こんな人におすすめ
・混みあわずに入浴したい
・アットホームな宿が好き
・源泉かけ流し温泉に入りたい
営業情報とアクセス
米山館の外観と館内
米山館は湯畑からちょっと離れた国道292号沿いにある旅館。
看板がなければ、民家と見間違えてスルーしてしまいそうなくらいの小さな旅館です。
駐車場は宿の前にはなく、宿からすぐの交差点の脇にあります。看板が目立つのでわかりやすい。
草津温泉は無料の外湯が充実していることもあり、旅館の日帰り入浴情報はネット検索してもあまり出てきません。
ということで、草津温泉の全旅館に片っ端から電話してリサーチ。
湯畑西側のこのエリアの小旅館群は、ほぼ玉砕でしたが、ここ米山館だけは快くオッケイ。朝9時くらいでしたが、「今からでもいいですよ」とのこと。時間ははっきり決まってないようです。
朝早くから入れていただけるとは、なんてありがたいと思いながら早速入館。電話から5分後くらいのスピード入館です。
こちらが帳場。ちょっとゴミゴミしていますが、小さな旅館のこういう雰囲気は結構好きだったりします。飾ってあった色紙を拝見すると、バレー部の合宿にもよく使われているようです。
愛想の良い女将さんが、すぐに出てきてくれました。入浴料は500円と安いです。
玄関にはNゲージの残骸のようなものも。動かなそうでしたが、結構リアルにできていました。
タオルは100円で買えますが、こんな箱に入ってやつを渡されます。
これはロゴのない汎用品に違いないと思いましたが、
立派なロゴ入り。恐れ入りました。
米山館の温泉
お風呂は男湯と女湯の二箇所。このときは女性の宿泊客も2名いたそうですが、誰も使っていないので、2つとも入って良いとのこと。
男湯は石風呂、女湯は檜風呂なんだそう。
やっぱり女湯はちょっと抵抗あるので、男湯から。
なんちゃらの湯と書いてますが、ちょっと読めません。
たぶん「しあわせの湯」?でしょうか。
脱衣所は小さめ。
こちらが石風呂です。浴室上部には湯気が溜まっていましたが、下の方は割りとクリア。少し青緑がかった透明なお湯です。
お湯の注ぎ口がなく、無音のお風呂。
よく見ると、湯船の底に穴が3つほど空いていて、そこからお湯が出ていました。激熱のお湯に直接触れないよう、お尻の位置を調整して入浴。
浴槽正面にはチョイナチョイナで有名な湯もみ唄の一節。
ちなみにこの意味不明な掛け声は、ヘブライ語由来との説があるそうで。
泉質は酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉。
長い名前ですが、硫黄と明礬を含む酸性のお湯。
湯畑源泉らしく熱めのお湯。草津温泉は硫黄泉なので、白濁しているとお思いの方もいるかと思いますが、湯畑源泉はこのように透明なお湯です。
カランはひとつのみ。
ご厚意に甘えて、女湯も入ることに。サイズなど造りはほぼ同じでしたが、確かに浴槽の縁はヒノキでできていました。
いつのものように飲んでしまいました。。
以上、米山館の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
草津温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです。
日帰り入浴してみた感想まとめ
米山館は民家のような小さな宿。
かなりマニアックな旅館なので、訪れる人も少なく。誰にも会わずに入浴できました。
草津では珍しく駐車場完備なので車でも利用しやすいです。
お風呂は小さく景色もないため、マニア向け。
石風呂とヒノキ風呂の趣の異なる2つのお風呂を楽しむことができます。
米山館の泉質と効能
✓源泉 湯畑源泉
✓温度 53.9度(高温泉)
✓pH値 2.0(酸性泉)
✓成分総計 1740mg
✓効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、切り傷、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、動脈硬化症