飯坂ホテルジュラク
1.入浴時間・料金・混雑度
〇日帰り入浴時間 10:00〜 22:00(受付21:00まで)
〇日帰り入浴料金 10:00〜17:00 1380円
夜トク17:00〜21:00 850円(土日祝日除く)
〇露天風呂 あり
〇お風呂の数 内湯露天(男1・女1)
〇タオル 入浴料に含む
(バスタオル・フェイスタオルレンタル)
〇公式HP https://hotel-juraku.co.jp/iizaka/
〇混雑度 お風呂で会った人数 10人以上
〇個人的オススメ度 ★★☆☆☆
2.場所・電話番号
〇電話番号 024-542-2501
3.泉質
延寿の湯【内湯・露天風呂立ち湯】
■源泉 村島医院源泉
■泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
■温度 58.4度 pH 6.88
■成分総計 1143mg
坐忘の湯【露天風呂寝湯】
■源泉 ホテル聚楽源泉
■泉質 単純温泉
■温度 46.0度 pH 7.01
■成分総計 829mg
花見の湯【露天風呂】
■源泉 ホテル聚楽別館源泉
■泉質 単純温泉
■温度 56.9度 pH 7.32
■成分総計 977mg
4.飯坂温泉の歴史
飯坂温泉は秋保、鳴子と並び奥州三名湯に数えれる一大温泉地。福島市内からのアクセスの良さら福島の奥座敷として栄え、東北有数の巨大温泉街を形成しています。
歴史は古く2世紀まで遡り、日本武尊命の東夷遠征の際にこの地の佐波子湯につかり、病が全快したと伝えられています。この温泉は現在でも飯坂温泉の中心にある共同浴場の鯖湖湯という名前に残っています。松尾芭蕉も逗留し、江戸時代の頃より徐々に有名な温泉地となります。
飯坂温泉は摺上川沿いに旅館がへばりつくように林立し独特の景観を生み出しています。さながらミニ鬼怒川温泉のよう。狭いエリアに旅館が密集し、多くの旅館が廃業したとはいえ、現在でも30軒以上の旅館があります。
5.外観・館内・お風呂
ホテルジュラクは客室数170室を超える飯坂温泉随一の規模を誇る旅館。
福島県内でも最大規模の旅館です。聚楽グループは飯坂温泉の他、水上温泉や万座温泉などにも展開しています。飯坂温泉もそうですが、水上温泉の聚楽は特にバイキングがすごいことで有名。
玄関側から見るとそう大きくは見えませんが、川沿いに建物が大きく広がっております、対岸から見るとその規模がよくわかります。
巨大旅館だけあって旅館の前にも広大な駐車場がありますが、立体駐車場も完備。日帰り入浴は旅館前ではなくこちらに駐車します。
料金は無料で出入口のバーは開きっぱなしになっています。
日帰り入浴の入口はホテルの玄関とは別。
旅館好きとしては聚楽のロビーに入れないのは少し残念。
お風呂はホテルの宿泊客と同一のもので、ホテル内部からも繋がっています。
花ももの湯という名前で日帰り入浴専門施設として営業しています。
飯坂温泉は桃の花が有名で、近郊の花ももの里公園では4月になると桃の花が咲き誇ります。
靴は下駄箱へ入れ、下駄箱の鍵をフロントに預けるシステムです。
このあたりは日帰り入浴施設らしい仕様。
入浴料は1380円と飯坂温泉で最も高い料金。
これだけの施設なら妥当な金額。
ランチバイキングにも力を入れているようで、入浴とのセットもありました。聚楽のバイキングをランチでも楽しめるとはどんなものか気になります。
日帰り入浴はレンタルですがバスタオルとフェイスタオル、さらには浴衣までつきます。脱衣所とは別に浴衣着替え用の更衣室もあります。最初この更衣室を浴室と間違えてしまいました。
浴室は受付から続く休憩スペースの奥の長い廊下を進みます。
休憩スペースではとなりのトトロが上映中。
畳の廊下を進みます。
お風呂前のスペース。
浴室入口。
広大な脱衣所。ドライヤーやアメニティももちろん完璧。
大型旅館はぬかりなし。
浴室は内湯に4つの浴槽、露天風呂に3つの浴槽があり、もちろん飯坂温泉では最大規模の浴場。
内湯。浴室から入るとすぐにサウナがあり、サウナを挟んで右側が露天風呂、左側が内湯になります。
大浴場はぬる湯、あつ湯、ほどよい湯の3つと腰掛け湯があります。
ぬる湯はそんなにぬるくはなく、ほどよい湯が一番ぬるめでした。
聚楽は独自源泉を3本も所有。内湯はそのうちの硫酸塩泉の源泉を使用しています。内湯は循環濾過で無色透明。わずかに塩素臭。
カランの数もさすが。シャワー、シャンプー、ボディソープあり。
露天風呂。浴槽は3つで手前がもみほぐしの湯、奥が寝湯、下が立湯です。露天風呂は循環しておらず、より温泉感を楽しめます。
もみほぐしの湯。
こちらは聚楽別館源泉を使用。この浴槽にしか使用されていない独自源泉です。温泉分析表には微黄白濁とありましたが、抹茶ゼリーのような緑色でした。日によって違うのかも。
寝湯。こちらは聚楽源泉を使用。この寝湯にしか使用されていない独自源泉です。泉温が46度と低めで、そのせいか寝湯のお湯もかなりぬるい。寝るにしてはぬるすぎたのでパス。
立湯。深くなっており中央に手すりがあります。こちらは内湯と同じ硫酸塩泉の源泉。飯坂温泉はアルカリ性単純温泉か単純温泉の源泉で、硫酸塩泉のお湯があるのは聚楽だけ。温泉分析表には無色透明とありましたが、ここも抹茶ゼリーのような緑色でした。内湯は循環ろ過のためか無色透明。
