基本情報
【日帰り入浴時間】
12:00〜(要確認)
【日帰り入浴料】
700円
【露天風呂】
なし
【お風呂の数】
内湯(貸切2)
【公式HP】
なし
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0279-64-2514
泉質
■源泉
岩文乃湯
明治湯
■泉質
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
(含石膏食塩泉)
■温度
51.1度
■pH値
6.6
■成分総計
1620mg
群馬県 四万温泉ってこんなところ
4万の病を治すと言われたことから、四万温泉という名前になったそう。
四万たむらと積善館以外に大型旅館は少なく、こぢんまりとした宿が多い雰囲気。
日帰り入浴には半分ほどの10件で可能です。
焼きまんじゅう屋の隣にあります
唐沢屋旅館は四万温泉の玄関口にある旅館。
昔ながらの小さな旅館で、隣には焼きまんじゅう屋があります。
この辺りには、あやめや旅館、やまの旅館、はつしろ旅館など、日帰り可能な小宿が密集。一気に湯巡りできます。
四万温泉はひらがなで〇〇旅館というのが多い感じ。
駐車場はないため、すぐ近くの町営駐車場を利用します。
柏屋カフェなどオシャレな店の目の前に、渋さを放っている旅館。
日帰り入浴可能か電話したところ、おばあちゃんが出て、
「何時くらいがいい?」と聞かれます。
逆に希望時間を聞かれたのは初めて。12時くらいが一番良いとのことでそのくらいの時間に伺いました。
玄関を開けるとこんな感じ。右が居間になっていて、「すみませーん」と呼んでみると、居間からかなり高齢のおじいちゃんが出てきてくれました。
日帰り入浴料は700円。
四万温泉のこの手の旅館は500円くらいなので、ちょっと高いかも。
お風呂は2箇所 貸切利用です
お風呂をお願いすると、「今大きい方のお風呂は他のお客さんがは入っちゃっているので、小さい方でもいいですか?」と聞かれます。
先客がいるとは思わなかったので、油断してましたが、
入れれば小さなお風呂でも全然大丈夫です。
廊下正面が大きなお風呂、右側が小さなお風呂です。
こちらのお風呂の日帰り入浴は貸切利用です。
おじいちゃんがお風呂まで案内してくれて、この札を下げます。
脱衣所も小さめ。洗面台は昔のままでタイル。
脱衣棚の上にはホコリを被ったアヒルさんも。
こちらがお風呂。入った瞬間、おおこれはいいお風呂と直感。
小さいですがこれで十分。青いタイルの湯船で、昔ながらのお風呂。
湯気がすごかったので、窓を開けて換気。
景色は宿の裏庭でした。
窓を開けると、うなぎを焼くような香ばしいかおり。
宿の方の昼食でうなぎを食べているのかと思いましたが、
匂いの正体はこれでした。唐沢屋の真横にある焼きまんじゅう屋。
結構な有名店のようでお客さんもたくさん。
ちなみに焼きまんじゅうは群馬名物で、蒸しパンのような柔らかい生地に味噌をつけて焼いたもの。
焼きまんじゅうを炭火で焼き上げる時の匂いでした。ちなみにまんじゅうという名前ですが、あんこが入っているわけではなく、意外とさっぱり食べられます。
焼きまんじゅうの匂いでお腹が減ってきます。
お湯は無色透明。お湯は割と適温で長湯できる気持ちよさでした。
浴室が狭いので、お湯に浸かると床じゅうが溢れたお湯で洪水になります。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
旧泉質名では含石膏食塩泉です。
味はほとんどしません。ほんの少しだけ鉄分も含むため、湯口は少し赤茶色に。
温泉は源泉かけ流しです。
なかなか気持の良いお湯で、しばし長湯。
そうこうしている間に、大きな方のお風呂が空いたのでのぞいてみました。先客は常連さんのようでした。
脱衣所からしてサイズが全然ちがう。
ですが。お風呂は大きいだけで至ってフツウ。
小さい方のお風呂みたいなレトロな感じもなく、手を入れてちょっと新しくした感じ。
これなら小さいお風呂のほうが断然良いです。
これはむしろ小さいお風呂に案内されてラッキーでした。
唐沢屋旅館は四万温泉でもなかなかマニアックな旅館。
レトロなお風呂は温泉ツウしか喜ばなそうですが、四万温泉で源泉かけ流しで楽しめる旅館は意外に少なく貴重です。