大露天風呂の日記

旅館大好き温泉ソムリエのブログ 日帰り入浴情報と泉質を解説します

蔵王温泉 つるや 青白いお湯のギザギザ風呂に日帰り入浴

つるや

日帰り入浴時間 12:00〜17:00
日帰り入浴料金 700円
露天風呂    あり
お風呂の数   内湯露天(男1・女1

タオル     300円(ロゴあり・貸バスタオル付き)

客室数     41室

 

源泉  つるや源泉

泉質  酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉

温度               55.8度

成分総計  2308mg      pH2.0


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蔵王温泉の起源は1900年ほど前で山形県最古の温泉と言われます。日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征に随行していた吉備多賀由(きびのたかゆ)が偶然発見し、矢の毒がたちまち全快したと伝えれています。多賀由の名前をとって長らく高湯温泉と呼ばれていましたが、1950年に蔵王温泉に改称。蔵王温泉は福島の高湯温泉、山形の白布温泉と並び奥州三高湯と呼ばれます。


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つるやは温泉の中心街にある鉄筋7階建ての大きめの旅館。

建物は蔵王温泉の中では珍しく純和風。

立派なのでなかなか目立ちます。

昔から名前も見た目変えずに営業している老舗旅館。


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駐車場は一階(正確には地下1階という位置づけ)にあります。蔵王温泉の中心街はびっしりと隙間がないほど旅館や建物が密集しているので駐車場があるのはありがたい。


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玄関は二階です。


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入浴料は700円。


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家紋入りの立派なロゴ付きタオルは200円。

バスタオルも付いてくるのでお得です。


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お風呂はエレベーターで4階。

建物は7階建になっていますが、斜面に建っているので上の建物と下の建物を4階の連絡通路で繋いでいるような構造です。


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4階についたら宴会場ストリートをチラミしつつ奥へ進みます。


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ここから先がお風呂ゾーン。


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お風呂の手前はちょっとした休憩スペースになっています。


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脱衣所。暗めですがちゃんと電気もつきます。


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浴室入口はすのこになっています。


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こちらが内湯。ギザギザの特徴的な形をしています。


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写真だとわかりにくいですが、光の加減で神秘的な青っぽい色のお湯です。蔵王温泉は国内屈指の強酸性の温泉でお酢のような酸味があります。

つるや旅館は他の旅館に配湯していない自家源泉を上湯共同浴場の裏に有しています。

この源泉は成分総計や硫黄の含有量、酸性度などは蔵王温泉の中でも平均的なレベルですが、アルミニウムではなくカルシウムが主成分である点に特徴があります。


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硫黄分は全て硫化水素として含んでいますが、よくあるゆで卵臭はあまりなく、浴後も体に硫黄臭が残るなんてこともありません。


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ちなみに露天風呂もちょこんとあります。この時はあまりお湯が溜まっていませんでした。景色はあまりなく、むしろ向かいの住宅から見えそうな勢い。


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カラン。


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【温泉分析書のみかた】

溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンはカルシウム、陰イオンは硫酸塩と塩化物イオンが20%を超えるので、アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉。

特殊成分として、水素イオンを1mg以上含むと酸性泉となりますが、こちらは12mgと多く含みます。

また硫黄分を2mg以上含むと硫黄泉となりますが、こちらは11mg含みます。以上より酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉となります。