の窓から眺めると、すぐ横が湯川になっています。なので、お風呂も脱衣所も「ゴォー」という川の音が響いています。


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いよいよお風呂へ。ここも薄暗いですが、タイル張りの昭和レトロな浴室。東山温泉では一番シブい浴室だと思います。 


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お風呂入り口には大量のケロリン桶。こんなにいります??


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柱でよく見えませんでしたが、浴槽はこんな感じ。

正方形のシンプルな湯船ですが、結構広いです。


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カランは川に面して設けられていて、湯川を眺めながら体を洗えます。鏡は基本的にありませんが、奥に少しだけ鏡付きのカランもあります。


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ここのお風呂の最大のウリは自家源泉であること。

泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉。

しょっぱさはあまりなく、石膏のようなちょっと焦げたような臭いに、少し苦味があるお湯。

ハイマートホテルでしか使用していない、丸井荘源泉に入ることができます。この源泉は他の東山温泉の厳選よりも熱めのお湯。

排湯により温度調節しているそうですが、結構熱めのお湯で、ピリっときます。


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ちなみに東山温泉でも自家源泉の宿は他に、新滝や原瀧など4箇所しかありません。ここの宿の源泉は東山でも珍しい、地表湧出の源泉だそうです。

 

6.温泉分析書の説明

 


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溶存物質が1000mg以上の場合は単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%以上のものを並べて名前をつけます。こちらは溶存物質が1736mg。陽イオンはナトリウムとカルシウム、陰イオンは、硫酸イオン、塩化物イオンなので、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉となります。

旧泉質名では含塩化土類芒硝泉という名前になります。