ホテル飛鳥
1.基本情報
【日帰り入浴時間】
11:00〜21:00(受付20:00まで)
【日帰り入浴】
800円
【タオル】
50円(ロゴなし)
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
【客室数】
30室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
2.住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0258-41-6111
3.泉質
■源泉
寺泊岬温泉
■泉質
■温度
25.0度
■pH値
7.2
■成分総計
154mg
4.寺泊岬温泉について
寺泊温泉は魚のアメ横で有名な寺泊海岸の北部に位置する温泉。
寺泊中心街からは車で5分ほどの距離にるある海沿いの温泉です。
観光地として名高い寺泊なので、ホテルや旅館が多くありますが、温泉的にはあまり恵まれないエリア。温泉を引くのは、ホテル飛鳥のほか、住吉屋と北新館のたった3件のみ。それぞれ源泉は全く異なる違う温泉です。
5.外観・館内・お風呂
ホテル飛鳥は寺泊岬温泉の一軒宿。寺泊海岸で水産業を営む会社が経営するホテルで、当初は温泉ではなかったものの、2005年に温泉掘削に成功した新しい温泉。
正面には松林と日本海が、背後には弥彦山が迫るロケーション抜群の場所にあります。
ホテルは鉄筋七階建。このあたりのホテルではかなり大きいタイプです。1階部分が駐車場になっていますが、ホテルの裏手にも大きな駐車場があります。
こちらが玄関。
日帰り入浴には積極的で、夜の20時まで受付してくれます。
こちらのホテルは演劇がウリのようで、あちらこちらにポスターが。
お弁当付きで4000円の日帰り入浴観劇プランなるものもあるようです。
そんなわけか、ド平日の昼間に訪れたのに駐車場は満車に近いほどの盛況ぶり。
こちらがロビー。大型ホテルらしく立派です。
日帰り入浴は800円。タオルは50円と激安で買えるのですがロゴなし。
売店。
お風呂は最上階ではなく、真ん中の4階にあります。
エレベーターを降りるといきなりこんな感じ。
寺泊岬温泉と書かれた看板が目に入ります。
温泉の少ない寺泊ですが、ウチは温泉ですとアピールしてます。
下駄箱の規模からして、日帰り入浴も結構人気のよう。
お風呂前のスペースはなかなかモダンなデザイン。
こちらが大浴場。大きなガラス窓で景色は抜群。
松林の緑と日本海の青が映える素晴らしい景色です。
泉質は単純温泉。成分的にはかなり薄く、泉温も25度と低め。
あと1度でも低かったら温泉ではないので、温泉基準ギリギリといったところ。なので、温泉らしさは弱めです。
成分は食塩と重曹がメインで、このあたりの温泉に多い泉質です。
大浴場の横には陶器製の小さな湯船も2つ。
その他にも、海藻を入れたお風呂もあります。海藻成分が溶け込み、少し灰色の濁りがあります。こちらのほうがミネラル豊富で温泉感がありました。
ホテル飛鳥は露天風呂も完備。
大浴場よりも絶景に拍車がかかり、かなり解放感があります。
この露天風呂は、建物から突き出すように作られているので、180度見渡す限り日本海です。
ホテル飛鳥は、温泉らしさは弱めですが、大浴場も露天風呂もなかなかの絶景。陶器風呂や海藻風呂などの工夫も面白く、日帰り入浴が人気なのも頷けます。演劇効果なのか、ちょっとだけ混み合います。
6.温泉分析書の説明
溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。
こちらは154mgとかなり薄いため、単純温泉です。
単純温泉と言っても何も入っていないわけではありません。
もし1000mgを超えていればナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉となる温泉で、成分的には食塩と重曹がメインの温泉です。