丸山鉱泉
1.入浴時間・料金・混雑度
○日帰り入浴時間 11:00〜14:30
○日帰り入浴料金 800円
○露天風呂 あり
○お風呂の数 内湯露天(男1・女1)
○客室数 13室
○タオル 170円(ロゴあり)
○公式HP http://www.maruyama-kousen.co.jp/
○混雑度 ほとんど誰にも会わない
○個人的オススメ度 ★★★☆☆
2.場所・電話番号
〇電話番号 0494-23-3439
3.泉質
■源泉 丸山鉱泉
■泉質 温泉法上の温泉ではない
■温度 不明
■成分総計 694mg
4.丸山鉱泉について
秩父七湯には入りませんが、秩父でもかなり山間に位置しているため、さながら東北の秘湯に来たような雰囲気があります。
5.外観・館内・お風呂
丸山鉱泉までは林道を5分ほど進みます。
看板にも「入浴できます」と書いてあるので、日帰り入浴には割りと積極的であることが分かります。
途中景色のいいところがありますが、寺坂の棚田というスポット。
奥にセメント工場が見えますが、棚田とセメント工場の異質な組み合わせは、秩父っぽくて好きです。
丸山鉱泉に到着。丸山鉱泉は薬草風呂がウリなのですが、駐車場からいきなり薬草推しが伝わってきます。
丸山鉱泉の玄関。
建物はちょっと古めですが、温泉場らしくていい感じ。
新しすぎるよりもこういう感じの方が、アタリの温泉に出会える確率が高いです。
さっそく館内へ。
日帰り入浴料は800円。
お風呂はちょっと離れた棟にあり、長いわたり廊下を進みます。
この渡り廊下はなかなか趣があります。
廊下から見えるあの部分が男性用の露天風呂。
不用意に立ったりすると見えるので要注意。
廊下の終点には、別の受付のようなエリア。
実は丸山鉱泉は花悦の湯という名前で、宿のお風呂を日帰り入浴施設として開放していますが、こちらはその日帰り入浴施設側の受付。
人は誰もいなく、現在は旅館側で受付しているようでした。
脱衣所。
こちらが大浴場。内湯は2つに分かれていて、奥側が薬草風呂になっています。手前は源泉をそのまま沸かしたものなのか、白湯なのかは分かりませんでしたが、塩素臭が強かったのでパス。
薬草風呂は茶色の麦茶のような色をしています。
香りは例えるなら、ヒノキの香りを凝縮して、ヨモギを混ぜたような匂い。薬草風呂ってつかっていると、ピリピリしてきたり、キツイ匂いがしたりするところも多いですが、こちらはその辺に生えている山野草を使っているので、体に優しく、ずっと入っていても刺激は感じませんでした。
続いて先程の廊下から見えた露天風呂。
こちらで使用している薬草な秩父の山野草で、ドクダミやヨモギ、ゲンノショウコの他、10種類ほどを煮出しているそう。
その中でもヒノキっぽい匂いの正体は、聞き慣れないマツフジという野草。結構を促進する効果もあるそうです。
薬草風呂なんて、温泉好きとしては邪道だと思っていたのですが、
これがとっても気持ちよく、ついつい長湯。
するとマツフジの効果なのか、じわじわと体が明らかに暖かくなってきます。
これはすごい。
薬草のレポートになってしまいましたが、肝心の温泉としてはかなり薄め。温度が低い冷鉱泉で、特殊成分も含まないため、温泉法上の温泉ではありません。ただし、成分総計は694mgもあり、もし温度が25度以上をクリアしていれば、十分単純温泉として認められる値です。
旅館側も「秩父は良質な温泉(かけ流し)がありません」って言っちゃってます。。
丸山鉱泉の薬草風呂は、刺激も少なく体もポカポカで、薬草風呂としては一級品だと思います。温泉としては弱いですが、薬草風呂だけだも来る価値あり。
【秩父温泉郷を入りつくせ!】日帰り入浴完全ガイド(温泉ソムリエのオススメ8選) - 大露天風呂の日記
6.温泉分析書の説明
詳細な分析書がなかったため不明です。