猿ヶ京温泉ってこんなところ
新潟県との県境である三国峠に近い位置にあります。江戸時代の元禄年間に発見され、かつては笹の湯とか湯島温泉と言われていました。
当初は村民のみが利用する小さな温泉でしたが、明治時代頃より、三国峠を行き交う人々にも利用されるようになりました。1956年の相俣ダム建設に伴い、かつての温泉場はダム湖の底に沈み、現在の高台の地に移転しました。
今に続く猿ヶ京ホテルや長生館もこの時に移転。猿ヶ京という名前は、サルが多いという意味ではなく、この地を訪れた上杉謙信の吉夢を見た日が、申年、申の月、申の日だったたことから。
大型ホテルが立ち並ぶ温泉街でしたが、かなりの数のホテルが倒産。コロナ禍以降、日帰り入浴にも厳しい態度を取るようになり、日帰り入浴可能なのは4件ほどです。
猿ヶ京温泉の泉質
泉質の主流はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉(含芒硝石膏泉)。
猿ヶ京ホテルや長生館などの有名どこはこの泉質です。他にナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(含塩化土類芒硝泉)など。複数の源泉があり、組み合わせにより泉質が微妙に異なります。
透明度の高い温泉でクセはありません。石膏を含む温泉のため、鎮静作用があり、切り傷などにもよく効きます。
1.蔵やしき野の花畑 1510mg
✓高級感のある和風旅館
✓源泉かけ流しの内湯
✓超浅いヒノキの寝湯
✓赤谷湖を望む開放的な露天風呂
♨泉質
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
(含食塩石膏泉)
♨日帰り入浴時間
15:00〜(要確認)
♨日帰り入浴料金
1000円
♨住所
♨電話番号
0278-66-0641
♨公式HP
2.源泉湯の宿 千の谷 1430mg
✓松乃井グループの大型ホテル
✓天井が高く窓も大きな大浴場
✓立ち湯・寝湯などの豊富なバリエーション
✓半月型の露天風呂
♨泉質
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
(含塩化土類芒硝泉)
♨日帰り入浴時間
14:00〜17:00
♨日帰り入浴料金
1500円
♨住所
♨電話番号
0278-66-1151
♨公式HP
3.温泉民宿はしば 1330mg
♨泉質
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
(含塩化土類芒硝泉)
♨日帰り入浴時間
14:00〜17:00
♨日帰り入浴料金
1500円
♨住所
♨電話番号
0278-66-0153
♨公式HP
4.長生館 1210mg
♨泉質
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉
(含芒硝石膏泉)
♨日帰り入浴時間
8:00〜20:00
♨日帰り入浴料金
野天風呂 500円
内湯 1000円
♨住所
♨電話番号
0120-731-133
♨公式HP