旅館弁天閣の日帰り入浴ってどんな感じなの?
年間300箇所以上日帰り入浴している温泉ソムリエが、実際に訪れてレポートします。
こんな人におすすめ
・貸切で温泉を楽しみたい
・風情ある露天風呂に入りたい
・眺めの良いお風呂に入りたい
営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
11:00〜15:00
▶日帰り入浴料
内湯700円
露天1000 円
▶お風呂の数
内湯(男1・女1)
露天(貸切2)
▶サウナ
なし
▶住所
▶電話番号
0229-83-2461
旅館弁天閣の外観と館内
かつて車湯と言われた一角にあります。
国道沿いにあるため、アクセスも良いです。
宿は斜面に沿って建てられており、客室棟は斜面の上にあります。
下から見ると4階建てで、それなりに大きな宿に見えます。
鳴子温泉は度々訪れていますが、弁天閣はたしか日帰り入浴不可だったはず。ところが玄関前に日帰り入浴ののぼりを発見。
日帰り入浴解禁になったようです。
玄関前に温泉が流れていて、早くも温泉の香りがします。
東鳴子温泉に近いアブラ臭。これは楽しみ。
さっそく館内へ。日帰り入浴は700円。
弁天閣は貸切露天風呂があり、そちらに入る場合は別途1000円かかります。私はもちろんどっちも入ります。
まずは内湯から。エレベーターで4階へ。
旅館弁天閣の温泉
大浴場入口。
こちらが内湯です。
斜面の上にあるためちょっとだけ見晴らしが良い。
お湯はというと黄褐色系の色。
東鳴子温泉は強烈なアブラ臭と黒湯が特徴ですが、こちらはそこまでの個性はなく、ほのかなアブラ臭という感じ。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉。
旧泉質名では純重曹泉という温泉です。
重曹は皮膚の表面を軟化させる作用があるため、皮膚病や美肌にも効能があります。
塩素消毒はありませんが、加水と循環はあり。
続いて貸切の露天風呂へ。
露天風呂は3階にあります。
露天風呂は満天星(どうだん)の湯と楓の湯の2つ。
それぞれ同じようなサイズ感と景色で、違いはほぼありません。
フロントで鍵をもらいますが、この時は楓の湯を案内されました。
貸切露天風呂は一度外へ出て、別棟にあります。
民家の裏庭のような一角。左側の離れが露天風呂です。
新しくて清潔感のある脱衣所。
扉を開けるといきなり露天風呂。
おー とってもいい感じ。貸切で入れますし、日帰り入浴するなら断然こっちですね。
名前の通り、楓が美しい露天風呂です。
黒く見えますが、浴槽の色で温泉自体は内湯と同じです。
温度もちょうどよく、しばしまったり。
するといきなり、目の前を電車が通過。どういうこと??
咄嗟のことで、写真は撮れませんでしたが、露天風呂のすぐ裏手に陸羽西線の線路がありました。
生け垣と庭木でいい感じに隠されているので、電車からは見えないと思います。
以上、旅館弁天閣の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
鳴子温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです
日帰り入浴してみた感想まとめ
旅館弁天閣は鳴子で唯一貸切露天風呂を楽しめる宿。
温泉は東鳴子温泉ほどキツくはなく、鳴子温泉初心者の方でも入れる思います。
値段はあまり変わらないので、日帰り入浴するなら貸切露天風呂がオススメです。
旅館弁天閣の泉質と効能
✓源泉 弁天1号泉・弁天新源泉混合泉
✓温度 85.3度(高温泉)
✓pH値 8.3(弱アルカリ性泉)
✓成分総計 2026mg
✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症