白城屋旅館
1.入浴時間・料金・混雑度
〇日帰り入浴時間 10:00〜17:00
〇日帰り入浴料金 700円
〇露天風呂 あり
〇お風呂の数 内湯露天(男1・女1)
〇タオル サービス
○客室数 23室
○タオル 150円(ロゴあり)
〇公式HP なし
○混雑度 ほとんど誰にも会わない
○個人的オススメ度 ★★★★★
2.場所・電話番号
〇電話番号 0242-64-3214
5.外観・館内・お風呂
白城屋旅館(しろきや)は温泉街の中心部に位置します。
中ノ沢温泉は同じような規模の旅館が道路沿いに並びますが、白城屋、花見屋、扇屋、西村屋の4件は中ノ沢温泉開湯初期からの主要旅館。
入浴料は700円で中ノ沢温泉の平均入浴価格。
タオルはサービスしてくれます。
ロビー。
フロントにはなぜかイカ釣り漁船のプラモデル。
浴室は玄関から廊下を直進します。
途中の休憩所。
浴室入口。一番奥は貸切風呂ですが宿泊者専用。
脱衣所。ドライヤーあり。浴室との境はレトロなガラスの壁。
脱衣カゴ。
内湯。手前は寝湯になっています。中ノ沢温泉で寝湯があるのは白城屋だけ。少し熱めのお湯なのでゆっくり寝るような感じではないです。
内湯はL字型になっています青緑色を帯びた透明な湯ですが、白い湯の花が底に沈んでおり、入ると舞い上がり少し白濁します。
寝湯と思いきやこちらは階段。
湯口は階段状で面白い構造。泉質は酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉と長い泉質。お湯は舐めると非常に酸っぱく、後味に変な金属味がするのが特徴です。硫黄分を多く含みますがゆでたまご臭はあまりしません。
続いて露天風呂。
冬期は雪囲いとしてすだれで囲われいます。
露天風呂は内湯よりも少し緑色が強いように見えました。
すだれの中なので薄暗く露天風呂感はあまりありませんが、なんか落ち着きます。露天風呂はぬるめでずっと入っていられます。
中ノ沢温泉は鉄と硫酸イオンを含みます。鉄を含む温泉は普通は赤褐色になりますが、鉄と硫酸イオンどちらも含むと緑礬泉(りょくばんせん)となり、硫酸鉄の淡い緑色を呈します。鉄はわずかなので、飲んでも鉄の味はあまりわかりません。
浴槽の縁にはキレイな青緑色の析出物がびっしり。成分からすると、白いものは石膏、青緑は硫酸鉄だと思います。
中ノ沢温泉は群馬大学の研究で新型コロナウイルスを不活化する効果が確認されたそうです。そりゃこんだけ酸性強ければコロナ様も死滅するでしょう。
中ノ沢温泉は沼尻元湯からの引湯。
源泉は沼尻元湯一本のため、どこの旅館も全く同じ成分です。
まだまだあります 中ノ沢温泉
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6.温泉分析書の説明