大露天風呂の日記

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小糸川温泉 ぬるぬるブラックのアットホームな重曹泉に日帰り入浴

小糸川温泉

 

 

 

1.入浴時間・料金・混雑度


 
 
○日帰り入浴時間 10:00〜16:00(月、金、土、日のみ)

○日帰り入浴料金 800円 
○露天風呂    なし
○お風呂の数   内湯(男1・女1)    

○タオル     150円(ロゴあり)

○客室数     https://koitogawa-onsen.storeinfo.jp/

○公式HP     なし

○混雑度       お風呂で会った人数 3人

○個人的オススメ度 ★★★☆☆

 

2.場所・電話番号


 〇住所  千葉県君津市日渡根206

〇電話番号   0439-37-2108

 

 

3.泉質
 

 

■源泉   小糸川温泉

■泉質   ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉

      (含食塩重曹泉)

■温度             24.8度    pH不明

■成分総計  3178mg

 

4.小糸川温泉について

 


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小糸川温泉は君津市の山間にある温泉。

温泉街などはなく、田園地帯に小さな宿が一件あるのみののどかな温泉です。

 

 

5.外観・館内・お風呂

 


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小糸川温泉の外観。ちょっと大きな民家くらいのサイズ感。


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周囲は畑と民家なので、のぼり旗や看板がないとそれとは気づきにくいかもしれません。当方も最初は通り過ぎてしまい、ぐるっと回ってたどりつきました。


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玄関。さっそく入ります。


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ロビー。小糸川温泉はかつては宿泊も行っていましたが、現在は日帰り入浴のみの営業。房総半島の小さな一件宿の温泉は、営業しているのかいないのな微妙なところもありますが、小糸川温泉は元気に営業しています。入浴料は800円。


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タオルは+ 150円でロゴ入り。


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館内にはこんな感じの休憩所もあり、お風呂上がりに自由にゴロゴロすることも可能です。このときは誰もいませんでした。


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フリーお水。


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浴室入口。


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手書きの案内札。歴史を感じます。


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脱衣所は小さめです。ドライヤーはありました。

お風呂からは何やら賑やかな声が聞こえます。

平日の月曜日なのにびっくり。


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こちらがお風呂。内湯のみです。

地元の常連さんと思われるおじいちゃんが賑やかに入浴客とおしゃべり中。どちらも地元の方かと思いきや、お客さんの方はそうでもさなそう。どうやら入浴中に仲良くなったようです。


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お湯は玄関に書いてあったとおり、真っ黒です。よく見ると褐色のお湯ですが、色が濃いため黒色に見えます。この色は腐植質と呼ばれる太古の植物が腐った成分によるもの。モール泉とも呼ばれ、千葉県や東京などに比較的多い温泉です。

 

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泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。旧泉質名では含食塩重曹泉。洗剤にも使われる重曹はクレンジング作用が強く、角質などの汚れを落とすため、浴後は肌がサラサラになります。

お湯は重曹特有のぬるぬる感も結構あります。

しかも源泉かけ流し。千葉県の温泉で源泉かけ流しはかなりのレアもの。


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しばらく入浴していると、私も先程の常連さんのおじいちゃんに話しかけられます。「初めて?」「どうやってこの温泉知ったの?」などなど。このおじいちゃん不思議な愛嬌があり、話しているといつの間にやら仲良くなっていました。なんでも週に一日のペースできているそう。来る人来る人に話しかけていたのかも笑

おじいちゃんコロナ前は週に3日来ていたそうですが、小糸川温泉は週に4日しか営業していないため、ほぼ毎日来ていた計算になります。


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すると、ここで別のお客さんが入ってきます。この方も地元の常連さんのおじさん。このおじさんは高校の時から、小糸川温泉に来ているそう。何でも40年前から浴室は全く変わっていないそうです。

千葉県の温泉の話で盛り上がり、「千葉県の温泉はみんなこんな色でね」などなど、いろいろと教えていただきました。


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手前にあった浴槽。今は空っぽですが、昔は冷たい源泉のお風呂だったそう。おじさんによると、コロナでお客さんが減り、使われなくなったのだとか。

「地元の方が多いんですか?」と聞いてみると、そんなこともなく、最近は私のように遠方から訪れるお客さんも結構いるそうです。

そんなこんなで、20分くらい温泉談義に花を咲かせ、おじさんともすっかり仲良くなりました。

普通こういう地元の方が多い温泉は、外部の人間にはちょっと冷たく、入りにくい雰囲気があったりしますが、こんなにアットホームな温泉は初めて。またお会いする約束をして温泉を後に。

千葉に来たら、絶対にまた訪れたい温泉です。

 

6.温泉分析書の説明

 


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溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。

こちらは3168mgで千葉県にしてはかなり濃い目の温泉です。

重曹泉で3000mgを超える濃度があるのも珍しいのです。

陽イオンはナトリウム、陰イオンは炭酸水素イオンと塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉となります。