山陽ホテルの日帰り入浴ってどんな感じなの?
年間300箇所以上日帰り入浴している温泉ソムリエが、実際に訪れてレポートします。
こんな人におすすめ
営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
15:00〜18:00
▶日帰り入浴料
1200円
▶タオル
220円
▶お風呂の数
内湯露天(男1・女1)
▶サウナ
なし
▶住所
▶電話番号
050-3538-5628
山陽ホテルの外観と館内
山陽ホテルは昭和の面影を色濃く残す旅館。
伊香保温泉で山陽という名前はちょっと浮いている感じがします。
伊香保温泉は石段街付近の中心街、県道を挟んだ山麓の旅館街、見晴らし温泉街と呼ばれる3つのエリアに分かれます。
山陽ホテルは見晴らし温泉街と呼ばれるエリアにありますが、このあたりは有名な旅館もなく、とかく元気がない。
個人的には、こういう昭和レトロな大型旅館は好みのタイプではあります。
両隣の一富士ホテルや、ホテル銀水は営業しているかどうかも微妙な感じ。写真は一富士ホテル。電話はなんとかつながったのですが、休業中のよう。
それのこのあたりの旅館は日帰り入浴にも寛容ではなく、可能なのは山陽ホテルとしん喜のみ。
この日は土曜日でしたが、ちゃんと電気がついているのは山陽ホテルくらい。伊香保温泉ではかなりマニアックな旅館で、リーズナブルに宿泊できます。
日帰り入浴は15時から。開始時間が遅く利用しにくかったため、後回しになっていてましたが、今回満を持して訪問。
ロビー。ほんのりとタバコのヤニが香り、良くも悪くも昭和の旅館です。日帰り入浴料は安いだろうと予想していましたが、1260円と意外と高め。しかも何故か半端な数字です。
山陽ホテルは本館と東感に分かれます。お風呂があるのは東館。
スナックへの入口みたい。
館内はこれまたちょっと昭和な感じがするピアノのBGMが流れています。
つるし雛が飾られたギャラリー。
群馬県は富岡製糸場を擁しており、絹糸が豊富。そんなわけで、伊香保温泉ではつるし雛を飾る旅館もちらほら。
石段街付近の有名旅館はカップルや若いグループ、家族連れなどで大賑わいですが、山陽ホテルの客層はおじさんやおじいちゃんが多い感じで、落ち着いています。
山陽ホテルの温泉
お風呂入口。亭主関白の湯という名前。
こちらがお風呂。まあまあ大きなホテルなので大浴場も広め。
窓がなく、湯気でもやもやしていますが、壁はすべてヒノキでてきている特徴的なもの。
壁からは2本のヒノキ管が突き出ており、打たせ湯のようになっています。
湯口もナイアガラの滝のような幅。
浴室内はザバーという音が鳴り響きます。
ジャグジーもついていました。
ぶれてますが、カランもヒノキ造りという徹底ぶり。
高級な馬油がスタンバイ。
内湯だけだと思っていましたが露天風呂もあるよう。
サッシにつまずき、まあまあ痛かったので、足元注意です。
こちらが露天風呂。外がすぐ道路になるまので、しっかり目隠しがしてあります。
眺望はありませんが、露天風呂が少ない伊香保温泉では、あるだけでもありがたい。
温泉は白銀の湯を使用。平成になって開発された源泉で、これといって特徴はありません。
伊香保古来の黄金の湯は、石段街の老舗旅館が独占しているため、見晴らし温泉街の旅館はこの白銀の湯を使用しています。
メタケイ酸で温泉の基準値はクリアしています。
以上、山陽ホテルの日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
伊香保温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです
日帰り入浴してみた感想まとめ
山陽ホテルは伊香保温泉でも昭和の面影を色濃く残す旅館。
日帰り入浴は15時スタートなのでちょっと利用しずらいです。
石段街から離れているため、混み合うこともなくゆっくり入浴できます。
檜大浴場は意外と圧巻なのでオススメです。
山陽ホテルの泉質と効能