大露天風呂の日記

現在647湯掲載 旅館好きの温泉ソムリエのブログ 旅館の日帰り入浴情報を徹底的に紹介します!

草津温泉 佳乃や おしゃれなラウンジの旅館で湯畑源泉に日帰り入浴

佳乃や


 
 
 
 

 

 

1.入浴時間・料金・混雑度


 

○日帰り入浴時間 10:30〜16:00
○日帰り入浴料金 500円

○露天風呂    なし 

○タオル     入浴料に含まれる
○お風呂の数   内湯(男1・女1)

○客室数     14室

〇公式HP             https://yoshinoya932.com/

○混雑度     ほとんど誰にも会わない

○個人的オススメ度 ★★★☆☆

 

 

2.場所・電話番号


 
〇住所   群馬県吾妻郡草津町草津95

〇電話番号   0279-88-2422

 

 

 

 

 

3.泉質


 
 
■源泉   湯畑源泉

■泉質   酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉

      (含硫化水素酸性明礬緑礬泉)

■温度             51.3度    pH2.0

■成分総計  1690mg

 

 

4.草津温泉について

 

 


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 草津温泉は有馬、下呂と並び日本三名泉にラインナップされる言わずとしれた超有名温泉。開湯は古墳時代日本武尊や、奈良時代の行儀発見など諸説ありますが、室町時代頃から世に知られるようになり、江戸時代には温泉番付で東の横綱とされていました。

 

 草津温泉は有馬、下呂と並び日本三名泉にラインナップされる言わずとしれた超有名温泉。開湯は古墳時代日本武尊や、奈良時代の行儀発見など諸説ありますが、室町時代頃から世に知られるようになり、江戸時代には温泉番付で東の横綱とされていました。

 

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まさに温泉の代名詞とも言える草津温泉、湯畑を大小様々な旅館が50件ほどひしめく大温泉地です。今でも多くの観光客で賑わう人気の温泉で、どの旅館も直前で予約をとるのは至難。草津温泉の小さな旅館はほとんが日帰り入浴不可なのですが、有名旅館は比比較的日帰り入浴OKの旅館が多いです。

 

 

 

5.外観・館内・お風呂

 



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佳乃や(よしのや)は湯畑から徒歩数分の好立地にある旅館。

地蔵通りと中央通りの交差点に立ち、このあたりには温泉饅頭で有名なちちや本店や、花いんげんのカフェなんかもあり、とかく人通りの激しいエリアです。ちちや本店には行列ができていました。


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黒を基調とした建物で、見るからにちょっと高級そうな旅館。

ネットにもこの旅館が日帰り入浴可能という情報は見つられませんでしたが、なんと「日帰り温泉」ののぼりを発見。


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というわけで、吸い寄せられるように旅館の中へ。


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こちらがロビー。シックでオシャレな雰囲気。

女性スタッフの方に日帰り入浴を乞うと、ちょうど日帰り入浴開始時間寸前だったようで、10分〜15分ほどお待ち頂いても大丈夫ですか?と聞かれます。もちろん「待ちます」と速答。


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すると、こんなおしゃれなラウンジでお待ち下さいとのこと。

これはラッキーと、ふかふかのソファーでゆっくりお風呂に入れるその時まで待つことにします。

すると、ものの5分程度で準備をしてくれたようで、

ほとんど待たずにお風呂へ。


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お風呂は地下一階。階段で下ります。左が男湯です。


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タオルは入浴料に含まれます。500円でタオル付きとは太っ腹です。

温泉タオルには珍しく縦書きのロゴ。


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脱衣所。


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こちらがお風呂。いびつな形をした大浴場。

ちょっと青みがかった透明なお湯です。

露天風呂はありません。というか草津温泉は露天風呂がない旅館のほ方が多いです。露天風呂を求めるなら万座にいきましょう。


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泉質は酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉。

草津でメジャーな湯畑源泉のお湯です。

わずかに硫黄の香りのする酸っぱい温泉。

草津温泉は硫黄の含有量が殊更多いというわけではないので、体に硫黄の匂いが染み付いたりはしません。

 


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湯畑温泉は熱いお湯が多いのですが、ここもちょっと熱めのお湯でした。

 

佳乃やは目立つ旅館ではありませんが、高級感があります。日帰り入浴もオッケイなので、まんじゅう食べたら、温泉というのもありかもしれません。

 

草津温泉の他の日帰り入浴はこちら。

 

www.dairotenburo.com

 

 

6.温泉分析書の説明

 


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成分総計が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは1690mg。陽イオンはアルミニウム、陰イオンは硫酸イオンと塩化物イオンが20%を超えるので、アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉となります。

 

特殊成分として、水素イオンでが1mg以上で酸性泉となりますが、こちらは8mgもあり、酸性の強い温泉です。

 

また総硫黄(分析書の硫化水素イオン、チオ硫酸イオン、遊離硫化水素の合計)が2mg以上で硫黄泉ですが、こちらは7mg含むため、含硫黄とつきます。

 

合体して、酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉です。