大露天風呂の日記

旅館好きの温泉ソムリエのブログ 各温泉の日帰り入浴情報を全旅館紹介します

青根温泉 山景の宿流辿 仙台藩主御用達の温泉に日帰り入浴

山景の宿 流辿

日帰り入浴時間 11:00〜15:00
日帰り入浴料金 650円

露天風呂    あり
お風呂の数   内湯(男1・女1)露天(男1・女1)

客室数                     16室

 
源泉      新名号の湯、花房の湯、新湯、山の湯源泉、

     蔵王の湯、大湯

泉質   単純温泉

温度             49.5度  pH 7.5

成分総計 845mg


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青根温泉は宮城県蔵王温泉の県境に鎮座する蔵王連峰の山間に湧く温泉。開湯は戦国時代の1528年。古くは仙台藩主専用の湯治場が設けられた格式高い温泉です。その旅館は現在でも湯元不忘閣として残っていて、藩主が滞在した青根御殿も昭和の再建ですがその旅館内に残っています。ちなみに不忘閣は日帰り入浴不可。そんな歴史ある青根温泉ですが、山間のアクセスの悪さが仇となったのか温泉旅館の倒産著しく、昔から名前を変えずに残っている旅館は不忘閣と風情ある木造の旧館を残す岡崎旅館のみで、日帰り入浴可能な旅館は一件のみです。


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山景の宿 流辿(りゅん)はいかにも最近オープンしたような名前の旅館ですが、意外と古く2004年のオープン。外観は失礼ながらパットしませんが、館内は驚くほどハイセンスで今や青根温泉を牽引していると言っても過言ではない旅館。青根温泉の廃業した旅館を続々とリニューアルオープンさせ、さびれてしまった青根温泉の復活に一役買っています。


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流辿という名前から高級旅館なイメージで日帰り入浴なんてできないと思っていましたが、意外にも積極的で入浴料は650円。案外高くない。お風呂は男女別の内湯と男女別の露天風呂が離れていますが、どちらも日帰り入浴で入れます。貸切風呂は宿泊者専用。


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まずは内湯から。この宿は別館のような位置づけで観山聴月と名付けられた高級な客室棟があります。ここは宿泊費2万超えのハイクラスな客室ですが、他の客室はむしろお安めの値段で、幅広い層のお客さんが利用しやすくなっています。


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こちらが内湯の脱衣所。


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障子がオシャレ。


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内湯。特に特徴があるわけではなくシンプルな造り。

お湯は少し熱めです。驚いたのは従業員さんの対応の良さ。この日実は宿泊していて、夜に大浴場に入ったのですが、若い従業員さんも入浴中。言われなければ絶対に従業員とは気づかないはずですが、わざわざ挨拶してくださいました。こういうところが人気の秘訣なのかもしれません。


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お湯は単純温泉。成分的には重曹と芒硝よりの単純温泉

芒硝とは硫酸ナトリウムのことで、湯上がりがさっぱりする他、高血圧や切り傷などに効能があると言われます。


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カランの数や設備も問題ありません。


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内湯の少し手前の廊下にあります。

ビールの自販機の真横が露天風呂入口。お風呂上がりの酒好きを余すことなくゲットできる適切な自販機の配置です。


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ドアを開けると建物の隙間を縫うように一度外に出ます。

露天風呂は独立した小屋のようになっています。


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露天風呂入口。


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脱衣所。


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こちらが露天風呂。緑がまぶしく差し込みます。


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奥は寝湯になっています。お湯は少し熱め。

写真ではわかないくらいですが、虫よけのネットがはられているので、お湯に虫が浮いてるなんてことはありません。

山の清涼な空気味わいながら露天風呂に浸かるのはまさに至福。


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ちなみに雨の日はこんな感じです、これもまたしっとりとした趣があります。


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【温泉分析書のみかた】

溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。

こちらは849mgで単純温泉

単純温泉と言っても何も入っていないわけではありません。

もし1000mgを超えていればナトリウム-硫酸塩・炭酸水素物泉(含芒硝重曹泉)となる温泉です。青根温泉は重曹と芒硝がほぼ半々。