ホテル掬水亭
１．入浴時間・料金・混雑度
○日帰り入浴時間 11:30〜20:00
○日帰り入浴料金 1100円
○露天風呂 あり
○お風呂の数 内湯露天（男1・女1）
○タオル フェイスタオルは入浴料に含まれる
○客室数 50室
○公式HP http://www.kikusuitei.co.jp/
○混雑度 お風呂で会った人数 2人
○個人的オススメ度 ★★★☆☆
２．場所・電話番号
〇電話番号 053-487-0531
３．泉質
■源泉 不明
■泉質 不明
■温度 不明
■成分総計 不明
４．舘山寺温泉について
舘山寺（かんざんじ）温泉は風光明媚な浜名湖の湖畔にある温泉。静岡といえば熱海や伊豆など多くの温泉地があるイメージですが、伊豆半島を除けば温泉は少なく、舘山寺温泉は貴重な存在。
温泉の歴史は昭和に入ってからと新しく、1953年に観光開発を目的として温泉掘削がなされました。海に近いため、塩分濃度の濃い温泉です。湧出量が少ないため、開湯当初の源泉は現在は使われておらず、何度か源泉を変えています。浜松市や名古屋市に近いこともあり、大型旅館や遊園地が立ち並ぶ賑やかな温泉街となっています。
５．外観・館内・お風呂
ホテル掬水亭は浜名湖の入り江にどっしり構える和風旅館。
宿の前からはロープウェイや浜名湖パルパルの観覧車も望めます。
これぞ舘山寺温泉という景色。
ロビーもちょっと豪華。入浴料も1100円で豪華です。
高い気もしますが舘山寺温泉の日帰り入浴相場はこのくらい。
フェイスタオルはレンタルで含まれます。
お風呂は最上階の6階にあります。
ロビーからエスカレーターに乗り2階廊下を進みます。
ここでエレベーターに乗り換えて最上階へ。
お風呂フロア。
お風呂は露天星のせせらぎ・内湯掬の湯と
露天碧のやわらぎ・内湯湖の湯の2箇所。
どちらも露天風呂と内湯は隣接しています。
この日は星のせせらぎ・掬の湯のほうが男湯でしたが、月ごとに変わるようです。
お風呂入口。
脱衣所。
こちらが内湯。床も天井も木で造られています。
お湯は適温です。
カラン。
内湯からも浜名湖が一望できる素晴らしい景色。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物強温泉。
本来は塩分濃度の非常に濃い茶褐色の食塩泉です。
源泉の成分総計は2万mg超とかなりのものですが、舘山寺温泉は湧出量が少ないため、相当量の加水あり。循環消毒もありのため、強食塩泉でありなが、しょっぱさなどはほとんど感じず、無色透明。
強食塩泉であれば、本来びりびりするくらいしょっぱいはずです。
数値ほどの温泉感はありませんが、舘山寺温泉はどこのホテルも同じ感じ。唯一源泉らしさを楽しめるのは日帰り入浴施設の華咲の湯のみ。どのホテルも少ない源泉に苦慮しているのだと思います。
続いて露天風呂へ。こちらも浜名湖一望の抜群の景色。
露天風呂からは浜名湖パルパルの観覧車とロープウェイも見えます。
露天風呂も適温でした。
余談ですが、舘山寺温泉といえば、かつてここの景色の中にホテル九重という超豪華旅館もありました。
舘山寺温泉最大の規模と集客を誇ったホテル九重ですが、コロナ禍となった2020年から全館休業になり、その後は一度も再開することなく、経営していた遠州鉄道が閉館を発表。巨大な建物も現在は解体されていて寂しい限り。
舘山寺温泉を牽引する盟主であっただけに、今後の温泉街の空洞化が心配です。
６．温泉分析書の説明
温泉分析書の掲示がなかったため、詳しい成分は不明です。
