山景の宿 流辿
1.入浴時間・料金・混雑度
〇日帰り入浴時間 11:00〜15:00
〇日帰り入浴料金 650円
〇露天風呂 あり
〇お風呂の数 内湯(男1・女1)露天(男1・女1)
〇客室数 16室
〇公式HP https://www.aoneonsen.com/ryusen/
〇混雑度 お風呂で会った人数 1人
〇個人的オススメ度 ★★★☆☆
2.場所・電話番号
〇電話番号 0224-87-2611
3.泉質
■源泉 新名号の湯、花房の湯、新湯、山の湯源泉、
蔵王の湯、大湯
■泉質 単純温泉
■温度 49.5度 pH 7.5
■成分総計 845mg
4.宮城県 青根温泉ってこんなとこ
蔵王連峰に抱かれた山中に5件ほどの宿があります。
日帰り入浴は3件で可能です。
5.外観・館内・お風呂
山景の宿 流辿(りゅうせん)はいかにも最近オープンしたような名前の旅館ですが、意外と古く2004年のオープン。外観は失礼ながらパットしませんが、館内は驚くほどハイセンスで今や青根温泉を牽引していると言っても過言ではない旅館。青根温泉の廃業した旅館を続々とリニューアルオープンさせ、さびれてしまった青根温泉の復活に一役買っています。
流辿という名前から高級旅館なイメージで日帰り入浴なんてできないと思っていましたが、意外にも積極的で入浴料は650円。案外高くない。お風呂は男女別の内湯と男女別の露天風呂が離れていますが、どちらも日帰り入浴で入れます。貸切風呂は宿泊者専用。
まずは内湯から。この宿は別館のような位置づけで観山聴月と名付けられた高級な客室棟があります。ここは宿泊費2万超えのハイクラスな客室ですが、他の客室はむしろお安めの値段で、幅広い層のお客さんが利用しやすくなっています。
こちらが内湯の脱衣所。
障子がオシャレ。
内湯。特に特徴があるわけではなくシンプルな造り。
お湯は少し熱めです。驚いたのは従業員さんの対応の良さ。この日実は宿泊していて、夜に大浴場に入ったのですが、若い従業員さんも入浴中。言われなければ絶対に従業員とは気づかないはずですが、わざわざ挨拶してくださいました。こういうところが人気の秘訣なのかもしれません。
芒硝とは硫酸ナトリウムのことで、湯上がりがさっぱりする他、高血圧や切り傷などに効能があると言われます。
カランの数や設備も問題ありません。
内湯の少し手前の廊下にあります。
ビールの自販機の真横が露天風呂入口。お風呂上がりの酒好きを余すことなくゲットできる適切な自販機の配置です。
ドアを開けると建物の隙間を縫うように一度外に出ます。
露天風呂は独立した小屋のようになっています。
露天風呂入口。
脱衣所。
こちらが露天風呂。緑がまぶしく差し込みます。
奥は寝湯になっています。お湯は少し熱め。
写真ではわかないくらいですが、虫よけのネットがはられているので、お湯に虫が浮いてるなんてことはありません。
山の清涼な空気味わいながら露天風呂に浸かるのはまさに至福。
ちなみに雨の日はこんな感じです、これもまたしっとりとした趣があります。
6.温泉分析書 重曹系の単純温泉
陽イオン | ミリグラム | 陰イオン | ミリグラム |
---|---|---|---|
ナトリウム | 207.6 | 炭酸水素イオン | 224.4 |
カルシウム | 23.2 | 硫酸イオン | 220.3 |
カリウム | 11.9 | 塩化物イオン | 71.3 |
フッ化物イオン | 2.9 |
非解離成分 | ミリグラム |
ガス成分等 |
ミリグラム |
---|---|---|---|
メタけい酸 | 75.2 | 遊離二酸化炭素 | 19.2 |
メタほう酸 | 9.5 | 総硫黄 | 0.1 |