扇屋旅館
1.入浴時間・料金・混雑度
〇日帰り入浴時間 10:00〜17:00
〇日帰り入浴料金 700円
〇露天風呂 あり
〇お風呂の数 内湯露天(男1・女1)
〇タオル 100円(ロゴなし)
○タオル 150円(ロゴあり)
〇公式HP https://ohgiya-nakanosawa.jp/
○混雑度 ほとんど誰にも会わない
○個人的オススメ度 ★★★★☆
2.場所・電話番号
〇電話番号 0242-64-3221
5.外観・館内・お風呂
扇屋旅館は温泉街の中心部に位置します。
奥に長く建物が続き、中ノ沢温泉では比較的大きな旅館です。
扇屋、花見屋、西村屋の4件は中ノ沢温泉開湯初期からの主要旅館。
玄関。
ロビー。意外とアンティークな照明。フロントで呼べど呼べど旅館の人は出て来ず。。諦めて帰ろうと思ったら、トイレ中だったようです。何度もベル鳴らしてすみません。。
愛想はあまりよくありません。。
入浴料は700円で中ノ沢温泉の平均入浴価格。
タオルは100円ですが、これはサラリーマンの挨拶に使う粗品タオルでは。。旅館のロゴはなし。
ロビーの真ん中の囲われたスペースには囲炉裏。現役で火が入っていました。宿の方?と思われるおばあちゃんが気持ち良さそうに隣でお休み中。
浴室ヘはなかなか遠いです。ロビーから引き戸を開けるとこのようなスペース。
ピアノの横のドアを開けます。
右へ。建物は少し年季が入っています。
廊下をそのまま進みます。
中ノ沢温泉の開湯当初からの旅館だけあり、古い資料があちこちに飾られています。中ノ沢温泉の歴史を勉強するなら扇屋がオススメ。
これは開湯当初の絵図。扇屋旅館の名前も見えます。
かつてあった沼尻鉱山の精錬所の絵図。
中ノ沢温泉の歴史。
扇屋、白城屋、花見屋の3件が沼尻温泉からお湯を引っ張り中ノ沢温泉開湯。
資料がたくさん飾ってある広いスペース。ここを左で浴室です。右側の階段は今は使っていない旧館に繋がっているようでした。
浴室入口。
脱衣所。ドライヤーあり。
内湯。浴槽は木製です。お湯はかなり熱め。
シャワーはありますが、石鹸は使えません。温泉成分が石鹸の成分を溶かしてしまうのだそう。
日が差し込むとお湯は青緑色に輝きます。緑色は中ノ沢温泉に含まれる硫酸鉄が関係していると思われます。鉄と硫酸イオンを含むと緑礬泉(りょくばんせん)となりますが、中ノ沢温泉は緑礬泉の特徴も有します。
泉質は酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉。
源泉温度は熱めですが、扇屋旅館は他の中ノ沢温泉の旅館に比べて熱め。舐めるとかなり酸っぱく、後味に金属味があります。アルミニウムの味かどうかはわかりませんが、鉄も含みます。
露天風呂。こちらはちょうどいい温度。最初は透明ですが、底に白い湯の花が沈んでおりますかき混ぜると白濁します。
扇屋旅館は建物は少々古いですが、中ノ沢温泉の生き字引。また中ノ沢温泉の中でもお湯が熱めですので、熱いお湯が好きな方にオススメ。
まだまだあります 中ノ沢温泉
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6.温泉分析書の説明