ホテルおおるり
1.入浴時間・料金・混雑度
○日帰り入浴時間 13:00〜17:00
○日帰り入浴料金 500円(湯巡り手形使用不可)
○露天風呂 あり
○お風呂の数 紅葉の湯(男1・女1)
檜風呂(男1・女1)
大岩風呂(男1・女1)
○タオル 入浴料金に含まれる(ロゴなし)
○客室数 80室
〇公式HP https://www.ohruri.com/shiobara_ohruri
○混雑度 お風呂であった人数 7人
○個人的オススメ度 ★★★☆☆
2.場所・電話番号
〇住所 栃木県那須塩原市塩原8153
〇電話番号 0287-32-5500
3.泉質
■源泉 不明
■泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉
■温度 不明
■成分総計 不明
4.塩原温泉郷について
塩原温泉郷の開湯は806年と伝えられ、1200年以上の歴史ある温泉です。正確には塩原温泉と言う温泉はなく、塩原十一湯(古町、門前、福渡、塩釜、畑下、大網、新湯、元湯、中塩原、上塩原、塩ノ湯)と呼ばれる温泉の集まりで、150もの源泉があり、泉質も様々。30件を超える旅館があり、まさに温泉天国。かつてはこれに「甘湯、須巻、袖が沢」の3温泉が加わっていましたが、旅館が全てなくなり、現在は消滅しています。
塩原温泉郷は日帰り入浴も比較的に積極的に行っており、旅館共同組合の湯めぐり手形を購入すれば、なんと半額で各旅館の日帰り入浴が可能です。
塩原で日帰り入浴する際のマストアイテムで、塩原もの語り館や各旅館で購入可能です。
古町温泉は塩原温泉郷の中でも中心に位置しており、箒川沿いに旅館が点在しています。安土桃山時代には既に温泉の開発がなされていたと言われ、塩原温泉郷の中心として栄えてきました。旅館数は塩原温泉郷で最大です。
戦前の写真にも現在も残る上会津屋などが写っている他、多くの旅館が立ち並んでいます。戦前は田んぼであった写真上部付近は現在は国道が開通。
国道沿いに新しく作られた旅館も古町温泉として数えられます。
古町温泉や門前温泉の界隈は塩原名物とて焼き(どら焼きクレープ)のお店も集まっていますので、ちょっとボリューミーですが、湯上がりのスイーツに良いかもしれません。写真は今井屋のとて焼き。皮はどら焼きみたいな感じで、まんじゅうが突き刺さってますので、結構お腹いっぱいになります。
5.外観・館内・お風呂
ホテルおおるりの外観。かなり大きな旅館です。塩原温泉郷ではホテルニュー塩原の次に大きいホテルです。
おおるりグループのホテルは、昔は鬼怒川や那須などあちらこちらにありましたが、今は塩原と草津に絞って営業されているようです。
ロビーも広くて大きいです。こういう大きい旅館は、日帰り入浴で入りにくい雰囲気があったりしますが、ここは日帰り入浴も歓迎してくれます。日帰り入浴専用の受付がありました。入浴料はたったの500円でタオル付き。ありがとうございます。
ちなみにこちらは塩原の湯めぐり手形には不参加です。もとの料金がかなり安いので不参加でも納得。
お風呂はフロントから左側の廊下を進みます。
地下1階にお風呂がありますのでエレベーターに乗ります。
湯上がりスペース。ウォーターサーバーあり。
なんと「当館のお風呂はすべて源泉かけ流し」
これだけ大きな旅館で、源泉かけ流しはあまりないので驚きです。
お風呂は4箇所もあります!もみじの湯、檜風呂、大露天風呂と貸切風呂です。貸切風呂は宿泊者専用だと思いますので日帰り入浴は3箇所。500円で3箇所も入れるのはかなりオトクだと思います。
まずは紅葉の湯から。一旦外に出ます。
おおるりの館内に侵入するため、猫もすきをうかがっているようです。
外へ通じる扉は必ず閉めましょう。
こんな感じの通路を進みます。
右側の壁の向こうは男湯の大露天風呂になっています。背の高いは人なら見えちゃいそうな高さ。。
向かって奥の左側が紅葉の湯です。
右側は広い庭園になっていました。
紅葉の湯入り口。
男女別にわかれています。
こちらが脱衣所。
ドライヤーもあります。
紅葉の湯は内湯のみです。木造の淵がいい感じの雰囲気を出しています。お湯はすこしぬるめで、気持ちの良い温度。
シャワー、シャンプー、ボディソープ類完備です。
こちらが湯口。泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉です。
旧泉質名では含重曹食塩泉。食塩と重曹の組み合わせは塩原温泉郷では最もポピュラーな泉質です。
舐めるとわずかにしょっぱい。臭いはありません。
次は大露天風呂です。
