つるや旅館
基本情報
【日帰り入浴時間】
10:00〜15:00
【日帰り入浴料】
700円
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(混浴1・男1・女2)
【客室数】
39室
【公式HP】
http://www.tsuruya-ryokan.co.jp/
【個人的オススメ度】
★★★★★
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0268-44-2121
日帰り入浴では2箇所入れます
つるや旅館は五台橋にほど近い鹿教湯温泉の中心部にある旅館。
縦に長い建物で、両側に入口がありますが、フロントは木造旅館側。
ちなみに反対側の入口はこんな感じで、全く別な旅館に見えます。
新館のようで建物もキレイ。
どうみてもこちらのほうが立派で、駐車場も広いのですが、
こちらは裏口。
ということで正面玄関側から入ります。こちらがフロント。
日帰り入浴料は700円。
お風呂は文殊の湯と薬師の湯の2つ。
メインは文殊の湯で混浴と女湯になります。
薬師の湯は男女別。
その他に家族風呂が2つありますが、こちらは宿泊者専用。
まずは文殊の湯から。お風呂は新館側のロビーにあります。
バリアフリーは完璧で、車椅子の方でも難なくお風呂にいけるようになっています。
文殊の湯が混浴なのも、介護の方が一緒に入れるようにとのことで、昔から混浴なんだそう。
男湯と女湯で入口が別ですが、中でつながっています。
脱衣所は男女別になっています。
メインの文殊の湯は混浴です
男湯側の脱衣所。
こちらが混浴の大浴場。湯気でもやもやしていますが、かなり広いお風呂です。
お風呂はレトロなタイル製で、ゆるやかにカーブした独特な形です。
湯船は2つあり、小さい方は少し熱めになっています。
今どき珍しいタイルのお風呂もすばらしい。
奥側の浴槽の湯口は大理石製の女神様。
これだけ広いお風呂ですが、完全なる源泉かけ流しなのがすごい。
お湯は少し温めで、優しい肌触り。めちゃくちゃ気持ち良く、これは最高のお湯です。
中央の湯口からはちょろちょろとお湯が注がれ、
浴室はお湯が注がれる音のみが響き渡ります。
ぬる湯で気持ち良すぎる露天風呂
続いて露天風呂へ。女湯側の入口は直接野天風呂につながっています。
ここも泳げそうなくらい広い。
こんなに素晴らしいお風呂なのに、知名度が今ひとつなのか、なぜか人が全くいない。個人的には鹿教湯温泉でここが一番気に入りました。
川沿いに面しているため、野天風呂という名前がぴったり。
こちらも少しぬるめの適温で、いつまで入りたくなる温度。
これは日帰り入浴ではもったいなく、宿泊しても何回も楽しみたくなります。
似たようなお風呂は、鹿教湯温泉の河鹿荘にもあります、
こちらは混浴で有名になりすぎたが故に、マナーが悪かったのか、
現在は日帰り入浴不可。部屋付きで5000円ほどの日帰り入浴プランがありますが、これも2名以上が条件。一人旅客からしたら随分と利用しにくくなりました。
飲泉も可能!便秘に効能あり
つるや旅館は源泉かけ流しなので、どの湯口からも飲み放題です。
ということで置いてあったコップにお湯を汲んで飲んでみます。
全くクセはなく、白湯に近い感じでごくごく飲めます。
成分には石膏と芒硝を含みます。
芒硝は下剤にも使われる硫酸ナトリウムのことで、飲泉により便秘を初めとする整腸作用に効能あり。
ちなみに夜にもなるとこんな雰囲気。周囲には何も無いので、星や月がよく見えます。
夜にはムササビが訪れることもあるんだとか。
続いて薬師湯へ。女将さんからは薬師湯はかなりぬるいので、文殊の湯がオススメですと言われましたが、薬師湯も気になるので来てみました。
地下一階にあるため、昼でも廊下は暗いです。
脱衣所。
薬師湯は完全に男女別なので、混浴が苦手な方はこちらがオススメです。
こちらが大浴場。
文殊の湯は昔ながらのレトロなお風呂でしたが、こちらは普通のお風呂です。
お湯はそこまでぬるいわけではなく、文殊の湯よりちょっぴりぬるいかなというくらい。ここにも飲泉用の枡が置いてありました。
お酒みたい。。
露天風呂もあります。
内湯の浴槽を横切って外に出ます。
小さいですが、ここも野天風呂感があり、露天風呂の外は原生林。
露天風呂は確かにかなりぬるく、ギリギリ入れるかなくらい。
つるや旅館は広いレトロな大浴場と渓谷沿いの露天風呂、ありあまるほどの源泉かけ流し湯で鹿教湯温泉で一番おすすめの旅館。
クセがないぬるめの温泉は永遠に入っていたくなる程の気持ちよさなので、ぜひ体験して欲しいです。
温泉分析書の説明 石膏と芒硝を含む温泉です