大露天風呂の日記

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白米鉱泉「つるのゆ」日帰り入浴ブログ|猫もいる昔ながらの小さな鉱泉宿

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日帰り入浴の料金と営業時間

 

入浴時間 9:00~16:00
入浴料 600円
タオル

なし

お風呂の数

内湯(男1・女1)

サウナ なし
貸切風呂 なし
混雑度 空いている
住所

福島県いわき市勿来町白米林中3

電話番号 0246-64-7562

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白米鉱泉「つるのゆ」とは?外観と館内


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白米鉱泉いわき市南部の勿来エリアにある鉱泉

 

最初に言っておきますが、「はくまいこうせん」ではありません。

「しろよね」鉱泉が正解。

このあたりの地名だそうです。

 

建物はちょっと大きな民家。

窓際でおばあちゃん方が談笑しているのが見えました。

のどかな雰囲気ですね。


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玄関にいたにゃんこ。ちょっと目つきが怖い。


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玄関。「すみませーん」と呼んでみると、奥から先ほどのおばあちゃん。

日帰り入浴をお願いすると、「あっ すみません お客さん切らしてて。。」

浴室へ向かい、なにやら確認しているようでした。

日帰り入浴は600円。

 

この規模の鉱泉にしてはちょっと高いですね。


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でも半日いても1200円。

1日いても1850円です。客室がつくのかどうかは不明ですが、これなら安いのでは?


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館内はほぼ民家。


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このガラス戸の先がお風呂。


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裸電気がいい感じ。なんか秘湯のような雰囲気ですね。

 

昔ながらのレトロな浴室


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脱衣所。カゴがカラフル。


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床はなんと人工芝でした。

お風呂ではあまり見かけない。


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ではお風呂へ。

左側は開けて欲しくないようで、ガムテープが。


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お風呂はこんな感じ。

右のピンクの浴室は女湯では?

おや?男湯と女湯がつながっている。扉もありません。

どうやらここは混浴スタイル。


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時間によって入浴客タイムが決まっているようですが、

このときは誰もいなかったようで、何も言われませんでした。


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こちらが浴室。黒のタイルというあまり見ない色合い。

お湯が勢いよく溜められていましたが、三分の二くらいでした。

たぶん、先ほど急いで出してくれたのだと思います。

腰を掛けれるように湯船は二段になっております。


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温泉分析書がないので泉質は不明。

お湯はちょい熱め。


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明治43年鉱泉試験成績表によれば、塩類泉となっていました。

源泉は17度。成文総計は1548mg

明治時代から変わっていなければ、ナトリウム-塩化物冷鉱泉ですね。

 

ただ、しょっぱさなどはありませんでした。


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窓からの景色はこんな感じ。

いわきなので気持ち南国風。

 


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さっぱりして帰ろうとすると、なんと私の車の下に先ほどのにゃんこ。

潜り込んで全然動こうとしない。どうしよう。帰れないですね。

 

宿のおばあちゃんがニャンコの名前を何度か呼び、なんとか出ていってくれました。

こんなことは珍しいのだそうです。

 


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まとめ:かなりマニアックな鉱泉です

 

温泉 ★☆☆☆☆
設備

★☆☆☆☆

景色 ★★☆☆☆
コスパ ★★★☆☆
日帰り入浴のしやすさ ★★★★★

 

白米鉱泉はのどかな山村にある小さな鉱泉

マニアックな温泉なので訪れる人も少なく静か。

温泉的には弱いですが、ゆっくりと楽しめます。