大露天風呂の日記

旅館大好き温泉ソムリエのブログ 日帰り入浴情報と泉質を解説します

那須湯本温泉 松川屋那須高原ホテル 温泉街随一の露天風呂に日帰り入浴

松川屋那須高原ホテル

日帰り入浴時間 14:00〜20:00
日帰り入浴料金 1200円
露天風呂    あり
お風呂の数   内湯露天(男1・女1)

タオル     入浴料に含む(ロゴあり)

客室数     25室

 

源泉    鹿の湯 行人の湯混合泉

泉質    単純酸性硫黄泉(硫化水素型) 

温度                53.7度

成分総計  1064mg      pH2.36


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那須湯本温泉奈良時代の630年頃、狩の途中に射損じた鹿を追っていたところ、現在の共同浴場の鹿の湯がある周辺で、鹿が温泉に浸かって傷を癒やしているところを発見したことからと伝えられています。

 

1400年以上の歴史があるとても古い温泉ですが、なぜか木造の鄙びた旅館はなく、県道沿いに小規模の旅館が、鹿の湯周辺の谷沿いに民宿が集まる温泉街となっています。日帰り入浴には寛容で7件の旅館全てで可能な一方、民宿は日帰り入浴不可です。


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松川屋は那須湯本温泉で唯一の大型旅館。と言っても客室数は25室で意外と少なめ。温泉街を見下ろす高台に立っています。

名前の割に外観に和風な感じはなく、どことなくマンションのような建物。


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エントラス。


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ロビー。入浴料は1200円。那須湯本のほとんどの旅館は日帰り入浴ワンコインなので、かなり破格のお値段。

日帰り入浴時間は14時からと遅めですが、20時まで入れます。

日帰り入浴は先着100名までだそうですが、お断りされたことはありません。いちいち数えているんでしょうか。

 

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1200円もするだけあってちゃんとフェイスタオル付き。


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大型旅館だけあって、ロビーも広い。


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ロビーは2階にあるので、お風呂まで階段で降ります。

浴室は1階。


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広いゲームコーナー。


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廊下の先が浴室です。


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浴室入口。右側が男湯、左側が女湯。男女の入れ替えはありません。


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脱衣所。


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内湯はかなり広め。手前側が少し熱め。


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カランもたくさん。


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奥は寝湯になっています。


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泉質は単純酸性硫黄泉。味はレモンのような酸味。

ものすごくすっぱい味を温泉界隈では収斂味と言いますが、

そこまではすっぱくありません。

わずかに苦味があります。ゆでたまごの硫黄臭はそこまで強くはありません。


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縁が白く染まっているのは温泉の石膏分。

料金が高いためか、いつ行っても比較的空いていて、この広い浴室を独占して入浴料できます。


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ここのウリは露天風呂。那須湯本温泉街を見下ろす絶景露天。

那須湯本で展望露天風呂があるのはここだけで、他の旅館はあっても庭の片隅にちょこんとあるくらいです。お湯はたまにぬるめのときもあるのですが、この日は少し熱めくらいの適温。個人的にはぬるゆで景色をずっと眺めている方が好き。


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バルコニーには椅子が置いてありますが、裸で座ったら下界から見えそうな気も。。


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夕暮れ時の那須湯本温泉街。


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大型旅館でありながら、源泉かけ流し。基本的に加水も加温もしていないそうです。


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【温泉分析書のみかた】

溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。

こちらは975mgでかなり惜しい!

単純温泉と言っても何も入っていないわけではありません。

もし1000mgを超えていればカルシウム-硫酸泉(石膏泉)となる温泉です。なので石膏が主成分の単純温泉と言えます。

 

また、特殊成分として水素イオンが1mg以上で酸性泉、

総硫黄(硫化水素イオン、チオ硫酸イオン、遊離硫化水素の合計)が2mg以上で硫黄泉となります。

こちらは水素イオンを4mg、総硫黄を88mg含みますので、合わせて単純酸性硫黄泉となります。

 

硫黄分は全て遊離硫化水素(ガス成分)として含んでいるのも特徴的。