大露天風呂の日記

旅館好きの温泉ソムリエのブログ 旅館の日帰り入浴情報を徹底的に紹介します!

塩原温泉郷 古町温泉 ゆとりろ那須塩原 土の匂いがする単純温泉に日帰り入浴

ゆとりろ那須塩原

 

 

 

1.入浴時間・料金・混雑度
 


○日帰り入浴時間 15:00〜19:00
○日帰り入浴料金 800円 
○露天風呂    あり
○お風呂の数   内湯露天(男1・女1)

○客室数     77室

○タオル     200円(バスタオル・フェイスタオルレンタル)

〇公式HP                 https://yutorelo-nasushiobara.com/

○混雑度     お風呂で会った人数 2人

○個人的オススメ度 ★★★☆☆

 

 

2.場所・電話番号
 


〇住所  栃木県那須塩原市塩原1115-2

〇電話番号   0570-005-301

 

 

 

3.泉質
 


■源泉   不明

■泉質   単純温泉

■温度             46.2度  pH 不明

■成分総計  不明

 

4.塩原温泉郷について

 

 


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塩原温泉郷の開湯は806年と伝えられ、1200年以上の歴史ある温泉です。正確には塩原温泉と言う温泉はなく、塩原十一湯(大網、福渡、塩釜、塩の湯、畑下、門前、古町、中塩原、上塩原、新湯、元湯)と呼ばれる温泉の集まりで、150もの源泉があります。

合計で30件以上の旅館が軒を連ねる、栃木県を代表する温泉です。

 

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古町温泉は塩原温泉郷の中でも中心に位置しており、箒川右岸に旅館が点在しています。安土桃山時代には既に温泉の開発がなされていたと言われ、塩原温泉郷の中心として栄えてきました。旅館数は塩原温泉郷で最大です。

戦前の写真にも現在も残る上会津屋などが写っている他、多くの旅館が立ち並んでいます。戦前は田んぼであった写真上部付近は現在は国道が開通。

国道沿いに新しく作られた旅館も古町温泉として数えられます。

 

 

5.外観・館内・お風呂

 


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ゆとりろ那須塩原は古町温泉にある大型旅館。

塩原温泉郷では珍しい和風の立派な建物が印象的な旅館です。

このホテルは長らく紀州鉄道那須塩原ホテルという名前で、塩原ではまあまあ有名なホテルだったのですが、いつの間にやら閉館。源泉遺産那須塩原別邸という名前でリニューアルオープンしましたが、これもあっという間に閉館。経営者が変わり、2021年3月からゆとりろ那須塩原として再スタートしました。

 

紀州鉄道ホテル時代は、日帰り入浴には積極的でしたが、

ゆとりろ那須塩原は日帰り入浴を行っているか微妙で、何度か電話するも、やっていたり、不可と言われたり。

ダメ元で平日の火曜日に電話。コールセンターに繋がり、直接ホテルへ問い合わせるよう電話番号を教えてくれました。電話してみると、

「本日は営業しています」とのことでした。土日より平日のほうが確率が高いと思います。

 

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このホテルの駐車場は地下にあります。玄関の横に入り口がありますので、迷わずこちらへ。


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地下駐車場は駐車スペース豊富。

塩原温泉にいるのに、大きな駅の地下にいるような気分になります。

ロビーへは地下駐車場か直接行けます。


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こちらがフロント。フロント周りは和風な感じに統一されています。

フロントのスタッフさんはインド系?の外国人の方。

ですが、日本人顔負けの流暢な日本語。先程の電話対応もこの人だったのかもですが、対応はカンペキ。


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ロビーはあんまり和風な感じはしません。

ゆとりろ那須塩原は滝見の宿と銘打っていますが、ロビーの窓の奥にちっちゃくライトアップされた滝が見えました。


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ロビーは二層吹き抜けです。


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お風呂は一階。フロントの反対側です。


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ハイセンスな休憩スペースがあったりと、このあたりはさすがのゆとりろグループ。紀州鉄道ホテル時代はありませんでした。


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お風呂前の一休み用の椅子もモダンなつくり。


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お風呂入口。鍵付きのロッカーもあります。

ゆとりろグループのホテルは日帰り入浴のハードルが少し高いため、大江戸温泉とは対象的に、あまり混雑していません。この日も宿泊客数名に会ったくらいで、日帰り入浴客と思われる人は私のみでした。


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広い脱衣所。全ての脱衣ロッカーは鍵付き。

中央には木目が美しい立派な椅子があります。


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こちらが大浴場。紀州鉄道時代と変わらぬ造りです。


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大浴場の端には打たせ湯が2つ。これも昔のままです。

打たせ湯ですが、湯の勢いは弱く、ちょろちょろという感じ。

打たせ湯って勢い強すぎたり、熱すぎたりと刺激的なものも多いですが、ここはマイルド。


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大浴場には寝湯も2つありました。


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泉質は単純温泉ですが、温泉分析書の掲示がなかったため、詳細は不明です。おそらく循環だと思われます。内湯はあまり温泉感はありませんでした。


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露天風呂は大浴場にかかる橋をわたります。


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テラスのような風除室のような、よくわからないスペース。

左側が露天風呂です。


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こちらが露天風呂。ホテルの裏手は山林で、ちょうど私が露天風呂へ入った頃にライトアップされ、いい感じの雰囲気になりました。

露天風呂は内湯と異なり、土臭い独特の匂いがしました。

この匂いは古町温泉ではたまに出くわします。


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ちなみに紀州鉄道ホテル時代の露天風呂はこんな感じ。

よく見ると屋根もなく、シンプルな露天風呂ですが、形は変わっていません。


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お風呂上がりのドリンクコーナ。ゆとりろグループのホテルは湯上がりドリンクの充実度がピカイチ。

ホテルごとにラインナップは微妙に違いますが、


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なんとフリーワインやリキュールの用意も。


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気になったのはこの「那須くるくるミルク」

手前のマンゴージャムやいちごジャムに牛乳を注いで頂くというもの。面白そうだったので一杯作ってみましたが、めっちゃ美味しかった。

 

温泉よりも湯上がりドリンクのうまさが際立つホテル。

日帰り入浴はちょっとハードル高めですが、泉質よりもキレイなホテルや設備が好きな方にオススメです。

 

まだまだあります 塩原温泉郷

 

【塩原温泉郷を入りつくせ!】日帰り入浴完全ガイド(温泉ソムリエのオススメ25選) - 大露天風呂の日記

 

6.温泉分析書の説明

 

温泉分析書の掲示がなかったため、不明です。