ホテル金甚
基本情報
【日帰り入浴時間】
12:00〜18:00
【日帰り入浴】
500円
【タオル】
100円
【露天風呂】
なし
【お風呂の数】
内湯(男1・女1)
【客室数】
18室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★★☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0255-87-3131
泉質
■源泉
北地獄谷
■泉質
カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
■温度
50.2度
■pH値
6.6
■成分総計
1321mg
感じのいい女将さんが受付
ホテル金甚(かねじん)は赤倉中央通りから少し入った所にあるホテル。メインストリートからは見えない奥まった場所にあるので、私もその存在をしったのはつい最近。
スキー客向けのホテルが多い赤倉温泉は、変に北欧風やロッジ風の建物が目立ちますが、こちらはスッキリとした印象の建物です。
金甚といういかにも旅館らしい名前ですが、玄関には英語でロゴが書かれています。
こちらのホテルにもスキーヤー専用の入口が。乾燥室とかがあるのだと思います。
赤倉温泉はスキーができる冬季がハイシーズン。
10月は紅葉の時期と言えどもそんなには混みません。
スキーはせず温泉目当てなら、冬は混み合うので避けたほうがいいです。
こちがロビー。感じの良い若い女将さんが受付。
事前に電話したところ、「シャワーが壊れているのですがよろしいですか? お昼すぎならお湯がたまります」とのことでした。お風呂に入れればよいので、問題ありません。
日帰り入浴料は500円。赤倉温泉の中でもかなり安い方で助かります。一日に何個もお風呂を巡っていると結構な金額になるので。。
タオルはたったの100円ですが、ちゃんとロゴ入り。
女将さんから、「お風呂なあつめとぬるめどちらがお好きですか?」と不思議な質問をされます。
個人的にはぬゆ湯なので、「ぬるゆがいいです」とお伝えし、お風呂まで案内していただきまきした。
お風呂は2階。ぬる湯は男湯。「ごゆっくりお過ごしくださいませ」と案内されます。
ここで熱めが好きと伝えていたら、女湯だったようです。
他にお客さんがいなかったので、好きな方をわざわざ聞いてくれたようです。心遣いがすばらしい。
脱衣所。たまに見かけるスチールラックの脱衣棚。
なかなかお目にかかれない形の湯船
さっそくお風呂へ。すると期待以上のお風呂です。
花びら型の独特な形の湯船に、陽の光が差し込み、美しく輝いていました。
黄色と白の市松模様のガラスの壁もレトロでいい感じ。
赤倉温泉にこんな洒落たお風呂があったなんて。
2階ですが、高台にあるため見晴らしも良いです。(道路ビューですが)
浴槽の内側は水色なので、お湯もキレイな色に見えます。
全体的に浴室は白いので、ビーチにでも来たかのような色のコントラスト。
花びら中央にある湯口は陶器のようになっていて、これもまた凝っています。
泉質はカルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉。長くてややこしい泉質。複雑すぎて旧泉質名にも直せません。
石膏や重曹、芒硝なんかを含んでいます。
お湯はゴムのような焦げたような香ばしい匂いがしますが、これがこのあたりの温泉の特徴。なんとも言いにくいので、ぜひ一度訪れて嗅いでみてください。
イメージ的には、上流にある燕温泉から硫黄を抜いて、少し薄くしたような感じ。
しかも源泉かけ流し。「さらし粉は使用していません」と書いてありました。さらし粉って久しぶりに聞いたような。
ホテル金甚は女将さんがとても好印象。
帰り際に「またどこか行かれるんですか?」と話しかけてくれました。まさか赤倉温泉全部入りますとはちょっと恥ずかしかったので、お茶を濁しちゃいました。
花びら型の湯船はあまり見たことがなく、レトロな感じもとてもいいので、赤倉温泉でもかなりオススメです。
温泉分析書 とにかく複雑です