大露天風呂の日記

旅館大好き温泉ソムリエのブログ 日帰り入浴情報と泉質を解説します

板室温泉 加登屋旅館 適温過ぎて寝れるお風呂に日帰り入浴

加登屋旅館

日帰り入浴時間 14:00〜17:00(要確認)
日帰り入浴料金 800円
露天風呂    なし
お風呂の数   内湯(男1・女1)
タオル     300円(ロゴなし)

客室数     80室

 

源泉    室井・高根沢共有8号源泉

泉質    アルカリ性単純温泉

温度                43.9度

成分総計  647mg      pH9.63

 

源泉    板室第1号源泉

泉質    アルカリ性単純温泉

温度                37.5度

成分総計  422mg   pH 9.70

 


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板室温泉は意外と古く平安時代の1059年の開湯と伝えられます。

山で狩りをしている最中に発見されたんだそう。

 

会津中街道の宿場町としても栄え、その効能の高さから下野の薬湯と言われました。ちなみに会津中街道は那須連山の裏を通り、氏家と会津若松を結んだ街道です。現代でも道路がない山域に街道があったなんて信じられない。。

 

そんな板室温泉ですが、戊辰戦争で焼き払われ、1978年の大火で木造旅館の多くが焼失してしまったこともあり、かつての湯治場としての雰囲気はあまり残っていません。


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ちょっと寂しい温泉街の様子。

板室温泉那須と塩原の二大温泉地に挟まれ、あまり目立たないのか、多くの旅館が廃業し今では数軒を残すのみとなりました。


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加登屋旅館は板室温泉を代表する老舗旅館で本館と別館があります。

本館の建物は大正8年築の非常に趣のある建物で、なんと国の登録有形文化財です!

 

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館内には誇らしげに有形文化財指定の記事が。


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しかし、残念ながらこの本館は今では使用されておらず、少し離れたところにある別館のほうのみの営業となります。

 

こんな素晴らしい建物を持っているんだから、ちょっと綺麗にしてレトロ旅館として積極的に本館を使えばもっと人気なると思うのですが。残念です。。


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別館の建物は本館とはうってかわり、鉄筋コンクリート造。。これはこれで昭和な趣があって私は好きです。


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館内へ入るとジャズみたいな洋楽が流れていました。


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タオルと入浴料込みで1100円を払い、お風呂を案内してもらいます。

前もって電話連絡していたためか、お湯入れたてですよ〜と嬉しいお言葉。


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外からはわかりませんでしたが、真ん中が吹き抜けになっている造りなっています。

 


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何故吹き抜けなのかと思ったら、真ん中に大きな杉の木が。きっと歴史ある大事な木なんだと思います。奥に見える「ゆ」って書いてあるのがお風呂。

 


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温泉は階段を上がり、ぐるっと回って二階にあります。


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男湯かと思ったら中で男女にわかれています。女性の方もこの青いのれんを堂々とくぐってください。


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向かって右側が男湯です。


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男湯入り口。


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脱衣所はシンプル。


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ドライヤーはありません。


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風呂は内湯のみで露天風呂はありません。

 


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さすが老舗旅館だけあり4本も源泉を持っているようで、お風呂はそのうち43度と38度の源泉を混ぜているそうです。もちろん加水も加温もなしで源泉そのまま。

 


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本物の温泉とは期待値が爆上がりです。


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左側がぬるめの温泉、右側はあがり湯用の普通の温度の温泉です。

左側の温泉ですが、これが体温とほぼ同じくらいの絶妙な温度で最高の気持ちよさ。薄暗さもあり、思わず寝てしまいました笑 温泉は無味無臭のアルカリ性単純温泉で、なんの癖もなく誰でも楽しめる温泉だと思います。


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蛇口には温泉成分がこびりついており、成分総計は多くないものの、ちゃんと温泉であることが分かります。

 


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温泉は板室第1号源泉と室井・高根沢共有8号源泉の2つを混ぜているようです。


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ほかの二本の源泉ももしかしたら入っているのかもしれません。

真冬の訪問でしたが、ぬるい温泉にもかかわらず湯冷めはなくしっかり温まります。下野の薬湯ホンモノでした。

 


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ちなみに板室温泉はお湯詣りというのがあるそうで、板室温泉の三つの神社の御札を湯口にお供えしてお願いするのだそうです。

 

木の俣地蔵は子宝、籠岩神社は乳癌、板室温泉神社は関節痛と神経痛にご利益があるそうです。

特に板室温泉神社は杖いらずにまで完治した方が、杖を奉納していくんだそうです。

 


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建物も一見の価値があり、お湯も最高です。板室温泉で日帰り入浴できる旅館はここのみですのでとてもオススメです。