大露天風呂の日記

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蔵王温泉 こけしの宿招仙閣 硫黄臭がすごい!こけしの湯に日帰り入浴

 

 
基本情報 
 

【日帰り入浴時間】

11:00〜20:00

【日帰り入浴料】

300円

【露天風呂】 

なし

【お風呂の数】 

内湯(男1・女1)

【客室数】

10室

【公式HP】

https://www.kokeshinoyado.com/

【個人的オススメ度】

★★★★☆

 

 

住所・電話番号 
 

【住所】

山形県山形市蔵王温泉22

【電話番号】

023-694-9015

 

 

泉質

 

 ■源泉

大湯2号源泉

■泉質   

酸性・含硫黄-硫酸塩泉

■温度           

48.7度

■pH値

pH1.6

■成分総計  

3497mg

 

山形県 蔵王温泉ってこんなとこ

 


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蔵王温泉の起源は1900年ほど前。日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征に随行していた吉備多賀由(きびのたかゆ)が偶然発見し、矢の毒がたちまち全快したと伝えれています。

神話時代の話なのでどこまでが本当かはわかりませんが、山形県最古の温泉と言われています。長らく最上高湯などと呼ばれていましたが、1950年に蔵王温泉に改称しました。

 

30件以上の旅館や宿泊施設がある大温泉地で、特にスキーシーズンは多くの人で賑わいます。日帰り入浴にはかなり寛容でほぼ全ての旅館で可能。

日帰り入浴可能な旅館の件数は東北でも有数です。

しかも300円~500円が相場で安く湯めぐりできるのも魅力。

 

こけし職人を先祖に持つ宿

 

 


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こけしの宿招仙閣は蔵王温泉の中心部高湯通り沿いにある旅館、

このあたりは、高砂屋、招仙閣、伊藤屋、吉田屋、えびやと狭い旅館に小さな旅館が密集。

日帰り入浴可の旅館も多いので、湯めぐりも楽しい。

 

お店も多いので、まさにこのあたりが蔵王温泉の中心という感じ。


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個人的にオススメなのは山口餅屋。餅専門店というのはなかなかないですよね。山形らしいです。

写真は一番人気のくるみ餅。

納豆餅やおろし餅など種類も豊富です。


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招仙閣は下湯共同浴場の前という好立地。

 

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蔵王温泉の源泉。湯けむりがいい感じです。

 

ただし、宿の駐車場は遠い。ちょっと離れた場所にあります。

近くの共同駐車場に停めるのが手っ取り早いです。


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では館内へ。

こけしの宿という名前だけあって、館内の至る所にこけしがいます。

なんでも宿の前身が木地玩具の工房で、初代は蔵王高湯系こけしを確立したと言われる名工だったそう。

 

誰もいなかったので、インターフォンで呼び出し。

日帰り入浴はたったの300円です。

銭湯並の安さにびっくり。

 

ちなみにタオルも買えたのですが、タオルも300円。

入浴料と同じですか。タオルは高いのでやめておきました。


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お風呂はフロントから奥へ進んで左。

廊下にもこけしがずらり。


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お風呂入口。小さい旅館なので玄関からすぐです。

 

こけしが鎮座する内湯


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脱衣所もシンプル。


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こちらがお風呂。その名もこけしの湯。

浴室に入ると強い硫黄臭。

内湯ということもありますが、硫黄臭の強さは蔵王温泉でも一番な気がしました。


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カランはこんな感じ。鏡はなし。


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浴槽の隅にこけしの石像。

温泉成分でお顔がだいぶ見えなくなっていますが、視線は感じますね。

よく見ると胴体部分に「こけしのゆ」と書いてありました。


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源泉100%かけ流し。湯船からは絶えずお湯が溢れていました。

このお湯がアッツアツ。

溢れるお湯からして熱いので、湯船も少し熱めです。


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美しく輝く青白いお湯。本当にきれいな色をしています。

 

泉質は酸性・含硫黄-硫酸塩泉。

硫黄の含有量はそれほどなのですが、蔵王温泉は日本有数の強酸性の温泉。

こちらの宿が使う大湯2号源泉はなんとpH1.6。

酸性が強すぎるため、泉質名から陽イオンが脱落する珍しい泉質。

草津温泉よりも強い酸性の温泉です。


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なので、お湯を舐めると超酸っぱい。

目に入るとかなり痛いです。

CCレモンの酸っぱさだけを残したような味。でもこれが意外と美味しいんですねえ。

飲泉は不可なので、舐めるだけにしておきました。


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蔵王温泉の注意事項。

かなりの強酸性ゆえ、服に温泉が付着すると痛むそう。

これはちゃんと体を拭かなきゃ。

 

こけしの宿招仙台閣はたった300円で日帰り入浴可能。

蔵王温泉ナンバーワンの硫黄臭のする温泉。

共同浴場を巡るついでに立ち寄ってみてもいいと思います。

 

温泉分析書 強酸性の特殊な泉質です

 


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溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。

ところが、この源泉は酸性泉として名前がつく水素を除き、陽イオンが20%を超えません。この場合どうなるかと言うと、陽イオンの名前が欠落します。これはかなり特殊な泉質です。

一方、陰イオンは硫塩イオンと塩化物イオンが20%を超えるので、硫酸塩・塩化物泉になります。

特殊成分として、水素イオンを1mg以上含むと酸性泉となりますが、こちらは25gで蔵王温泉でも有数。

 

また硫黄分を2mg以上含むと硫黄泉となりますが、こちらは4mgで蔵王温泉ではやや少なめ。

以上より酸性・含硫黄-硫酸塩・塩化物泉となります