来たときはお掃除中で入れませんでしたが、他のお風呂で粘って時間稼ぎ。ようやく入ることができました。
こちらが脱衣所。赤いロッカーが印象的。
ドライヤーはありません。
内湯はなく、いきなり露天風呂です。かなり広い岩風呂です。
お湯はわずかに褐色を呈している感じがします。
ボディソープ等はありませんがシャワーはありました。
こちらも少しぬるめでちょうど良い温度。これだけ広い露天ですが誰にも会いませんでした。
浴槽の縁には白い析出物がびっしりついています。
最後は檜風呂です。
階段の下にあります。
脱衣所はこんな感じ。ドライヤーあり。
こちらのお風呂3箇所の中で一番フツーな感じでしたが、ひっきりなしにお客さんが入ってくる人気ぶり。なので写真はありません。
檜風呂の大きな湯船で、ひのきの匂いは感じられませんでした。
カランの数も多くメイン内湯の位置づけだと思います。
こちらは露天風呂はありません。
こんなきれいで大きな旅館に500円で3箇所もお風呂に入れるのは破格だと思います。温泉成分はそんなに特筆すべきものはありませんが、オススメです。
6.温泉分析書の説明
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンはナトリウム、陰イオンは塩化物イオンと炭酸水素イオンが20%を超えるので、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉となります。
旧泉質名では含重曹食塩泉です。
その他、泉質名にはなりませんが、天然の保湿成分と言われるメタケイ酸が174mgと比較的多め。ここ古町温泉はメタケイ酸の含有量が多い旅館が多いです。
7.塩原温泉郷の日帰り入浴可能な旅館リスト
日帰り入浴時間は変更になる場合がありますので、事前に電話確認をおススメします。
旅館名 | 時間 | 料金 | 紹介記事 |
---|---|---|---|
ホテルニュー塩原 | 11:00~20:00 | 1000円 | |
光雲閣 | 14:00~16:00 | 800円 | |
八汐荘 | 15:00~19:00 | 700円 | |
塩原山荘 | 不可 | ||
民宿本陣 | 不可 | ||
ホテルフォレスタ | 不可 | ||
山口屋旅館 | 不可 | ||
常盤ホテル | 休止中 | ||
上会津屋 | 16:00~20:00 | 700円 | |
会津屋 | 休止中 | ||
満寿家 | 15:00~18:00 | ||
ホテルニューもみぢ | 休止中 | ||
伊藤園ホテル塩原 | 休止中 | ||
東や | 11:00~15:00 | 500円 | |
ホテルおおるり |
13:00~17:00 | 500円 | |
やまなみ荘 | 休止中 | ||
静観荘古山 | 不可 | ||
ますだや | 休止中 | ||
ゆとりろ那須塩原 |
15:00~18:00 平日のみ |
||
おやど小梅や | 不可 | ||
ぬりや | 14:30~17:00 | 500円 | |
清琴楼 | 要確認 | 500円 | |
湯の花荘 | 不可 | ||
恵山荘 |
10:00~15:00 要予約 |
800円 | |
彩つむぎ | 休止中 | ||
塩原湧花庵 | 不可 | ||
丸屋旅館 | 不可 | ||
松楓楼松屋 | 休止中 | ||
かもしか荘 | 14:30~21:00 | 1480円 | |
かんぽの宿塩原 | 10:30~14:30 | 600円 | |
湯守田中屋 | 不可 | ||
柏屋旅館 |
11:00~14:00 平日のみ 要予約 |
900円 | |
明賀屋本館 | 休止中 | ||
赤沢温泉旅館 | 9:00~21:00 | 600円 | |
梅川荘 | 14:30~20:00 | 800円 | |
松の井荘 | 要確認 | 700円 | |
ガストホフ夢木香 |
10:00~15:00 1人不可 |
2000円 貸切 |
|
離れの宿楓音 | 不可 | ||
四季味亭ふじや | 不可 | ||
まじま荘 | 10:00~17:00 | 500円 | |
たちばな家 | 不可 | ||
和楽遊苑 | 休止中 | ||
大出館 | 10:00~14:00 | 600円 | |
ゑびす屋 | 10:10~13:30 | 500円 | |
元泉館 | 8:00~20:00 | 800円 | |
湯荘白樺 | 10:00~16:00 | 500円 | |
渓雲閣 | 12:00~15:00 | 1000円 | |
奥塩原高原ホテル | 12:00~14:30 | 800円 | |
下藤屋 | 休止中 |