旅館山快
日帰り入浴時間 土日祝日10:30〜14:00 平日 10:30~20:00
日帰り入浴料金 600円
露天風呂 なし
お風呂の数 1箇所
タオル 100円(フェイスタオル・バスタオル貸出)
客室数 11室
源泉 鹿の湯 行人の湯混合泉
泉質 単純酸性硫黄泉(硫化水素型)
温度 57.2度
成分総計 899mg pH2.59
那須湯本温泉は1400年前に開湯とても歴史のある温泉。
共同浴場の鹿の湯を中心に温泉街を形成しています。
共同浴場は実は鹿の湯以外にも滝の湯、河原の湯の2カ所あるのですが、滝の湯と河原の湯は那須湯本温泉の民宿に宿泊しないと入浴できないシステムになっています。残念。。
ですが!
那須湯本温泉は7件の旅館全てで日帰り入浴が可能です。鹿の湯はいつも混んでいますが旅館ならほぼ誰にも会わずに同じお湯にゆっくり入れますよ。
那須街道沿いは週末ともなると大渋滞しますが、那須湯本温泉は比較的静かな湯治場の雰囲気をまだ残しています。
今回は那須湯本温泉街の入口にある旅館山快さんです。
外観はこんな感じ。
宿はこのへんの旅館では少し大きめです。
旅館山快さんへ行くには大通りから急なカーブを曲がり坂道を登ります。これがなかなか急なカーブ
ロビーに入り入浴料600円を払ってお風呂へ。
お風呂はロビーからすぐです。
ちなみにタオルは100円でバスタオルとフェイスタオルの2枚をレンタルできます。100円でバスタオル付はかなりお得だと思います!
お風呂は違った趣の千慈の湯と若鹿の湯の2つあります。
22時で入れ替わるので宿泊しないとどっちも入れません。
日帰り入浴時間帯は千慈の湯が男性、若鹿の湯が女性となります。メインは千慈の湯だと思います。
寝湯、打湯、かぶり湯とあります。この段階でどんなお風呂なのか期待大。
脱衣所に入ると何やらカラフルなものが。
脱衣カゴですがこれだけ派手な色なら人のやつと間違えたりはしなさそう。
さてお風呂ですが入るとすごい湯気でよく見えません。。
見えるだけで4箇所湯船らしきものがあります。(写真手前にも一箇所隠れています)
この狭い空間によくこれだけの湯船を作ったもんです。
ひとつひとつ工夫されてて面白いです。
まずはかぶり湯
これは浴槽ではなくひしゃくでお湯をすくって体にかける入浴法です。那須湯本で一番有名な共同浴場の鹿の湯にもあり、那須湯本の伝統的な入浴法だと思います。
50回~100回かけるとありましたが、まあまあ熱いのとなかなか大変なのでやりませんでした笑
次は打湯
うちゆってなんなのかよくわかりませんでしたが、浴槽の真ん中に丸い石が置いてあり、そこに座って体にお湯をかけるんだそうです。
指圧と同じ効果があるんだとか。
次は寝湯です。
これはそのまま。寝湯にしては少し熱めですがいいお湯です。
一番奥は特に名前はついていないノーマルなお風呂でしたが、ここが一番適温で気持ちよかったです。
ちゃんとシャワーとボディソープ、シャンプー完備です。
こちらのお湯も鹿の湯 行人の湯の混合泉です。同じ源泉を使っている他の旅館よりも成分総計は若干少ない感じがしますが、十分濃いお湯でした。入ったあとは明らかに肌がさらさらになります。
誰にも会わずゆっくり入れました。
インパクトのある内湯はとてもオススメです。もつひとつの若鹿の湯も同じように何個か湯船があるみたいなので、ぜひとも宿泊して楽しみたいものです。