大露天風呂の日記

旅館好きの温泉ソムリエのブログ 各温泉の日帰り入浴情報を全旅館紹介します

大網温泉 湯守田中屋 川と一体化したワイルド野天風呂に日帰り入浴

湯守田中屋

 
 

 

基本情報

 
【日帰り入浴時間】

11:00〜15:00

【日帰り入浴料】

1650円

【タオル】

バスタオル・フェイスタオル込み

【露天風呂】  

あり

【お風呂の数】 

露天(混浴3・女1)

【客室数】

20室

【公式HP】

https://tnky.jp/

【個人的オススメ度】

★★★★★

 

 

住所・電話番号


 【住所】

栃木県那須塩原市塩原6

【電話番号】

0288-78-1101

 

泉質

 
■源泉

大網4号源泉

■泉質   

ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉

(含石膏芒硝泉)

■温度           

 60.0度 

■pH値

不明

■成分総計  

不明

 

栃木県 大網温泉ってこんなところ

 


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塩原温泉郷の開湯は806年と伝えられ、1200年以上の歴史ある温泉です。正確には塩原温泉と言う温泉はなく、塩原十一湯(大網、福渡、塩釜、塩の湯、畑下、門前、古町、中塩原、上塩原、新湯、元湯)と呼ばれる温泉の集まりで、150もの源泉があります。

合計で30件以上の旅館が軒を連ねる、栃木県を代表する温泉です。

 

大網温泉は平安時代から河原で湯が湧いていたという古い温泉。

宿は昔から田中屋の一軒のみです。

 

最近日帰り入浴を再開しました


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湯守田中屋は大網温泉の一軒宿。

川とほぼ一体化したワイルドな露天風呂が有名で、塩原温泉でも有数の人気を誇ります。

ところが、落石による被害を受け、2020年5月から長らく日帰り入浴を休業していました。

昨年9月にようやく完全復活。日帰り入浴を再開したと聞きつけて訪れてみました。


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駐車場は国道400号を挟んだ宿の向かい側。

かつては塩原温泉へと至る幹線道路であったため、結構な交通量がありましたが、下塩原バイパスの開通により、旧道となってしまったため、静かな雰囲気になっていました。


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玄関には大きく「日帰り入浴営業中」の文字。

日帰り入浴は土日祝日のみ。逆に平日は入浴できません。

また、宿の内湯は日帰り入浴できず、名物のワイルド露天のみ入浴可能です。


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露天風呂は混浴です。

日帰り入浴料は1650円。露天風呂だけの割には高い感じもしますが、全然その価値はあると思います。

 

フロントで入浴料を支払うと、なんと同意書にサインを求められます。同意書は露天風呂にカメラや携帯電話を持ち込んでは行けないというもの。

休止前に訪れた際は、同意書なんてなかったので、マナーがよほど悪かったのかもしれません。

 

カメラや携帯電話は受付のロッカーに入れるか、車の中に置いていくよう言われます。


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バスタオルとフェイスタオルはついてきます。

露天風呂までは結構歩くので、ご丁寧にバッグ付きです。

 

300段の階段を降りる!超ワイルド野天風呂


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野天風呂は国道沿いの入口から、300段以上もの階段を降りていきます。この先は撮影禁止のため、宿のHPから画像を拝借。

 

 

公式HPより

露天風呂までは長い長い階段を降りていきます。

途中休憩所もありますが、なかなか急な個所も。

この階段だけでもワクワクします。

 

 

公式HPより

やがて眼下に露天風呂群が見えてきます。

露天風呂は全部で4つ。1つは女性専用露天で、他3つは全て混浴です。

 

まず最初に現れるのは写真の仙郷の湯。

最も大きいメインの露天風呂です。

コンクリートの基礎のような部分にお風呂がありますが、

こちらには相当昔に木造の客室棟があったよう。

 

お風呂からは素晴らしい渓谷美と大自然

あまたの露天風呂がある塩原でもナンバーワンと言えるほどの解放感でした。

もちろんですが、源泉かけ流し。

 

入浴は男女ともに必ずバスタオルを巻いて入る必要があります。

 

 

公式HPより

仙郷の湯から更に川沿いに下ると、石門(いわま)の湯があります。

どこがお風呂?と思った方もいるかも知れませんが、

写真手前にある岩に挟まれた小さな湯だまりが石門の湯。

 

仙郷の湯は人工で作った感がありますが、石門の湯は自然の形をそのまま使ったお風呂。しかもこちらは、足元からお湯が自噴しています。

このロケーションに足元自噴湯。

温泉マニアなら泣いて喜ぶレベルだと思います。

 

泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉。

旧泉質名では含石膏芒硝泉。

弱食塩泉の多い、塩原温泉郷ではちょっと珍しい泉質。

石膏は中風の湯と言われ、痛みを和らげる働きがあります。

 

公式HPより

さらにその奥にあるのが河原の湯。河原にコンクリートの廃墟のような建物がありますが、なんとここに入浴できるのです。田中屋でも最も古くから利用されているお風呂。

但し、ここは最も箒川に近いため、いつも入れるとは限りません。

 

増水時は入れないですし、冬期は温度が下がるため入ることができません。

この日は3月末でしたが、温度が低いため入浴は不可となっていました。

田中屋で最もワイルドなお風呂ですが、確実に入りたいなら、夏場がいいかもしれません。

 

日曜日の午前中に訪れましたが、意外にも誰にも会わず、独り占めできました。

こんなに素晴らしいお風呂なのにもったいない。

日帰り入浴再開の情報はまだ知られていないのかもしれません。

 

お風呂に入ってさっぱりしても、帰りはまた300段の階段を登り返す必要があります。ぜーぜー言いながら、なんとか帰還。かなりいい運動になりました。


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ちなみに玄関前には飲泉所もあります。

クセもなく飲みやすいお味。

 

 

湯守田中屋はワイルドな野天風呂が大人気。

河原の露天風呂は塩原では明賀屋本館なども有名ですが、解放感ではこちらの方が圧倒的にすごい。塩原に来たらぜひ一度訪れてほしい温泉です。

 

 

 

温泉分析書

 

露天風呂には掲示がなかったため不明です。