あさか荘
1.入浴時間・料金・混雑度
○日帰り入浴時間 8:00〜20:00
◯日帰り入浴料金 500円
◯露天風呂 なし
◯お風呂の数 1箇所
◯タオル 200円(ロゴなし)
◯公式HP なし
○混雑度 ほとんど誰にも会わない
○個人的オススメ度 ★★★☆☆
2.場所・電話番号
〇電話番号 不明
3.泉質
■源泉 鹿の湯 行人の湯混合泉
■泉質 おそらく単純酸性硫黄泉(硫化水素型)
■温度 不明
■成分総計 不明(分析表なし)
4.那須湯本温泉の歴史
那須湯本温泉は茶臼岳の麓に湧く名湯。
今から約1400年前の奈良時代に発見された古い温泉です。
長い歴史の中で源頼朝や日蓮、松尾芭蕉など数々の著名人もこの温泉につかったと言われています。
江戸時代には湯治で栄えましたが、度重なる大火や山崩れなどにより、川沿いから現在の高台の位置に移転しました。
谷沿いにびっしりと旅館が並ぶ戦前の那須湯本温泉の様子。写真右奥にある大きな旅館は現在の松川屋那須高原ホテル。写真左側に雲海閣と思われる建物(斜面沿いの木造階段)部分も確認できます。
風情ある木造旅館が並ぶ温泉街でしたが、第二次世界大戦中に、米軍による空襲を受けて焼失。昔からの木造旅館は、温泉街から少し離れていて焼失を免れた雲海閣を残すのみとなりました。
現在は小規模な旅館が通り沿いに軒を連ね、共同浴場の鹿の湯を中心に温泉街を形成しています。
この鹿の湯は那須湯本の代名詞と言える存在で、風情ある湯小屋に温度の異なる多数の湯船があることで有名ですが、週末ともなると大混雑します。
大混雑のわざわざ鹿の湯に入らなくても、実は那須湯本温泉は7件の旅館全てで日帰り入浴が可能です。なかなか全旅館で日帰り入浴可能という温泉街はありません。
5.外観・館内・お風呂
あさか荘は2020年オープンの新しい旅館。素泊まり専門の宿です。もともとは千歳屋という名前の旅館でしたが廃業。那須湯本で民宿を営む方が買い取り、あさか荘として再スタートしています。
建物は二階建てでこぢんまりしています。
リニューアルして間もないため、外装もきれいです。
日帰り入浴も積極的で、入り口にはご丁寧に本日の湯温が掲示されています。手書きの看板ですが何とも味がある文字です。
今日の湯温は41度だそう。
お湯の温度を玄関に掲示しているのは、あまり見たことがないですが、わかりやすくていいシステム
館内もきれいです。
こちらが受付。この辺は昔ながら?といった感じ。
入浴料は500円です。
受付に箱根などでよく見かける黒たまごが売っています。ちなみに那須湯本で黒たまごを売ってるところは他にありせん。今度来た際は絶対食べます。
六個で500円です。バラで売っていただけるとお風呂あがりに軽く一個いただけるのでありがたいですが。
お風呂はロビー直進のところにある階段をおります。矢印多めの張り紙がされているので、迷うことはないと思います。
階段を降りるとすぐに浴室。
脱衣所はシンプルです。
こちらが浴室。露天風呂はなく内湯のみです。
白ベースの浴室に青白いお湯がいいコントラストになっていて、美しいです。
陽の光がよく差し込み、思ったよりも明るい浴室です。
湯気も充満していなくて、換気もバッチリのようです。
泉質は単純酸性硫黄泉。
お湯は玄関にあったとおり、41度くらいで適温です。他の旅館より若干硫黄の臭いが強い感じのお湯でした。
湯もみ用の板もありましたが適温だったので使いませんでした。
湯もみ用の板もありましたが適温だったので使いませんでした。
シャワー、シャンプー、ボディソープ類もちゃんとあります。
温泉分析書がなかったので詳しい泉質はわかりませんでしたが、鹿の湯と同じ源泉を使っているそうですので、鹿の湯と行人の湯の混合泉だと思います。
7.那須湯本温泉の日帰り入浴可能な旅館リスト
那須湯本温泉は全旅館で余すことなく日帰り入浴可能。
時間も18時頃までと割と遅くまで受け付けてくれるところが多いです。
旅館名 | 時間 | 料金 | 紹介記事 |
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松川屋那須高原ホテル | 14:00~20:00 | 1200円 |
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雲海閣 | 9:00~20:00 | 400円 |
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旅館山快 | 10:30~14:00 | 600円 |
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旅館清水屋 | 10:30~19:00 | 800円 |
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喜久屋旅館 | 10:30~19:00 | 500円 |
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中藤屋旅館 | 11:00~15:00 | 600円 |
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あさか荘 | 8:00~20:00 | 500円 |
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小鹿の湯 | 9:00~20:00 | 500円 |
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