大露天風呂の日記

旅館好きの温泉ソムリエのブログ 各温泉の日帰り入浴情報を全旅館紹介します

新那須温泉 ホテルサンバレー那須 16箇所のお風呂天国に日帰り入浴

ホテルサンバレー那須

日帰り入浴時間 10:00〜20:00
日帰り入浴料金 1500円(平日は1000円)
露天風呂    あり
お風呂の数   内湯露天(男1・女1)

タオル     200円(ロゴあり)

客室数     323室

 

マグネシウム泉】

源泉  昭和の新湯2号

泉質  マグネシウム・ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物・

    炭酸水素塩泉(含食塩重炭酸土類正苦味泉)

温度          35.6度

成分総計 2338mg      pH7.13

 

源泉  平成の湯

泉質  ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉

    炭酸水素塩泉(含土類芒硝正苦味塩化土類食塩重曹泉)

温度          35.9度

成分総計 1532mg      pH7.69

 

【硫黄泉】

源泉  稲川1〜4号・苦土稲川1〜2号・県電気局B-3・八幡崎1号

    混合泉

泉質  単純硫黄泉(硫化水素型)

温度          54.4度

成分総計 847mg      pH6.0

 

源泉  稲川1〜4号・苦戸稲川1〜2号・県電気局B-3・八幡崎稲川1号

    混合泉

泉質  単純硫黄泉(硫化水素型)

温度          42.4度

成分総計 877mg      pH6.81

 

【弱アルカリ温泉】

源泉  新那須温泉

泉質  ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(含芒硝食塩泉)

温度         77.9度

成分総計 2509mg      pH8.12


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新那須温泉那須湯本温泉よりも麓の高原地帯に地帯にあるホテルや旅館の総称で、一口に新那須温泉と言っても泉質は様々。

多くは大丸温泉の源泉を引いていますが、無色透明から湯本温泉に近い白濁した硫黄泉などホテルや旅館毎に特徴がすすあります。

那須の高原地帯にありますので、旅館よりも大型のリゾートホテルが多い地区です。

 


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ホテルサンバレー那須はエピナール那須と並ぶ那須で超有名なホテル。客室数は300を超え、新那須温泉で最大規模を誇ります。

写真の本館以外にも8つのホテル棟を有する巨大ホテルです。


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開業は1981年で比較的新しいホテル。本館のロビーは特に豪華でも巨大でもなく、至って普通のホテルといった感じ。

入浴料は1500円と高めですが、後述するようにお風呂も泉質も素晴らしいため安いくらいのお値段。平日は1000円になります。

日帰り入浴も20時まで(入浴は21時まで)と遅くまで受け付けているのもありがたいところ。

ちなみに那須塩原市観光局等で購入できるおもて那須手形持参で無料です。(超オトク)

新型コロナの関係で日帰り入浴不可の日も多かったので、事前にHPをチェックすると良いです。


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タオルは売店で200円で買えます。ロゴあり。


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フロントは2階。お風呂ゾーンは1階です。

ホテルサンバレーは巨大ホテルらしく何個かのお風呂ゾーンがあります。最大のものがここ本館にある湯遊(ゆうゆう)天国。その他にも湯処ひのきと森の湯がありますが、こちらは宿泊者専用。


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ゲームコーナーの真横がお風呂。このあたりは昭和の観光ホテルといった雰囲気。


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湯遊天国は一の湯と二の湯にわかれています。時間によって男女入れ替え制で、深夜0時に切り替わります。日帰り入浴時間は一の湯が男性、二の湯が女性のよう。


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奥が二の湯。廊下がこれだけ長いのは風呂が巨大だから。

ホテルサンバレーはまさに温泉天国。浴槽の数や広さもさることながら、複数の独自源泉を持ち多種多彩な泉質も楽しめます。


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なんと一の湯との二の湯を合わせて16もの浴槽があります。

どちらも広いですが、ニの湯のほうがちょっとだけ広め。

よくよく見ると一番左側に一の湯にもニの湯にも属さないお風呂ゾーンがあることに気付きます。探し回りましたが、どこから入るのか最後までわかりませんでした。。


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脱衣所も大きいです。ロッカーの上に賞状のように飾られているのは温泉分析書。このホテルは自家源泉を含めて、ここだけで5本もの源泉を持っています。宿泊者専用のお風呂にも独自源泉があるそうでなんとも驚き。