日帰り入浴専門施設として夜の21時まで営業している入りやすい施設。平日の夜は1380円から850円に割引されます。飯坂温泉で21時でも入れるのは他は伊勢屋旅館と翠月と花乃湯のみ。
独自源泉を3本も有しており、飯坂温泉ではここだけの硫酸塩泉もありオススメです。
6.温泉分析書の説明
内湯と露天風呂の立湯に使用の村島医院源泉。
溶存物質が1000mgを超えると単純温泉にはならず、陽イオン、陰イオンの順に20パーセントを超える物を並べて名前を付けます。陽イオンはナトリウムイオンとカルシウムイオン、陰イオンは硫酸イオンと塩化物イオンが20パーセントを超えるので、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉となります。旧泉質名では含塩化土類芒硝泉。単純温泉はない泉質は飯坂温泉唯一です。
露天風呂のもみほぐしの湯に使用の聚楽別館源泉。
溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。
こちらは977mgのため、惜しくも単純温泉です。
またpH8.5以上でアルカリ性とつきますが、こちらはpH7.32のため、アルカリ性単純温泉になりません
単純温泉と言っても何も入っていないわけではなく、もし1000mgを超えていたら、ナトリウム-硫酸塩泉となる温泉。旧泉質名では芒硝泉です。977mgもあるため、ほぼ芒硝泉と言っても問題ない泉質だと思います。
寝湯に使用の聚楽源泉。
同じくこちらも829mgのため、惜しくも単純温泉です。
もし1000mgを超えていたら、こちらも旧泉質名では芒硝泉です。
7.飯坂温泉の日帰り入浴情報リスト
飯坂温泉は31件もの旅館があり、20件の旅館で日帰り入浴可能です。
主要な旅館のほとんどが日帰り入浴可能で、小規模な旅館が不可のところが多いです。朝早くから夜遅くまで時間も様々。これだけあれば、日帰り温泉で困ることはないと思います。
7.飯坂温泉の日帰り入浴情報リスト
東北有数の大温泉街らしく、飯坂温泉は31件もの旅館があり、うち20件の旅館で日帰り入浴可能です。
主要な旅館のほとんどが日帰り入浴可能で、ごく小規模な旅館で不可のところが多いです。朝早くから夜遅くまで時間も様々。これだけあれば、日帰り温泉で困ることもとありませ。
旅館名 | 時間 | 料金 | 紹介記事 |
---|---|---|---|
飯坂ホテルジュラク |
10:00~20:00 | 700円 |
|
御宿かわせみ | 不可 | 不可 | |
つたや旅館 | 13:00~20:00 | 500円 |
|
平野屋旅館 | 10:00~18:00 | 300円 |
|
栄楽 | 10:00~15:00 | 500円 |
|
福住旅館 | 10:00~20:00 | 500円 |
|
なかむらや旅館 | 12:00~15:00 | 1000円 |
|
ほりえや旅館 | 10:00~20:30 | 400円 |
|
なかや旅館 | 13:00~18:00 | 500円 |
|
千歳旅館 | 不可 | 不可 | |
青葉旅館 | 不可 | 不可 | |
祭屋湯左衛門 | 13:00~20:00 | 1000円 |
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あづま荘 | 不可 | 不可 |
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摺上亭大鳥 | 11:00~15:00 | 800円 |
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一柳閣 | 14時以降 | 300円 |
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旅館翠月 | 16:00~21:00 | 500円 |
|
喜久屋旅館 | 10:00~15:00 | 500円 |
|
双葉旅館 | 不可 | 不可 |
|
伊勢屋旅館 | 7:00~23:00 | 800円 |
|
旅館幸 | 不可 | 不可 |
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旅館小松や | 10:30~19:00 | 600円 |
|
旅館湯乃家 | 12:00~17:30 | 700円 |
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松島屋旅館 | 14:00~20:00 | 700円 |
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旅館新亀 | 不可 | 不可 | |
宿あたご屋 | 不可 | 不可 | |
新松葉旅館 | 不可 | 不可 | |
旅館入舟 | 不可 | 不可 | |
飯坂叶や | 不可 | 不可 | |
くつろぎの宿華滝 |
13:00~18:00 | 800円 |
|
天竜閣 | 12:00~18:00 | 800円 |
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