ゆの宿和どう
1.入浴時間・料金・混雑度
○日帰り入浴時間 11:00〜14:00
○日帰り入浴料金 1000円
○露天風呂 あり
○お風呂の数 内湯露天(男1・女1)
○客室数 38室
○タオル 入浴料に含まれる(ロゴなし)
○公式HP https://www.wadoh.co.jp/
○混雑度 お風呂で会った人数 1人
○個人的オススメ度 ★★☆☆☆
2.場所・電話番号
〇住所 埼玉県秩父市黒谷813
〇電話番号 0494-23-3611
4.和銅鉱泉について
和銅鉱泉は秩父市北部にある温泉。開湯時期は定かではありませんが、武田信玄が和銅金山を開発した頃には既にあったとされているので、500年以上の歴史があることになります。ですが、秩父七湯にはノミネートされていません。ただし、古くからの秩父七湯は廃業が相次ぎ、3つしか現存しないことから、新しい七湯として和銅鉱泉を含めることもあります。
和銅という名前は、近くにある和銅遺跡にちなんでいます。日本最初の通貨とされる和同開珎を鋳造した良質な自然銅が採掘されていた場所。私も勘違いしていましたが、和同開珎が発見された場所ではありません。
5.外観・館内・お風呂
和銅鉱泉はゆの宿和どうの一件宿。絶妙にひらがなが混じる旅館名です。多くの方は和銅鉱泉としか呼んでいないと思います。
秩父界隈では指折りの大きさの旅館です。
国道沿いに看板があるため、わかりやすいです。
ですが、国道140号は秩父のメインストリート。週末ともなればかなりの混雑で、温泉帰りに国道に復帰するのは至難の業でした。
玄関の建物をくぐった先に広い駐車場があります。
観光バスもちらほらといました。
エントランスには和同開珎のモニュメント。
和銅鉱泉という名前なので、館内は銅貨だらけかと思っていましたが、意外なことにここにしかありませんでした。
ではでは入館。館内はピカピカで古さのかけらもありません。
そして旅館のいい匂いもします。
フロント。感じの良さそうな番頭さんが受付。入浴料は1000円。
フェイスタオルはついてきますが、ロゴはありませんでした。
旅館は荒川の支流である横瀬川を背にして建っているため、ロビーは実は3階。お風呂はエレベーターで1階です。
一階へ到着。
秩父夜祭の立派な屋台模型が飾られていました。
ちなみに秩父夜祭は例年12月2日と3日です。
これも秩父夜祭り関連の太鼓。
お風呂入口。趣の異なる2つのお風呂があり、右側が檜扇、左側が岩鏡というお風呂。
男女入れ替えですが、日帰り入浴時間帯は檜扇が男湯、岩鏡が女湯となっています。
休憩スペース。半地下という感じでちょっと暗め。
ガラス瓶に入れられた美味しそうなフリーお水。
暖簾をくぐると、畳の踏み込み。
ここも綺麗すぎるくらい綺麗でした。
脱衣所。
鍵付きロッカーも完備。設備面では非の打ち所がありません。
それではお風呂へ。内湯と露天風呂があります。
内湯はヒノキで縁どられた石造りの湯船。
対する岩鏡のお風呂は秩父特産の蛇紋岩を贅沢に使用した岩風呂のようです。
湯口には堂々たるたけのこが鎮座。
和銅鉱泉なのだから、ここはデカ目の和同開珎の飾りでもいいような気がしますが、なぜたけのこ?
触ってみるとこのタケノコは陶器製でした。
HPの写真を見る限り、もうひとつのお風呂の岩鏡にはタケノコはなさそう。
硫黄泉ですが、硫黄の匂いはなく、ガッツリとした塩素臭。
循環ろ過、加水、塩素消毒ありで、
温泉感は残念ながらほとんどありません。
続いて露天風呂。しっかりとした石造りの露天風呂が備えられています。内湯も露天風呂もちゃんとありますが、きれいな反面、面白さはあまりありません。
ちなみに岩鏡より檜扇のほうが露天風呂はデカ目。
お湯に浸かればこの目線。柵やよしずで囲まれていますが、目線の先は横瀬川の渓流です。
柵から無理やり眺めるとこんな感じの景色。
川は意外とよく見えません。
写真を撮り忘れましたが、カランも立派で、高圧洗浄機のような強さのシャワーを完備していました。
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6.温泉分析書の説明