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源泉は大きく分けて3種類あります。一つはマグネシウムを多く含有する源泉で2本、もう一つは硫黄泉の源泉が2本、最後の一つは弱アルカリ性の食塩泉の源泉が1本です。硫黄泉以外はこのホテルの独自源泉と思われます。


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アメニティ類。


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内湯は浴槽が2つ。こちらは木漏れ日の湯。


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森林の写真だけですが、照明の照らし加減が絶妙で、本当に森にいるような感覚になります。カランも充実しており、最高級アメニティとして高級旅館の代名詞である馬湯のボディソープ、シャンプー、リンス完備でした。


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木漏れ日の湯のは新那須温泉の源泉を使用。pH8.1の弱アルカリ性の温泉です。泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(含芒硝食塩泉)

食塩泉はよく温まる温泉で、冷え性や婦人病に効能あり。

芒硝は硫酸ナトリウムのことで血圧を低下させるため、高血圧や動脈硬化の予防に効能あり。飲用では腸の動きを活発にするため、便秘にも効きます。

 

ぬるぬる感はなく塩味もあまりしない優しいお湯。あがり湯にはちょうど良い感じ。ちなみにサンバレー那須はどの浴槽も循環消毒されていますが、塩素臭はせず、お湯の鮮度は悪くないように感じました。


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もう一つの内湯の浴槽は岩風呂。


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こちらは硫黄泉の源泉を使用。近くの那須湯本温泉とは異なり、酸性泉ではありません。この系統の源泉は新那須温泉のラフォーレ那須でも使われていますが、微妙に源泉のブレンドが異なるようです。

硫黄泉は血管拡張作用があり、血流を改善するため、動脈硬化冷え性、神経痛等に効能があります。


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続いて露天風呂エリアへ。露天風呂は全部で3つの浴槽があります。


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最初に現れる岩風呂の露天は硫黄泉。内湯の岩風呂と同じです。


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温度は適温。

屋外ゾーンには炭サウナというおもしろいサウナもありました。


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こちらの円形風呂は弱アルカリ性の食塩泉の源泉。循環だからなのかこちらもあまり塩味はせず。


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お湯は少しだけ熱めでした。


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一番奥にあるのが美肌の湯というお風呂。こちらはマグネシウム泉の源泉使用です。泉質はマグネシウム・ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉とめちゃめちゃ長い。旧泉質名では

含食塩重炭酸土類正苦味泉。


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硫酸マグネシウムを多く含む温泉を、正苦味(せいくみ)泉と呼びますが、マグネシウム泉は国内では非常に珍しく、ほとんどが北海道にしかない貴重すぎる温泉です。まさか栃木の大型ホテルで見つけられるとはびっくり。薄灰色にわずかに濁る湯は、マグネシウムの含有量が100mgを超えており、正真正銘の正苦味泉。


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正苦味泉はその名のとおり独特の苦味があります。なめてみると、とにかく苦いです。。マグネシウムは血圧を下げる働きが顕著であり、高血圧や動脈硬化に効能があります。また痛みを和らげる鎮静作用もあり、切り傷等にも効きます。

 

【温泉分析書のみかた】

マグネシウム泉①)
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成分総計が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンマグネシウム、ナトリウム、カルシウム、陰イオンは硫酸イオン、塩化物イオン、炭酸水素イオンが20%を超えるので、マグネシウム・ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉・炭酸水素塩泉となります。

 

マグネシウム泉は非常に珍しく貴重な温泉であるととともに、マグネシウムの含有量は100mgを超え、これは国内有数の濃度です。

 

マグネシウム泉②)

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成分総計が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンはナトリウム、マグネシウム、陰イオンは炭酸水素イオン、硫酸イオン、塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉となります

 

こちらの源泉は天然の保湿成分と言われるメタケイ酸も152mgと豊富。メタケイ酸は150mgを超えると、とろみを感じ顕著な効果があると言われています。

 

(硫黄泉)

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成分総計が1000mgを超えないため、単純温泉となりますが、

特殊成分として、総硫黄(硫化水素イオン、チオ硫酸イオン、遊離硫化水素の合計)が2mg以上含むと硫黄泉となります。

よって単純硫黄泉です。

硫黄分のうち遊離硫化水素が主体の場合を硫化水素型と呼びます。

こちらは遊離硫化水素が114mgでかなりの濃度。

 

(弱アルカリ性温泉)

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成分総計が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンはナトリウム、陰イオンは塩化物イオンと硫酸イオンが20%を超えるので、ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉となります。

成分総計は2509mgで成分量だけで見ればサンバレーで一番濃い源泉。