なかむらや旅館の日帰り入浴ってどんな感じなの?
年間300箇所以上日帰り入浴している温泉ソムリエが、実際に訪れてレポートします。
こんな人におすすめ
営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
12:00〜15:00
▶日帰り入浴料
2000円(2名以上の場合は1000円)
▶タオル
サービス(ロゴなし)
▶お風呂の数
内湯(男1・女1)
▶サウナ
なし
▶住所
▶電話番号
024-542-4050
なかむらや旅館の外観と館内
なかむらや旅館は共同浴場の鯖湖湯(さばこゆ)のほど近くにある旅館。土蔵造り3階建ての立派な建物がひときわ目を引きます。
江戸時代の元禄年間創業で本物の老舗旅館。
なかむらや旅館の目の前には松尾芭蕉が宿泊したとされる地の碑があります。松尾芭蕉が逗留したと言ってもかなり粗末な宿に泊まったようで、飯坂温泉のことをボロクソに書いています。
立派な玄関。日帰り入浴不可オーラ全開ですが、予約制で日帰り入浴ができます。予約制と言っても当日に一本電話を入れればOK。飛び入り入浴はできませんが、ハードルはそこまで高くありません。
ロビー。豪商の屋敷みたいな歴史ある造り。ひな人形が飾ってあります。予約した者ですと伝えると、まるで宿泊のお客様を迎えるかのように丁寧にお迎えいただきました。
料金は後払いで、到着するや否や女将さんにお風呂までご案内していただきました。お風呂は玄関からすぐの廊下沿いにあります。
館内はホンモノの土蔵があったり、ステンドグラスがあったりと探検していて飽きません。
休憩所にはお水用意してありました。
かっこいいなかむらやの表札。予約制なので当然館内には他のお客さんはいません。
なかむらや旅館の温泉
お風呂入り口。
小さめの脱衣所。
アメニティもなんかおしゃれ。
鏡台も凝ってます。
うちわがあるのは初めて見ました。
お風呂は内湯のみ。浴槽は昔の鯖湖湯の石を使っているそうです。
右のドアは露天風呂に見えますがフェイント。
こちらもケロリン桶使用。
シャワーはありますが、微妙に低い位置。
泉質はアルカリ性単純温泉で無味無臭です。飯坂温泉らしく少し熱めのお湯。共同浴場のように激熱ではありません。
古い温泉分析書。
このあたりの3軒の旅館(なかむらや、ほりえや、なかや)はいずれも湯沢分湯槽からお湯を引いています。
なかむらや旅館の土蔵造りの建物は登録有形文化財です。飯坂温泉で文化財の建物を持つ旅館はここだけだと思います。
入浴料は1000円で帰り際に払います。ちょっと高いような気もしますが、文化財の旅館の見学もできて、貸切でお風呂に入れるんだから高くありません。入浴時間が他の方より短かったようで、ほんとにあったまりましたか?と心配していただきました。
日帰り入浴客にも丁寧なおもてなしはさすが。
以上、なかむらや旅館の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
飯坂温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです
日帰り入浴してみた感想まとめ
なかむらや旅館は飯坂唯一の文化財の旅館。
存在感のある建物は飯坂温泉のシンボルのひとつ。
館内はレトロながらもオシャレな感じ。
お風呂は小さいですが、貸切で楽しめます。
2名以上で訪れると入浴料が安くなるためカップルなどにもおすすめです。
なかむらや旅館の泉質と効能